最近読んだ本 8冊目 わかる!使える!射出成形入門

わかる!使える!射出成形入門

発行:2018/8/30

 

感想

射出成形について基本的なことが学べます。
しかし、読みづらい箇所が多い印象でした。
他にこの界隈の本を読んだことが無いので、他と比較して良いのか悪いのかわかりませんが・・・。下記が気になります。
・図、表の配置が悪く文内で参照している図、表を探すのに手間取る箇所がある

・説明なしで専門用語が出てくる

・誤字がある

・その他いろいろ

読みづらい本と言えば、最近、材料力学の教科書も読んでいます。その教科書も図、表がページを跨いでガンガン出てきてイライラしました。それよりはこちらの射出成形入門の方が遥かにマシなので、実はこれでも理系の専門書のわりには読みやすい方なのかもしれません。
自分で専門書を書いてみると難しさがわかるのかもしれません。何も書いていない立場であんまり悪く言うのも良くないのでこのあたりにしておきます。


しかし、一つ教訓を得ました。
読みづらい本に苦戦していると、読書が楽しくなくなり読書習慣自体が無くなってしまいます。だから、読みづらい本一冊を読もうとするのではなく、読みやすい本と読みづらいけど内容を習得したい本の2つを並行して読み進め、読書のハードルを下げながら読むのが良いんじゃないかと思いました。

あと、この射出成形入門を読んだことで、改めて、前に読んだ図解雑学プラスチックの偉大さに気づきました。図解雑学プラスチックはめちゃめちゃ読みやすくて、今思い返すと読むのが心地良い本でした。
出版社の編集者の実力なのでしょうか?

okami-no.hatenablog.com

 

 

気になった内容

・コーナーにRを付けると流れが安定する

・肉厚が急に変わると収縮差が発生する

・ガラス転移温度
 非晶性プラスチックはガラス転移温度で強度が急激に落ちる。
 結晶性プラスチックはそんなに落ちない。

・抜き勾配の概念(1/100~1/50程度の勾配をつけ金型から離型しやすくする)

・リブの反対側にはひけ(凹)が発生しやすい

・成形品は収縮するので金型のキャビティ寸法より小さくなる

・残留ひずみは成形収縮率の差で発生

・着色の方法

 ドライカラーリング、マスターバッチ、カラーペレットがある。左側が簡易的な方法。

・ウェルドラインの発生の仕方
 2点のゲートから樹脂が流入し交わる箇所に発生。
 穴などの流動障害がある箇所に発生。

・ウェルドラインが発生する箇所にはガスベントを設ける。