つづきです。
よく入るカード (6枚)
この時点で昨日の記事で紹介した優先カード11枚と合わせ、17枚になります。EMのエクストラデッキの取捨選択は難しいですね。
ラヴァルバル・チェイン&ナチュル・ビースト
レベル4×2体とEMペンデュラムマジシャンが揃うだけで、チェインでグローアップ・バルブを落としナチュル・ビーストを特殊召喚できます。
魔法に頼るデッキが相手なら、上手くいけば一体で完封できる強力なカードですね。(彼岸相手に出すと全然効かずにあっさり倒されてしまいますが・・)
ただ、後攻時に素引きすると足を引っ張るグローアップ・バルブを入れないといけない、チェインとナチュビで2枠もエクストラの枠を取る、相当強い手札でないとナチュビを出そうとする場合フレシアなどの他の制圧モンスターが立たないなど弱点もあります。
チェインの使い方
チェインはバルブを落とす以外にも、ゼピュロスを落としてモンキーボードを回収したり、欲しいモンスターをデッキトップに乗せてリザードローやギタートルで引くことができます。
ゼピュロスを入れていれば彼岸に死のデッキ破壊ウイルスを使われたときにデッキから落とせることと、ギターチェインでモンスターをサーチできることは覚えておくと役立つでしょう。
タイタニック・ギャラクシー
EMではイグニスターやダイナスターを素材にしてランク8を出すことができます。イグニスターやダイナスターをバラバラにしたままターンを渡すと、ちょっと前に流行っていたブラック・ホールや闇の護封剣のような除去魔法やP召喚で場を崩されてしまうことがあるので、それを防ぐ意味でこのカードはかなり強いです。それに、相手のデッキを回転させる札を止めることもできるので、積極的に出す意味もかなり大きいでしょう。
手札にEMカードが多めのとき出せるナチュル・ビーストと、手札に竜剣士のカードが多めのとき出せるタイタニックでEMはいろいろな手札から魔法カードを封じる場を作ることができますね。
ヴェルズ・ナイトメア
旧制限でもぼちぼち見かけたカードですが、新制限になってエクストラの優先順位が入れ替わり一気に流行りましたね。
深淵に潜む者と違って彼岸相手に立てたとき、ダンテで突破されずに相手の動きを妨害できるのが良いです。チェーン2マスクチェンジセカンドで越えられてしまいますが、それでも他より優秀な壁エクシーズとなるでしょう。
ミラーマッチでは、シルバー・クロウで攻撃力300UPしたドクロバット・ジョーカーに殴られてしまうので、相手の構築によっては全然動きを止めてくれないこともありますが、1ターンに何度でも効果を使えるのでフレシアより防御力が高く、強力なカードです。
とはいえ、素材縛りがあるので使用頻度は他の制圧ランク4より少し落ちるでしょう。
ヴェルズ・ビュート
フリーチェーンなので、ファーファレルやフレシアに効果を起動する前に除去されずに場を崩せるのが良いですね。
欲しくなる場面は他で代わりが利かないことが多いですが、頻度的には微妙かも。
わりとよく見るカード(6枚)
マスター・キー・ビートル
虚無空間や生贄封じの仮面などの永続カードとのコンボはもちろん、ミラーマッチで神系罠を守るのも強いです。ミラーでは神系罠を上手く処理する手段がサイクロン系カードとダイヤウルフ、イグニスターしかなく、そのうちのだいたいはキービートルで防げるので、P召喚を狙って神系罠を当てることができます。
タイタニックにも似たような強さがありますね。
ナイアルラ&アザトート
自分の手札を捨てられるので、バルブを採用している人だとそういう意味で採用していることが多いですね。
ダメージジャグラーやヒグルミが禁止になったのでミラーマッチではかなり使用機会が減りましたが、彼岸を相手にするときや、ヴェーラーや増殖するGを無視して1KILLするとき使うこともあるかもしれません。
僕自身はあまり評価してないです。
ベアトリーチェ
ゼピュロスが入っていれば、ラスター+モンキーボードの手札から
1.モンキーボードでドクロバットをサーチし、モンキーボードをラスターで増やす。
2.ドクロバットをスケールに貼り、モンキーボード2体をP召喚。
3.モンキーボード×2でベアトリーチェを出し、ゼピュロスを落としスケールのドクロバットを回収。
というコンボができるのは皆さんご存じ(?)のとおり。
さらに新制限ではエキセントリック・デーモンがよく採用されているので、エキセンをスケールに貼ってペンデュラムし、普通にモンキーボード2体を出してエクシーズすることもごく稀にあります。
EMネームのスケール8カード、EMオッドアイズ・ユニコーンが登場したらその機会はさらに増えるはずなので、もしかしたら採用率がこれから上がるカードなのかもしれませんね。
僕は、彼岸相手に強そうなカードとしてエクシーズユニバースを試しているとき、わざわざユニバースのためにランク6に枠を割くのがもったいなく感じて、ユニバース以外でも使用機会のあるこのカードを採用していたこともありました。
フェルグラント
タイタニックと同じでイグニスター、ダイナスターを素材に出します。
負け筋がモンスター効果しかないときそれを摘み取れたり、ナチュビ+フェルグラで固めたりできます。バラバラにしておいた方が強い場面が非常に多いので、出せるとき=使うときではないカードですね。
ジャイアントハンド
フレシアを入れない場合、時空や狡猾を素引きしてフレシアを出しても意味がない場合立てるランク4はこれですね。
ブレイクソード
リザードローやエキセントリックデーモン、マジェスペクターラクーンが素材ですね。エキセンは一回場で効果を使ってP召喚でもう一回出したときしか使わなそうなので主にリザードローでしょうか。
僕はプレイスタイルのせいかマジェスペクターラクーンを入れてる構築を試してるときでさえ全然使う気がしなかったんですが、リザードロー3構築の知り合いが今日これ3回くらい使ったよ!と言ってるのを聞いたことがあるので何かが変わると使うようになるのかもしれないなと思います。
まとめ
以上24枚。イグニスター3枚目とダイナスター2枚目、深淵2枚目を入れると27枚が一応僕がエクストラの採用候補と考えているカードですね。
と今の考えをまとめてみました。
エクストラデッキに必要になるカードはメインのカードによっても変わるので、新しいメインカードを試そうとするとさらに欲しくなるかもしれませんね。
ということでした。ではまた。