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判断と判断材料と決断

今日は判断と決断のコツについて書きます。

誰でも判断に迷うときがあります。逆に他の人が迷っているときに楽々判断できるときもあります。

判断に迷っている状態がどんな状態か考えましょう。大抵判断材料が足りない状態なのではないかと思います。

 

例えば友人から、来週東京に行こうと思うんだけど、電車で3時間半と4000円をかけて行くか新幹線で1時間半と12000円をかけて行くかどっちが良いかな~?と相談されたとします。

自分が友人のことをよく知らず、行く目的もわからなければ、自分に聞かれても・・・となると思います。

これが判断材料が足りない状態です。

どうでもいい友人との会話なら「知らぬ」で終わらせる人が多いんじゃないでしょうか。仲良くする意志のある友人になら「何で東京行くの?」くらいは聞くかもしれません。

そう聞くと行く目的は仕事だと返ってきました。

この情報があれば、会社的には電車と新幹線でかかる移動時間の差分の2時間+友人の疲労による仕事への影響+その時間仕事が進まないことによる納期の圧迫と移動費の差額が天秤に乗っているんだなと考えることができます。流石に仕事でその距離なら新幹線でしょ!とコメントすることができます。

十分な判断材料があれば何も悩むことはありません。

 

これが仕事になってちょっと複雑な状況になると、友人に目的を聞く前の材料が足りてないような状態で何時間何日何週間と悩む人が続出します。自分もそうでしたし、わりと今も悩みます。

判断に迷う状態は大抵十分な材料が足りていない状態なので、判断をするにはどんな材料が必要なんだろう?と考え材料を得るためのアクションをすべきです。

ここでいう判断材料には自分が判断するための判断基準や判断をして何を得たいか?という目的そもそもの目的も含まれたりもします。

判断力がある人とは、他の人が判断できない少ない判断材料でも判断ができる人だと思います。それができるのは過去の経験から自分の中に判断基準という判断材料を持っていたり、判断材料の解釈の仕方に慣れていたりするからです。

判断力が無い人も繰り返し判断することで経験という判断材料を得て判断力が増していきます。判断できない時にはまず判断材料を集めるべきということを提唱したいです。

 

また、判断とは別に決断が求められる場面もあります。

決断とはここでは判断材料が足りない状態で結論を出す行為とします。

できれば避けたいと考えるのは自然ですし、それは当然持つべき危機意識だと思います。

しかし、物事にはしばしば難しいタイムリミットが設定されています。材料が無いからと何も決めないよりは勇気を持って決断してしまった方がマシなタイミングも多いです。そういうときには決断したときに発生するリスクを確認しましょう。

リスクが自分に背負いきれないなら上司に相談が必須です。決断に伴う失敗したときのリスクが微弱な電流でちょっと痺れるとか、謝罪が必要になる程度の小さいリスクなら気軽に決断してしまっても良いです。

 

しばしば、判断には判断材料の収集が必要という概念を知らないために、自分にはこんなこと決められないと判断から逃げ出してしまったり、これでいってしまえと安易に決断に逃げてしまう光景を見かけます。自分には決められないと逃げるケースの方がよく見かける印象です。

決断は怖いものですが判断は作業だと思うようにすれば怖くありません。作業だと思えないならまだ判断材料が足りていません。

この判断には判断材料の収集が必要という話は、今後の話でも少し引用されるでしょう。

もうちょっと例え話はしっくりくるものに直したいですね。