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遊戯王1103環境のゲートボールの記事を書いています

ガジェットと他デッキの打点関係3 暗黒界、カラクリ、その他

前の記事のつづきです

ガジェットで各デッキを相手するときに意識すべき数字をチェックします。

 

暗黒界

下級の攻撃力

画像作ってから思い出したけどゼピュロス1600もいる。

ブラウとレイヴンを考えるとグリーンとレッドの間にけっこう差がある。

ブラウでガジェットを殴ってくるのは微妙な展開なのでブラウに殴られないようにグリーンを立てておこうはあんまり考えなくて良い。

それよりもレイヴンを倒すにはレッドかグリーンじゃないといけないってのを意識しておく。

例えば初手にイエローとレッドが手札にあるときレッドから入ってしまうと、相手に手札にガジェが被ってることを悟らせないようにするにはイエローを抱えた状態でガジェットを回していくことになる。

そして手札にイエローしかないタイミングでレイヴンを出されると殴り返せなくて困る。

なので、イエロー+他の色のガジェットを持っていたらイエローから入るようにした方が良さそうな気がする。

レイヴンが何も手札を捨てずに殴ってくるパターンはレイヴンが本来の仕事できてないので、レイヴンに殴られるからイエロー立てたくないとかは普段はあんまり考えなくて良さそう。

ギアフレームとガジェットを持ってたらハンデスされないようにギアフレームから出す方が良いことが多そう。

 

モンスターの守備力

ベージ1300がかなり重要。月の書を打ってもグリーンを持ってないと倒せない。門があるとギアフレームまで必要。抜け殻ブレイカーやスキドレ下のラッシュライノでも倒せなくてなかなか優秀な守備力。
横を殴るときレッドとイエローに差は無い。

ギアフレームならシルバまで倒せるけど逆にグリーンでもシルバは倒せない。

渋々打つことが多いアナザーネオスへの月の書と違って、ベージへの月の書は積極的に打つので、持ってるときは手札バレしてでもグリーンを手札にキープした方が良い時もあるかもしれない。

総括

・レイヴンを倒せるように多ガジェしてるなら手札にイエローしかない状況を避けたい。

・月の書を引いたときはベージと門レイヴンの守備1300を倒せる手札にすることを意識する。下級の中でベージだけやけに守備力が高い。

・イエローだけど倒せるけどレッドだと倒せない裏守備モンスターはいない。

 

 

ラク

殴ってくる打点

やっぱり九壱九の1700と兵の1400が重要。

あと守備力500以下(具体的にはギアフレームとローチ、TGストライカー)は弐四八に倒される。

相手の場に伏せモンスターがいるときは九壱九か兵反転から弐四八か兵追加でこちらのモンスターを寝かされて九壱九で殴られてさらにそこから展開までされてしまうパターンもある。

(ライオウなど攻撃力1700以上守備力1700以下のモンスターを使う場合は不意に来られるので要注意)

ガジェットに入ってるカードの場合はメロウガイスト、ショックルーラー、フォートレス、ブリューナクがそれにあたる。

メロウガイスト、ショックルーラー、フォートレスは兵の効果を使わせずに倒せたり、弐四八で選択されるとハンデスできたりするから九壱九+弐四八でカモられることはあんまり無いと思うけど。

あと弐四八以外に無零で寝かされて、無零から出た九壱九でカモられるパターンもある。

これが大きいので、カラクリ相手に先出しでランク4を出すとき兵を倒せるようにいつでもメロウガイストを出しておけばOKというわけではない。むしろホープを出さないと九壱九で横のガジェットをカモられるリスクが生まれて逆にライフを取るスピードが遅くなることも多い。

殴ったときのステータス

九壱九と小町以外は攻撃すると守備表示になるので、こちらから殴るときは守備力を見る。

兵をガジェットで殴っても相手の出したいモンスターが出てくるだけなので、裏守備モンスターをガジェットで殴るか迷った時は兵を消費させるだけor裏のカラクリが表になるだけってことを意識する。

裏のカラクリが表になるってのは意外と影響が大きい。守衛は裏側守備表示ならランク4で殴って処理できるけど、表側守備表示になると効果で戦闘破壊耐性が付くので2600以上の打点で殴らないと処理できなくって、ガジェットだと倒せなくなって上から殴ってライフを削るしかなくなるので下手に殴ったときに一番大きい裏目

九壱九セット読み

ギアフレームも守衛を殴ると表にしちゃうけど、九壱九を倒せるのでギアフレームは殴る価値がある。

ラクリは先攻で九壱九+蔵+トラスタみたいな手札のとき九壱九をセットしたくなる。ギアフレームで殴られるとめちゃめちゃキツいけど、殴られなければ次のターン8シンクロを出して逆に好き放題できる。その場合ギアフレームで殴るかどうかが勝ち負けに直結する。

逆にギアフレームで兵を殴るとガジェットなら倒されない弐四八で寝かされる。相手が商人を持っていた場合、次のターン奈落や幽閉に怯えることなくローリスクで横になったギアフレームを殴りメイン2でナチュビを出される。

ラクリ視点、商人+兵を持ってたら商人から入りたくなるけど、相手デッキがわかってるならブレイカーやギアフレームを考えると兵から入った方が有利な盤面を作ってテンポをとりやすいのかもしれない。商人に加えて兵が2体手札にいたらむしろ兵が安定と考えるかもしれない。

あと商人がいなくても、九壱九+兵や兵+兵でもこの展開はやられる可能性あり。

ということでギアフレームを兵で殴ってしまうと、まだ攻めなくても良いかなと思っている相手にギアフレームが出てくるなら弐四八で処理してからメイン2で展開or九壱九でカモりに行こうかなと思わせる誘導作用がある。

後月の書とかで展開を止めたりガジェットをカモって九壱九+兵の場になってるとき、棒立ちの九壱九を殴れたり、商人を苦も無く突破できるのはギアフレームのみ。

と考えるとギアフレームは大事に使ってあげた方が正解になることも多そう。ただし毎回それをやっているとカラクリが事故気味なときの九壱九セットに何の裏目も無くなるってのはいただけない。

この手札ならこうするってよりは、兵だったらガジェを出すのが正解、九壱九だったらギアフレームで殴るのが大正解、守衛をギアフレームで殴ったら失敗だけど致命傷ではないくらいの捉え方で考えて、相手の熟練度と詐欺師度合いを見て、相手がモンスターセットでターンを終わることを選択するまでに使った間とか空気感を読み取って手札の都合より直感を優先するところなのかもしれない。

ガジェット2体を並べる時の注意点

グリーン+他の色が並んでると兵相打ちから九壱九であっさり壊滅する。

レッド+イエローとグリーン+何かだと危険度がまるで違うので注意する。

ラクリはメインでもサイバードラゴンを入れていることがあるからガジェットだけでエクシーズせずに放置はあんまりやりたくないけど、ライフを詰める速度を維持するためにやった方が良い時もあると思う。そんなときグリーンが棒立ちになるかどうかも判断基準の一つになる。

 

その他デッキ

うろ覚えなモンスターの打点を調べる。

デブリ

ジャンドが伏せてきがちなモンスターは、ロンファ、ライコウ、スポーア、バルブ、クリッター、カーガン、キラートマトあたり。

ロンファ以外の伏せモンスターはガジェットで倒せる。スポーアはストライカーで倒せない。

ライコウだけは自分が何も伏せていない状態でガジェットで殴ると得。

キラートマトも反転召喚してガジェットを殴って来られる可能性がある。

ライコウ以外はガジェットで殴っても損はしないけど、1ターン待ってメロウガイストで殴ると得をするし相手の行動を縛れる。

特にクリッター、ダンディライオンとカーガンは墓地にいるとやっかいだったり、クリッターのサーチで動かれてしまったりでガジェットで殴るのを我慢してメロウガイストで倒さないと、返しの相手の動きで損をする度合いが非常に大きい。ダンディライオンを殴ってデブリドラゴンを追加されるとトリシューラを出されたり、クリッターを殴って相手の伏せにリミリバがあるとロンファリミリバの動きをされたりもする。

バルブとスポーアはメロウガイストまで待たずにガジェットで殴ってしまってもそんなに悪い展開にはならない。

殴らずに放置してすぐにまずいことが起きうるのはダンディライオンとローンファイア。ローンファイアを追加されるととんでもない展開をされる。

デブリ側はライコウを引いていてもセットして来ないパターンがあるので、特に情報が無ければガジェットで殴らずメロウガイストを出すのが良い方向にはたらく確率は高そうではある。

これも同じ手札でも雰囲気で動きが変わる部分な気がする。

 

代行天使

バードマンが殴ってくるパターンはそんなに気にしなくて良いと思う。

ワーウルフの1200がイエローと相打ちできるラインなので重要。イエローよりグリーン、レッドが場に留まる時間が長くなるようにプレイしたい。

グリーンとレッドがいたらレッド召喚から入って次のターンガジェットが残ったらイエローをエクシーズ素材に使ってしまえるようにするとか。

あとゴーズが出てきたとき1300トークンならグリーンで倒せるから相手が場を空けて返してきたときダイレクトアタックはグリーン以外でできると嬉しい。それも込みでレッドから入るのが良さそう。

守備モンスターは基本イエローガジェットでも倒せる。

 

インフェルニティ

あとダークグレファーが1700/1600

デスドラゴンはランク4で倒せる守備力なのでレベル8が出る前にどうしても月の書を使っておかなきゃというわけでもない。

これもレッドとイエローの間に意味のある差がある。グリーンレッドを場に留めるようにするけど基本関係ない。

 

剣闘獣

この対面もグリーンとレッドはだいたい一緒。

レティアリィでイエローと相打ちしてくれるなら別に問題ないのでイエローを立てとくとまずいってことはない。

奈落ケアで一旦守備力1200の剣闘獣を伏せてくるパターンがありえる。

ホプロムス以外は全員レッドとグリーンで倒せる。

剣闘獣側は相手の場が空で次のターンイエローが出てくる順番なら剣闘獣セットにやる価値がある。ガジェット側はそれを読んでガジェ被りしてたレッド召喚アタックにやる価値がある。(がリスキー)

 

ドラグニティとその他

ドラグニティもグリーンとレッドは一緒。

レッドの方が横にしてもレギオンとアキュリスに殴られない分強いかもしれない。

スクラップ・ビーストはメロウガイストで殴りたくなるモンスターだけど幻獣の角や聖槍を合わされると返り討ちにされる。ホープなら返り討ちにならないので返しのキマイラをケアするか、伏せがある時に角や聖槍で大惨事をケアするかで変わる。

地味に守備力がグリーンじゃないと倒せないライン。

カエルのジェネコンはレッドで殴らないと倒せない。

 

 

一旦終了です。