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最近読んだ本 12/11

最近読んだ本

 

上達の法則

上達の法則 効率のよい努力を科学する

図書館でてきとうに借りて読んだ。

読んでから時間が経ったから大分内容は忘れた。

何かに慣れると手順の組み合わせをコードとして捉えることができるので短い時間で物事を認識できるみたいなことが書かれている。

自分が元々感覚的に知ってることが羅列されて理屈を書かれてるようなかんじで、遊戯王をやり込む前の中学生くらいの頃に読んだら勉強になったかもなと思った。

この内容がわからない人に教えるときに役立つかもしれない。

 

上司の心得

実家の本棚から拾って読んだ。

東レの人の本でおもしろかった。

けっこう前に読んでメモも今手元に無いから内容がすぐ思い出せない。

 

不格好経営

DeNA創業者の本。

自叙伝的なかんじでかなりおもしろかったし筆者に好感を持てた。

・創業当初は戦略案をいくつか出して社員と一緒にいろいろな評価軸で〇△×で評価して決めていた。しかしA案を選んで実施すると想定外の壁にぶつかりB案の方が良かったかもと誰かが言いだし不安になり自然とブレーキがかかる。B案を選んでも同じことが起きる。

論理的に意思決定するのは悪いことではないが、プロセスを皆とシェアして決定の迷いを見せるとチームの突破力がなくなるので、プランを実行チーム全員に話すときは、本当は迷いだらけでもこれしかないという信念を前面に出す。

・委託して順調と報告を受けていたシステムが完成予定日に実は全く進んでいないことが発覚した。パニックになって夫にシステム詐欺にあったと相談したら

1.あきらめるなその予算規模なら天才が3人いれば1ヶ月でできる。

2.関係者、特にこれから出資しようとしている人にありのまま事実を伝えること。

3.システム詐欺という言葉をやめろ。社長が最大の責任者で加害者なのに被害者のような言い方をしていたら誰もついてこない。

と言われた。

コンサルタントについて。あの事業部長はわかってないなど相手の立場の大変さを本当は十分知っているパートナーがストレス解消で言ってしまうことがあるが、それを何もわからない若手が効いているうちにパートナーが賢くてクライアントがアホかのように錯覚してしまう。そうして上から目線が身についてしまうことがある。

・人は人によって育てられるのではなく、仕事で育つ。失敗を重ねた中での成功体験でジャンプアップする。なので任せる。

みたいなエピソードが特に印象に残った。

特に案を決めるプロセスに人を巻き込んだ方が納得して仕事を進めてもらうんじゃないか?と思いがちだけど、それをやると突破力が無くなるという視点は、自分がこれから自力で気づくには時間がかかったかもしれない。

 

プロがそっと教える建築費のヒミツ

図書館で読みやすそうな本をてきとうに借りた。家を建てるつもりは全くない。

意外と部品メーカーの仕事と通ずるものがあっておもしろかった。

・正しい見積には設計図と仕様書が不可欠。なので建物の見積もりで設計と施工を分離するのが諸外国でも一般的。

・見積に経費20%と各と高く見える。建て主は経費の仕組みがわからないので、一番理解しにくい経費を削ろうとしてくる。そのため建設会社は経費を隠して見積しようとする。

・受注時は安くても後から決まるドアなどのオプションで回収される。

・見積にはリスクに対応するための費用が含まれるが、リフォームは特にリスクの計上が行われがち。壊してから柱が腐食してたとか水道管が~とか始めてわかる要素が多い。わからない部分は問題ない前提にして問題があれば追加工事にする契約がお互いにとって良いと筆者は考える。

・現場に支払われるお金を実行予算というが、競争入札ではなく特命工事になってうまみがあってもそれは建設会社本体にまわり実行予算が上がるわけではない。

・建設会社に知り合いの畳業者など下請けを紹介しても、建設会社から畳業者に払う費用は建設会社で費用を抜いたものなので、畳業者にとってうま味のある話になるとは限らない。

・見積書作成にも経費がかかっている。

・仮設工事は足場がリースで、作業者の工数もかかるので短い程コストがかからない。しかしコンクリートを打設して型から外すまでの時間が長い程丈夫になるデータがあったり、仮設工事に時間をかけた方が仕上がりは良い。

・現場監督の人数、仮設電話や水道などは小規模な現場でも大きい現場でも比例して上がるわけではないので、スケールメリットがある。

・日本で最も多く工事される賃貸マンションは3,4月に入居者が多いので2~3月に完成するように作られる。そのため、内装工事は1~2月に集中する。躯体子瑞と内装の時期を集中する時期と外すことで安くできる。

公共工事の予算は実勢を反映するまでタイムラグがあるので、バブル期は相対的に安かったり、景気が悪いと相対的に高くなったりする。

・本当に工事費が安くなるのは入札よりも、得意先の発注者が予算はこれと指し値を出した場合と言われる。

アメリカでは建築者がサブコンにあたる業者に直接発注する分離発注式が一般化している。日本ではゼネコンが負担する完成リスク、保証リスク、金融リスクは保険などでカバーする。分離発注式と呼ぶ。

・下請けの指定と発注金額は建築主が指定し、取りまとめを建設会社に依頼するコストオン方式というやり方もある。(実行予算やサブコンのクオリティが指定できる)

・欧米では建売住宅が主流。同じ住宅に一生住むのではなく収入や家族構成の変化に合わせて移り住む。個性が強いと売りづらいので建売が好まれるし、売ることも考えているので綺麗に使ったり日曜大工で玄関をアップグレードしたりする。

・平屋は基礎や屋根などの平面部分のコストが二階建てと同等にかかる。なのでコスパは総二階の家の方が良い。

みたいなことがいろいろ書いてある。

自分が経験したBtoBのやり取りでもこの手の話は覚えがあって、見積には経費の項目が無くても絶対に入っているし、入ってなければ赤字なので継続的にその値段で買えることはありえない。一見めちゃめちゃ安く見える見積も帳尻が合うように、後からオプションではちゃめちゃに回収されたりする。リフォームの見積もりのように経験が無かったり不確定要素があることの見積はリスクを見込んで高くされがち。それで業者が儲かってもあんまり還元してもらえないけど、業者もそのマージンが無いと赤字になる不安があると思ってやっていることが多い。それを下げさせるには闇雲に交渉してもダメで、予算を伝えて業者にその予算ならこのやり方にしようとか予算になったやり方を考えさせるか、リスクを負う判断をさせるかする必要がある。

また、交渉をするには、相見積もりで相場感を知っていたり、自分がそのモノづくりにどんな材料と工程が必要でそこでどれくらいかかるか把握して計算できるかする必要がある。でないと値引き交渉はするだけ時間の無駄だと思う。自分に見えてる見積書と業者の話だけでこれは妥当これは妥当ではないと話をするのはたぶん不毛。

みたいなかんじで納得しながら読めた。

 

 

ハンター×ハンター 37巻

[冨樫義博]のHUNTER×HUNTER モノクロ版 37 (ジャンプコミックスDIGITAL)

おもしろかった。

しかし、かなり前に外で読んだ36巻までの内容をめちゃめちゃ忘れてキャラ同士の会話でベンジャミンとかワブル王子とか出てくるとどんな顔か完全に忘れててついてくのが大変だった。

もうちょっと話が進んだ後に暗黒大陸編を最初から一気読みしたいなと思った。

 

ポリプロピレンハンドブック

紹介されて半年以上前からこつこつ読んでいるが未だに600数十ページある内の70ページくらいしか読めていないし、読んだページの内容も理解しているとはとても言えない。

アタクチックとかアイソタチックとかは知らない人にも伝わるように書かれているのに、ルイス塩基とかキラリティーみたいな自分のような素人には馴染みの無い用語が何の説明も無く出てくる。

紹介した人にどうやって読めば良いか?聞いたら最初から読むんだよと言われた。知らない言葉が出るたびググりながら読むので全く進まない。

この方法で読むとたぶん、書いてあることは全然理解できないんだけど、今後化学系のワードに触れた時、一応知ってるなみたいなかんじで抵抗感が無くなる効果は期待できそうだと思っている。

先に違う本から読んだ方が良いような気もするが、とりあえずさっさと読み終わりたい。

 

あと1,2冊実家の本棚から借りて何か読んだけど忘れた。