意見 後輩の教育

後輩ができたので仕事の教育について考えた。

基本方針

方針1 同じことを二度教えるつもりで教える

言い方が優しいか厳しいかに関係無く「前にも話した気がする」系の言葉は新人を委縮させる。
その手の問題を調べると、同じことを聞くと相手の時間を奪ってしまうという主張がよく出てくるが、理解度が低いままわかったふりをする状態になってしまってはそもそも教育の目的が達成できていない。
教えることは手段で目的は何かを理解させることであると意識するべき。
しかし、同じ質問をされると教える側が不快になることがあるのは間違いない。教えられる立場では、聞くときにメモを取ったり相槌を打ったり話を聞いているアピールをしたり、聞き返したり、申し訳なさそうに話したり相手の気を悪くしない配慮をするだとか、その場で理解できるレベルのことはその場で聞き返してコツコツ理解するだとかを意識するべきだと思う。
教える側の立場としては、一度目に教えるときに「これで全て理解してもらおう」とは考えず、一度目の説明は全体の雰囲気の理解や一部分の理解をしてもらう程度を目標にして、二度三度と繰り返し教えて全体を理解してもらうつもりで教えるべきだと思う。
一度で全て理解したら相手が優秀でラッキーくらいの気構えで臨むのだ。
誰でも自分が意図して起きたことに腹は立たないので、そうすれば心が広い狭いとか器量があるとかは関係なく負の感情を排除して教育ができると思う。

方針2 自分に依存させない

自身が入社1年目のとき、一人の先輩にずっと付いて回っていて先輩を部分的にでも越えられるビジョンが見えなかった。入社2年目の部署は先輩と違う業務に取り組んだため、苦労はしたが部分的には先輩より自分の方が詳しいと思える領域ができた。
後者の方があるべき姿に近かったと思う。
一人から教わると経験の少ない劣化コピーになりがちで満足度も低くなる。先輩がまだ取り組んでいない業務に取り組ませて早い段階から劣化コピーを脱せるようにした方が自立心を養えるのではないか?
そのため、後輩に自力で先輩の知らない答えを導けそうな力量があるなら早めに答えを知らない問題を任せてしまう。
足りなそうなら
・自分が簡単に教えられることでも、あえて自力で調べさせる
・自分が答えられることでもあえて答えず他の人に聞きに行かせて、人見知りせず必要な情報を調達する力をつけさせる
こんなことを意識して自力で答えに辿り着く力をつけさせるようにしようと思っている。

 

方針3 現在より上位の作業を伝える

指示されなくても次にやるべきことに気づけたり、先輩の伝え損ねている情報の存在や誤りに気付けたりするためには、現在の作業の上位の作業を知っていることが一番重要だと思う。
ただし、情報を相手に活かしてもらうためにどうアプローチしたら良いかは方針が定まっていない。
先を読んで動いてもらわないと自分の仕事は楽にならないが、相手が自ら先を読んでくれるには、人から良く思われたい気持ちとか、誠実さとか、上昇志向とか、借りを返したい感情とか、負担をかける罪悪感とかを相手が持っていなければならない。
指示として、これだけの情報が入ったら最低限ここまで先を読んでくださいと基準を明確にしないといけないのかもしれない。
 

方針4 教えている自分の自己評価を低くする

人に何かを教えようとすると優位な立場にいるせいで自身の価値を実態以上に錯覚し調子に乗る危険がある。
自身過剰は行動力をUPさせ良い効果も生むかもしれないが、浮ついた人間は足元を掬われやすいし、人からも好かれづらい(気がする)。
ある程度防御にも気を配るべきと考える。
こんな偉そうなことを書いているが今日も自分は普通に未熟で普通に上司に怒られている。
リトル・ウィンガード的な姿勢で戦う。