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失敗を過程と捉えること

最近読んでいる論文の作成術的な本に、たくさん論文を書くには時間ができたら書くという考え方を辞め、論文を書く時間をスケジュールに組み込むこと。習慣化することと書かれていてそりゃそうだよなと納得しました。

なので毎日何かしら書いていきたいと思います。(毎日書き進めるだけで毎日更新するわけではありません。)

昨日の記事と今日も組織を強くする方法をテーマにします。

ただし、体系化された内容ではなく断片的な内容を書こうと思います。最終的にまとめられたらと思っています。

 

今日は思考法について書きます。

失敗を過程と捉えることです。

 

5つ扉があってどこかの扉の中にあるだろう宝箱を探しているという状況を想像してください。

上司が1番右の扉を開けろと指示しています。

あなたは1番右の扉を開けました。

扉の中に宝箱はありませんでした。

 

ここで方策が失敗した。そのせいで時間を無駄にした。上司の指示は間違っていた。やる気が無くなった。と感じる人は多いんじゃないかと思います。

その感じ方はいくらか損をしています。

 

①失敗を過程と捉える

まず、この場面ではこう考えて欲しいです。

・1番右の扉が不正解であるという情報を獲得した

学校のテストと仕事はここが違うケースが非常に多いです。選択肢から選ぶ形式の問題で間違った回答を選んで答え合わせをすると、テストでは減点ですが仕事では正解に1つ近づきます。

間違った扉を開けると電流で黒焦げになるみたいなリスクがあるなら話は変わってきます。しかし、ちょっと静電気で痺れるくらいのリスクなら覚悟して扉を開けるべきです。

正解の扉はどれだ?と1時間考える悩む派と、痺れながら全部の扉をノータイムで開けて回る行動派なら行動派が勝ちます。そもそも5つの扉に正解が1つも無いかもしれません。悩む派がどれだどれだと考えている間に、行動派は5つの扉に正解は無いという情報を入手しさっさと次のステージにいけるかもしれません。

 

②本当に時間を無駄にした?

その間違った扉に目当ての宝箱以外に何もなかったのでしょうか?寄り道して得た知識が後々役立つことはよくあります。不正解の扉に何も無いのか探すべきです。

 

③自分は上司の間違いに気付けなかった

①、②でわかると思いますが、間違いの扉を開けることには意味があります。

上司は最短ルートを選ばせてくれなかっただけです。

自分が正解の扉を特定できていなかったのなら、単にリスクが小さいから悩んでるあなたを正解に近づけるため手当たり次第に開けさせたのか?可能性を考えてください。

自分が正解の扉に気付いて主張していたのに、違う扉を開けさせられたなら、自分に上司を納得させる力がなかったということに着目すべきと思います。その方が自分のモチベーションを守れます。失敗を他責にした途端、モチベーション維持は一気に難しくなります。(それは別でもっと深堀りできそうです)

 

ということで選択肢が見えたらまず考えるべきはそれを選んで失敗したときのリスクとかかる時間だと思います。

リスクが小さく時間もかからないなら、考えるよりまず行動しましょう。

リスクが無視できなかったり、総当たりだと時間が足りないなら仕方ないので、それらを無視できるところまで絞り込めるくらいまでは頭を使いましょう。頭を使ってそれでも失敗したときは、選択肢が1つ減ったことに注目してさっさと次のことを考えましょう。

と自分は思います。