もくじ 2021/4/18更新

自己紹介

2016年までカードゲームブログを書いてました。
最近は読んだ本の感想を書いています。

遊戯王の経験
2013年頃(神判征竜時代)に半年間ネット対戦で1位と2位を独占。
~2016頃までのCS(大型非公認大会)入賞複数。

 

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「値引きして売れるなら捨てるよりマシ」は本当か?

「値引きして売れるなら捨てるよりマシ」は本当か?

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発行:2010/6/10
著者:古谷文太
1965年生まれ。株式会社百家堂社長(著者が立ち上げた、コンバージョンEVなど車関連の事業を行なっている会社のようです。会社のHPは今見たら無くなってました・・・。)米国公認会計士。技術経営学修士早稲田大学

コンバージョンEVについて全く知らなかったのでネットで調べてみると、ガソリン車のエンジンとガソリンタンクをモーターと電池に置き換えてEV化した車を指すらしいです。
見た目のかっこいいヴィンテージカーをEV化すれば、動力以外はそのままに修理用の部品が入手困難だとか最新の車より燃費が悪いだとかの問題を解決できるのでなかなかおもしろそうだと思いました。

感想

タイトルを見てコンビニが売れ残った食品を値下げせず廃棄しているように、安易に安売りしない方が値下げを待たれなかったりブランド価値が下がらなくて良いみたいな話なのかな?と思って読んでみたらそういう話ではありませんでした()
※コンビニの廃棄についても触れられています。

※ちなみにコンビニで売れ残りを廃棄する理由もよく知らないので調べてみたところ、フランチャイズ元とコンビニオーナーで利益を分割するときに廃棄を原価に含めない仕組みになっていて値下げより廃棄してもらった方がフランチャイズ元が設かるようになっているらしいです。そっちも思っていたような理由だけの単純な話では無いようです。

news.yahoo.co.jp

読んで驚いたのですがこの本は小説形式になっていて、アパレルメーカーの経営企画室に所属する主人公が先輩から教わったこんな表↓を使ってお金に関する難しい判断を単純化して解決していく物語を通して、損得を考えて経営判断する手法を学べます。

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過去に払った費用は考慮しないとか固定費と変動費に分けて考えるとか基本にかなりページ数を使っているので、他にこの手の本を読んだことがあると簡単すぎる印象になってしまうかもしれませんが、伝える内容を絞ってカジュアルに読んでもだいたいわかるように構成されていて、読むべき人には良い本だと思いました。
ここらへんの概念はあまり意識できていなかったので意識してみようと思います。
・投資の寿命
耐用限界や技術の陳腐化で投資し直さなければならない時期を考慮
・割引計算
期間の長い投資を考えるときは金利の関係で現在の100万円>未来の100万円であることを考慮
・感度分析

「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント

「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント

発行:2019/12/20
著書:菅原洋平
1978年生まれ。作業療法士。ユークロニア株式会社設立(著者がコンサルタントとして活動するための会社?)
べスリクリニック(千代田のクリニック。薬に頼らないメンタルクリニック。)で外来を担当。

感想

脳の負担を減らすことに重点を置いて、上手く休息して活動的に過ごす方法を紹介してくれる本です。
僕は元々かなり乱れた生活をしていたのですが、せっかく読んだし数週間は意識して生活に取り入れてみるか〜という気分になっています。

ピックアップ

脳を燃費の悪い内臓と捉える
情報を入れすぎたら消化する時間を与える。

習慣
新しい行動の企画には脳でエネルギーを消費するため、節約のため習慣を作る。

メラトニン
窓から1m以内に10分いるとメラトニン(睡眠を安定させる作用がある物質)の分泌がストップする。外なら1分で整う。
行動の抑制
「今はやらない」と思い浮かんだ課題を抑制するだけで脳は疲労する。
対策として
・1つ仕事を終えたら次にやることに少し手をつける。
・「〜しなきゃ」ではなく「〜する」と呟くようにする
・ToDoリストを机に置かない。
・付箋をディスプレイに貼らない。
今まで付箋けっこう貼るタイプだったのですが、作業中関係無いものが目に入るだけで疲労するそうなので気をつけます。
やることリストよりやったことリストを作る
些細な行動の記憶から自分の行動が目指すべき方向に合っているかがわかる。
記憶同士を結び合わせる”行動タグ”の働きを活かすという話の流れで出てきます。
ちなみに行動タグの話はいまいち理解してできませんでした。

2つの作業場所を作る
作業中に別のことを考え始めたら別の席に移動する。
授業中自分の席に座っていられない注意欠陥・多動性障害の子に席を2つ用意したところ、授業中に他の場所にいかずにどちらかの席に座っていられるようになったという事例を紹介しています。これはけっこう納得しています。

集中とひらめき
集中するには余分な刺激がない方がいい。しかし、アイディアがひらめく時は集中している時ではない。

予測できる状況と偶然の出来事が半々くらいの環境が最適な仕事環境。
脳はあらかじめ予測した出来事には反応しないようにしている。(順化と呼ぶ)
予測が外れると普段順化によって抑えられていた反動で大きくエネルギーを使う。(脱順化と呼ぶ)
メタ認知で脱順化するとテンションが上がるものだと認識していれば、テンションが上がった時に思い浮かんだことが必ずしも重要でないと自分を制御できる。

起床時間を揃える
就寝時間を揃えようとすると、累計睡眠時間が減少する。例えば0:00に寝ると決めると、23:45に一通りやることが片付いたとき、あと15分あるからと起きていてしまいがち。起床時間が揃っていれば同じ時間に眠くなるので、自然と就寝時間も揃う。
就寝時間はバラバラで起床時間が揃っている状態が理想。
遅く寝て睡眠不足になった時は、夕方に寝ないようにして翌日の睡眠の質を高めるのに利用する。
寝る時間も起きる時間も揃えるよりはかなりやりやすそうなので試してみようと思います。

寝つきが早すぎるのは慢性的な睡眠不足の兆候と捉える
大脳は目を閉じてから眠るのに10分かかる構造。いつもすぐ眠れるのは睡眠不足が続いているから。

実際に起きた時間に目覚ましをかける
実際に起きた時間に目覚ましをかけ、自己覚醒法(その時間に起きると意識して眠る自己覚醒できる)を試みると少し早く起きれる。これを繰り返して少しずつ目当ての起床時間に近づけていく。
自分が何時におきたいという希望ではなく、実際に脳が睡眠という作業を終えて目覚めの作業ができた時間に合わせると目覚めが早くなる。

これから

とりあえずGWの間は起床時間を統一して夕方寝ない生活を試してみます。
家族が6時に起きるので、GWは6時に起きてみて仕事が始まったら8時起床にしようかなと思います。
この本では「起床から数時間は最も集中できる時間帯なので、メール対応なんて後手の仕事で取らずに早めに働き始めよう」とも言っていてそれとは逆行するのですが・・・。
しかし、会社に9時以降到着するように出社すると僕の場合はいろいろ都合が良いのです。
定時より早い時間に出社すると通勤する道が混んでたり、会社の食堂の時間が決まっていて早く来たら残業しないと夕ご飯を食べれなかったり、周りが遅くまで残業していて早く出社しても早く帰りづらかったり。
他の人より早く出社して仕事を始めると集中しやすいのはめちゃめちゃわかるので悩ましいところですが・・・。
そう考えると、7時か6時に起床して家で集中して何か一仕事して9時出社するのが賢いのかもしれません。これでいってみましょう。

外資系投資銀行のエクセル仕事術

外資系投資銀行のエクセル仕事術

[熊野 整]の外資系投資銀行のエクセル仕事術

発行:2015/2/19

著者:熊野 整
15歳前後上(?)
ボストン大学モルガン・スタンレー証券投資銀行本部(2004~2009)→MBA→エクセルセミナー・研修講師(2013~)→スマートニュース株式会社

感想

読んで良かったですし、もっと早く読みたかったです。
投資銀行流のエクセルの正しいフォーマットはこれです」と、どんなフォーマットが見やすいフォーマットなのか定義してくれる本です。
僕は今まで、何の指針もなくエクセルを触って、「う~んしっくりこないな~」と悩みながら毎回独自の異なるフォーマットで表を作り、全く納得のいかないエクセル表を量産していたので、指針を定めてくれたことにとても感謝しています。
カードゲームで例えると、素人が闇雲にデッキを組み始めるよりは、強いデッキの型を学んで、それをベースにオリジナリティを出していく方が車輪の再発明をせずに済むので、断然時間がかからないしデッキのクオリティも高くなるのと同じです。型を知っていた方が有利なのはカードゲームでもよくあることです。
それと同じで見やすいエクセル表とはどんなものなのか、これを読んで学べば闇雲にエクセル表を作るよりは遥かに効率が上がります。

自分の場合
僕がエクセルでよく計算するのは、部品の干渉関係や簡単な電気的計算、試験データの集計、私生活の家計簿でこの本で紹介している収益計算とは少々毛色が違うのですが、それでもこの本に書いてあるほとんどのルールはそういった計算にも役立つものでした。
・フォントを固定する
・行の高さを18に固定する
・計算とベタ打ちの値で色を変える
・計算をできるだけ簡単にする
・罫線は縦線を引かず、要所にのみ横線を入れる
・文字を全て揃えれば縦罫線不要
・背景を白にする
・強調はセルの色で行う
・項目によって列変えて関係性をわかりやすくする
・左→右の流れを意識し、結果を左に持ってこない
・B2から始める
・計算内にベタ打ちの数字を入れない
・複雑な計算はシートの構成図を作る
・ファイルは1つにまとめて、バックアップをoldフォルダに入れて更新していく
パワポに表を貼り付けるときは画像として貼り付けるとか
・計算よりチェックに時間をかける
・計算は一人で行う
何が正しいんだろうと悩んでいた問題に解答を出してくれています。

ショートカットを覚える

あと、使用用途に合ったショートカットを覚えることをおすすめしていて、僕もそろそろ今まで全く使えていなかったAlt系のショートカットを覚えていこうと思いました。
昔、上司にも「CADをやるときはまずマニュアルを全部見て何ができるか把握してそれから作業しろ!一生できるテクニックだけで作業するから小さくまとまってしまうぞ」というニュアンスのアドバイスを受け、たしかに~と思いつつ仕事に追われ結局アドバイスに反してできるテクニックだけで作業してしまっているのですが、エクセルのショートカットも同じですよね。
一度関係しそうな機能は全把握してマスターしないと、一生ちょっとずつ時間を無駄にしていくことになりますよね。

任せ方の教科書

任せ方の教科書

発行:2013/11/22
著者:出口治明
1948年生まれ(47歳上)
京大法学部→日本生命(ロンドン現地法人社長、国際業務部長)→ライフネット生命創業(2008年)→大学学長(2018年)

感想

ここ数か月の内に読んできた本で一番凄いと思いました。
要約
上司の能力は限度があり、細かく管理できるのは多くて2,3人。それ以上の部下の仕事には目が届かないので報告ベースで判断をすることになるが、そうすると正しい判断ができない。(上司が気に入るような報告をされてしまうため)
しかし、100人分の成果を出すには100人に仕事を任せないといけない。
これを前提として、権限を与えて仕事を任せることを勧めています。
権限があることで、部下は上司の許可を得なくても自分で判断できるようになり、100人で100人分の成果を出すことができるようになります。

今思うと、自分の会社もそういうシステムになっているし、マネジメントを勉強されている方は当然昔から意識していることなのかもしれませんが、僕は権限という概念を今まで意識せずに仕事していたので、読んで仕事や社会に対する認識が変わりました。
自分の仕事に当てはめると、仕事を任されるときに自分にはどこからどこまでの権限があるのか意識すれば、どこまでを自己判断で進めて良いかわかりやすいし、仕事を任せるときも権限をはっきりさせれば、守備範囲が曖昧で何となく自分が仕上げてしまう事態を避けられそうなので、権限を意識すればだいぶ仕事が進めやすくなりそうなイメージが持てます。
著者には他にもいろいろ著書があるようで、Wikipediaを見たら『人生を面白くする 本物の教養』という本がさらに売れているらしいので、今度読んでみようと思いました。
また、本の中で下記の古典も薦められていて、それらも読んでみようと思いました。
方法序説デカルト
アメリカのデモクラシー」アレクシス・トクヴィル
「想像の共同体」ベネディクト・アンダーソン
韓非子」韓非
「二コマコス倫理学アリストテレス

 

 ピックアップ

判断は決定権を持つ人が一人でするべき
協議の際のまわりの意見は参考。決定は一人でする。
重要性によっては同意権を与える。
しかし同意権は強い機能で乱発すると仕事が進まないので限定が必要。
課長の決定に部長は口を出してはいけない
そうしないと課長は安心して仕事できない。
全ての事案で相談していては時間がかかる。
部長に叱られるのを避けるようになる。
”的確な指示”とは双方向コミュニケーション
上司は具体的に指示し、部下は腑に落ちるまで内容を確認する。

報連相は上司から行う
自分からしてくるのはゴマすり部下。どうした?と上司が声をかけることから報連相が始まる。

任せるときは下記をはっきりする
①期限
②優先順位
③目的・背景
④アウトプットのレベル
これは僕も重要だと思います。

責任を負わせる
50点の成果物が出てきたら、自分で手直しして80点にしようとせず、やり直しさせて60点以上にする。そうしないと部下は成長しない。

過去著者は部下の相談には乗らなかった
部下の方が仕事の範囲が狭いから深いと判断した。
ただし、案Aと案Bどちらが良いでしょうか?という相談には乗る、答えを聞きに来た部下は相手にしない。
安易に相談に乗ったり手直しすると育たない。

サボる部下がいたら仕事を与えていない上司の責任
部下を退屈させないために適度に仕事を任せる。
めちゃめちゃ共感しています。
かといって必要のない仕事を生み出して、サボらせないようにしようなんて発想にならないように注意しないといけません。
人がサボっていても気にせず成果が出せているかどうかだけ見るのが良いんじゃないかなと僕は思っています。

プレーイングマネージャーを置いてはいけない
人間の能力は高くないので、80点を取りながら部下に60点を取らせるのは難しい。

仕事を抱えてしまう上司の共通点
①人間の能力と時間の有限性に気づいていない
②部下の60点に納得できない
③判断が遅い

求心力を持つには
①上司を好きにさせる
②圧倒的な能力の違いを見せる
③必死え働いている姿を見せる
一番簡単なのは③。

価値観
ルーチンワークで自分の力を発揮したい」「マネージャーレベルの責任は任されたくない」という人にマネージャーを任せるのは価値観の押し付け。得意を伸ばす。

サボる社員が必要
2・6・2の法則。
下2割を排除しようとする上司は社会のしくみがわかっていない。

リーダーの条件
①強い思い
②共感力(共感してもらう力)
③統率力(大丈夫か?と声をかけたり、丁寧なコミュニケーションを取ること)

外注
自前主義では社会の動きに追随できない。しかしコアコンピタンス(付加価値の高いところ)は外注しない。

 

 

2月~4月に読んだ本まとめ

 2/21~4/24の期間で読んだor流し見した本14冊のまとめです。

 

 

良かった順リスト

読んで良かった本

読んで損はなかった本

たまに思い出すかもしれないくらいの本

ミスマッチだった本

  • 射出成形入門 
    ※自分の仕事への役立ち度的には読んで損はなかった本に分類されますが、文章が読みづらいため買うならもっと良い本を探したいです。(存在するのかは知りません)
  • はじめてでもよくわかる図面の読み方
    ※大学生・文系向けに見やすい本ではありました。
  • 材料試験基礎のきそ
    ※おもしろくて良い本ではあると思います。(自分の知りたい内容と不一致)

 


良かった順リストは、好きなブログ(LWさんのサイゼリヤ)リスペクトの型を使っています。 
アニメ好きにはおすすめのブログです。

saize-lw.hatenablog.com

 

 ピックアップ

 文章力の基本

 

本を読んでありがたいと思うポイントは人によって変わると思いますが、僕はこの本を読んで読点の使い方に指針を得られたのが嬉しかったです。
今までは文章が長くなったときに、てきとうに”、”を打ってこれで良いのかな~と悩んでいたのですが、この本を読んでから意味の切れ目に打つことを意識するようになり、以前よりは自分の読点の打ち方に納得がいくようになりました。
元から小中学生レベルの国語が完璧にできている人だと退屈かもしれませんが、世の中読んだ方が良い人は多いと思います。

 

やむなく営業に配属された人が結果を出すために読む本、営業の悪魔

  

今まで僕が知らなかった視点で営業の考え方を解説していて、とてもおもしろかったです。
・自分が相手だったらという視点は間違いを犯す
(もし売る商品のターゲットが自分じゃない場合、間違った前提で考えることになってしまう)

・買うか決めるのはお客様
(売り気が見えると引かれてしまう。相手に自ら欲しいと言ってもらう。)

こんなフレーズが出てきます。
あと、ブログも読んでもらえました^^!

※でも、紹介してもらったこの記事、今読んでみると読みづらくてとても恥ずかしかったので、今後はもうちょっと恥ずかしくないような書き方をしようと思います…。

 

図解雑学プラスチック

プラスチック製品やプラスチック製の治具を扱う仕事をしているのに、プラスチックが石油から作られていることすら知らないようなレベルだったので、早めに読むことができてとても良かったです。
※最近、小泉進次郎大臣が「プラスチックの原料って石油なんです」と言って、ネット民「みんな知ってるわ」と炎上しましが、残念ながら僕もその直前にこの本を読むまで考えたことすらない人間でした。
内容が難しいわりに読みやすかったので、著者の他の本も興味があるジャンルのものがあれば、読んでみたいなと思いました。


はじめての治具設計


この本も内容がマニアックなわりに読みやすかったので、著者の他の本も読んでみたいと思います。

 

総括

2~3か月読んだ本のまとめを書いてみて、まとめを書くことに下記の価値を見出しました。
①読んだ後振り返りをしたり読みながらメモしたりすると、そうしない場合と比べ内容が身につく。(メモしないとメモする場合と比べ時間が無駄になっている。)
②読んだ量が可視化され積み上がっていくのでモチベーションが上がり読める量が増える。(僕の普段の読書ペースは1ヶ月に1,2冊のペースだったので、14冊読んだのは異常事態です)
③読む量が増えるので、微妙な本を読んでも良くなる。

飽き性な僕ですが、半年後もブログが続いていたら楽しいだろうなと思います。
あと、読んだ内容を理解できているかチェックする時間を作りたいと思いました。雑談力や交渉術、材料評価、営業術は知識として知っておいて引き出しを増やしたいくらいのノリで読んだので定着していなくても良いのですが、「文章力の基本」「図解雑学プラスチック」「はじめての治具設計」などのすぐに必要としていて知識を定着させたい本は、自己テストもしないともったいない気がしています。
ちょっとめんどうですが、楽しみながら定着させられる方法を考えます。

13冊目 雑談の一流、二流、三流

雑談の一流、二流、三流

発行:2020/3/16

著者:桐生 稔 

 

紹介

良い本でした。
全編「三流は~二流は~一流はどうする?」という形式で書かれています。

例えば第一章がこんなかんじです。
”最初のひと言
三流は「今日は暑いですね」からはじまり、

二流は「30℃を超えるそうですよ」からはじまり、

一流は、何からはじめる?”

人間、成功や正解よりも失敗・不正解の方が印象に残って覚えやすいものなので、こうすべきとする例と同時に悪い例も示すことで非常にわかりやすい本になっていると思います。
本屋で立ち読みしておもしろそうな本を探していたときに、そこに惹かれて購入しました。
文章がわかりやすくて、考えにも共感できました。
最近読んだ本「文章力の基本」で体験談が共感を生むという話がありましたが、この本も体験談をたくさん入れていて、具体的な体験談が共感を生むんだな~と改めて感じました。

 

特別共感した内容

  • 人の心を動かすのは「どんなことを伝えるか」より「相手とどんな関係性にあるか」
  • 人は自分のことに一番興味があるので、会話の主題は相手にする
  • 抽象的な質問より具体的な質問をする。相手が頭を悩ませなくて済むので心地よい空間を作れる
  • 話を被せない
    「~した」→「私も~した」より「わ~すごい」
  • あえてマイナスをカミングアウトする。無難キャラ、万能キャラよりエッジの利いたキャラになる

 

あんまり意識していなかったちょいテク

  • あいさつに2ワードプラスする
  • あなたに会えて嬉しいを表情だけで表せるようにする
  • 褒めるポイントが見つからないときは過去と比較する
    例:30点の答案でも以前に20点だったなら成長している
  • 共通点が見つからないときは相違点をおもしろがって聞く
  • 「すごいですね」→「しびれる」「オーラがある」など一段上の言葉を使ってバリエーションを出す。「すごいですね」だけでは薄っぺらい。
  • ネガティブな話題は同調するだけでなく、受け止めてから承認する。
    「腰痛」→「大変、でもそんなに頑張って凄いですね」
  • 例え話を使うことでダラダラ話さず済む
  • 聴衆に話すときは、一人何役もしたり、一人質問したりして文章→映像にする。だらだら話すと飽きられる。
  • 褒めるとき抽象的な褒め方より具体的な褒め方をする
  • 別れのとき続きが気になるフレーズを残して去る


本全体を通して

学生時代は僕も、相手主体で話すなんて自然体じゃない、顔色を伺うなんてダサい、大袈裟な相槌を打つなんてダサいと思っていたんですが、社会人になってから大分変りました。
やっぱりお互いが気持ちよく話せる話し方をして良い関係性を築けた方がWinWinで自分にとっても得なんですよね。
それに好きという感情が相手を想う行動につながることもあれば、相手を想う行動をすることが相手のことを好きになるきっかけになることもあります。
果たして好きでも嫌いでもない相手を思いやって会話することは不自然な行動なのでしょうか?
大袈裟な行動も感情が後からついてくることを考えると、実は不自然ではないのかもしれません。
しかし、僕は捻くれた根暗なので実際に会うときはハードルを下げに下げて下げて下げて下げておいてください()。
あと、自分の話したいことをガンガン話すオタクもそれはそれで僕は好きです。