足りないインプット情報に気づく力

「インプットとアウトプットを意識する」というフレーズがある。
自分の経験的にもかなり使いやすい考え方だと思う。
例えば人に仕事を頼むとき
・どんなアウトプットが欲しいかイメージ
・どういうインプットがあれば相手がそこに辿り着けるか考える
というステップで依頼するのが誤解がなく早く済むやり方だと思う。
逆に人から頼まれた仕事をしていて迷子になったときも、そもそもインプットは何でアウトプットは何だろうと振り返ることである程度自力で軌道修正できる。

足りないインプット情報の存在に気づく

そして、「インプットとアウトプットを意識する」習慣がついたら、次は「足りないインプット情報の存在に気づく」力をつけることが重要なのではないかと最近思っている。

勝ったら運、負けたら実力

からしようとする話の前に前提として、「勝ったら運、負けたら実力」という概念を理解する必要がある。
これはゲームで勝ったとき負けたときの心構えを示している。
明らかに運のせいだと思ってしまうような負け方をした時、「ああしていれば勝てる可能性もあった」「そもそも構築段階であのカードを入れていたのが失敗だった」と振り返りをすると、実はどうにかなる試合だったことに気づき次回以降同じシチュエーションで勝てるようになるかもしれない。
勝った時にも、「今回はあれを引けたから勝てたけど、1ターン遅れていたら負けてた。でもその前の段階でああしていれば遅れても勝てていた」と運に助けられた部分を認識すると修正点が見つかるかもしれない。
こうやって意識すると適当に練習するより効率良く上達しやすい。

本題

仕事にこの理論を当てはめたようとしたとき、失敗して人が責任を押し付けようとする先はどこだろうか?
・依頼主の指示が曖昧
・自分の知り得ない情報があった
・予期せぬトラブルが発生した

これらの事例で悪者にされているのが「足りないインプット情報」である。
そして次のように考える。
・依頼主の指示が曖昧
→自分に経験があれば足りない情報の存在に気づけたのではないか?依頼主に情報の不足を知らせたり、自分で足りない情報を調べて補完することができたのでは?
・自分の知り得ない情報があった
→本当にそうか?アンテナが低かったのでは?経験が不足していたのでは?
・予期せぬトラブルが発生した
→本当に予期できないものだったのか?

メタ

ただし、何事も極端は良くない。
全く失敗しないように何もかも疑っていたらスピード感が無くなる。
ある程度の失敗は許容し、相手を信頼して不足情報が無い前提で動くことも必要だと思う。