先日1103環境のデッキランク動画を作成しました。
【遊戯王ゲートボール】ガジェット使いの考えるTier表 強さランキング【1103環境】 - YouTube
しかし、ここで終わりません。
デッキランク表からさらに踏み込み、各デッキの相性表を作って、どういう環境だとどのデッキが勝ちやすいのかも見える化したいと思います。
この記事では動画内でもさらっと紹介したガジェットとカラクリの相性表を動画から抜き出してブログ記事としてまとめます。
デッキランク表(ohkami作)
TGガジェットのデッキ相性
大前提として、TGガジェットの強さを語る動画で登場する相性表だったため、ちょっと甘い評価でつけています。番組の都合です( )。
ガジェットは罠デッキなので、採用罠を変えると各デッキとの相性が激変してしまい、やや有利としているデッキでもどれかに寄せると、どれかにはむしろ不利になってしまうということが起きがちです。
カスタマイズ次第でやや不利、やや有利~有利のデッキなら、どのデッキにも有利にできるし、逆にどのデッキにも負けるデッキにランクダウンさせてしまうことも簡単です。
各デッキ対面
要所の理由を解説していきます。
※vsジャンドとカラクリはYoutubeに頂いたコメントに返信した文章をそのまま流用しているので他よりテンションが高いです( )
・vsジャンド 有利
vsジャンドがガジェット有利なのはガジェット側がサイドにDDクロウ2枚と連鎖除外黒角笛くらいはジャンドに効く罠を用意している想定です!
話の前提としてガジェットのデッキの性質について説明します。
ガジェットは出すだけで後続をサーチできるため罠や除去を打たれても損しづらい性質を持っています。ガジェットより打点が高いモンスターが立っていない状況ならガンガン攻めてアドバンテージの差を広げていくことができます!
ジャンドの下級モンスターは打点が低くシンクロを出す動きに罠やDDクロウをもらってしまうとその流れを断ち切りづらくガジェットとは相性が悪いと考えています。
ただし回った時の爆発力はジャンドの方が圧倒的に上なので、罠をちゃんと入れていないと逆にガジェット側が不利だしDDクロウを入れていないとハリケーンでゴリ押しされて負けがちです...。
あと罠の伏せ方が悪いと上手いジャンドにはライコウやブレイカーで徐々に罠を剥がされて展開を通されてしまうので、お互いのプレイの差も出ます!
自分も今想定してるよりハイレベルばジャンドには普通に負けてしまうかもしれません...。
・vsカラクリ 不利
カラクリに不利な理由はジャンドとは逆に下級の打点で負けているのが大きいです!
カラクリに対してシンクロ用の罠を入れてもジャンドと違って兵やクイック壱七七の処理で手こずってしまうのでテンポが取れません...。
そのためガジェットが不利です。
ただし今はメタが進んでいてもう少し複雑です。
今流行のTGガジェットにはエレワ地砕き幽閉など兵を楽に処理することを意識した除去カードが大量に入っていて、これで何とか兵で戦うプランには勝てるようにしています。
ただしカラクリの序盤の動き方にはシンクロ、兵ビートダウン以外に、壱七七でガジェットの攻撃を防ぎつつ新書をサーチしてドローを進める戦い方もあります。
壱七七新書パターンで動かれると地砕きなどはあまり有効ではありません。
その場合も今度はガジェット側がブレイカーを入れることで対応できたりはするんですが、通せば勝てる勝ちパターンをいくつも持っているカラクリ側の方が対応に回らされるガジェットより有利なんじゃないかと思っています!
・vsアライブHERO やや有利
くりすまさんと昔けっこう対戦したので経験ありの対面です。
アライブHEROは全体除去に弱いデッキなので、ブラック・ホール、激流葬、ミラーフォースが対戦のキーになります。
また、ガジェット側がサイドに強制脱出装置やパペット・プラントを用意しているかどうか、アライブHERO側がブレイカー、スキルドレイン、王宮の弾圧、群雄割拠などを入れているかどうかなどで勝率が大きく変わります。
もちろんプレイングも重要で、HERO側はRライトジャスティスやデュアルスパークなど伏せを剥がす手段を持っているので、ガジェット側はミラーフォースや強制脱出装置などの試合のキーになるような罠カードを序盤で無暗に伏せず、手札で抱えておいてここなら割られずに通せるだろうという要所で伏せる気遣いをしないと安定しないと思います。
・カエル帝 やや有利
血の代償が素通りしてしまうので、カエル帝側はなかなか安定しません。
ただし代償抜きで考えるとけっこう良い勝負になってしまう対面だと思います。
ガジェットは安定して超展開ができるデッキでは無いので、カエル帝の罠が薄いという弱点を突きづらく、カエル帝側が上手く回ってしまうと厳しい展開になります。
・ドラグニティ やや有利
ドラグニティがちゃんと回ると厳しいのですが、安定感の差でガジェットが有利と考えています。
DDクロウがキーカードですが、ドゥクスの打点がガジェットより高いせいで、DDクロウを当てても他の手札が弱いとドゥクスビートで普通に殴り負けてしまいます。サイドチェンジでドラグニティに効きそうなカードをてきとうに入れていると、連鎖除外や黒角笛などを入れすぎてドゥクスビートを止められないデッキになってしまうので、かなり注意する必要があります。
プレイ面ではレギオン+アキュリスを重く受けないように注意する必要があります。
時にはエクシーズをせずガジェットばらばらで戦うことも必要です。
・その他
気が向いたら追記するかもしれません。
カラクリのデッキ相性
この相性表、元々は少し違っていて、最近関わるようになったカラクリ使いのまるおさんに見せて指摘をもらって修正したものになります。
最初はHEROビートとラギアもアライブHEROと同じ不利に分類していたんですが、アライブHEROはHEROビートとラギアよりさらにキツイから分けた方が良いかも…と意見をもらってこうなっています。やや不利に分類していますが、HEROビートとラギアもだいぶ不利な認識です。
スクラップはまるおさん的にはメインデッキのギミックだけぶつけあうと五分らしいですが、安定感と先攻展開の有無の差でカラクリ有利なんじゃないか?と思って今回はやや有利に分類しています。今後変わっていくかもしれません。
この表を見るとカラクリは環境でかなり良いポジションのデッキに見えます。
ただし、そう簡単な話ではないかもしれません。
X上でカラクリでジャンドに勝てない…ガジェットに勝てない…という声をよく見かけます。それも間違いではありません。
※Tier表動画より
ガジェットとジャンドが流行っているから、それに対して有利なカラクリを使ってみよう~!という発想でカラクリを使うと思ったように勝てない可能性はあります。
例
こんな相性表を作っているohkami氏は実際に相性表通りに勝てているんですか?というと…。
その他デッキの相性表(今後更新予定)
別記事で今後更新していく予定です。
ガジェット、カラクリ以外のデッキは自分が相性表を作ってもあまりあてにならないので、自分で叩き台を作って他の対戦経験豊富なプレイヤーにインタビューする形式で仕上げようと思っています。
・Aランクデッキ(ラギア、六武衆、ジャンド)の相性表
・B、Cランクデッキ(HEROビート、アライブHERO、純代行天使、TG代行天使、暗黒界、マシンガジェット)
(公開時期未定)
これから作ります。
・マイナーデッキ(ドラグニティ、ラヴァル、ワーム、サイキック、カエル帝)
(公開時期未定)
これから作ります。