動画を作りました。
ゆっくり実況の後なので、いつものノリを忘れてしまってけっこう苦戦しました()。
今回も作りながら考えたことを書いていきます。
動画全体
闇ずんだもん
もうチャンネルの動画も50本以上になりましたが、ずんだもんを始めて2本目に作った動画以来に闇ずんだもんを登場させました。(2本目の動画は今とノリが違いすぎてもう見返せないんですが…)
今闇ずんだもんが喋っているパートは最初四国めたんを出していました。第3のキャラが必要な理由は後述します。
が、自分は四国めたんに自然な喋りをさせるのが苦手みたいでどうもしっくりこなくて悩んでいました。
で、悩みを抱えたまま編集を中断して寝て、翌日仕事をしていたらふと(そういえば昔闇ずんだもんなんてキャラ出してたな…)と思いだして置き換えました。
後から置き換えて映像はいじらずに口調とセリフの内容を変えたので、早送りのタイミングがセリフに対して最適化できてないです。
でも、やらないよりは良かったです。
第3のキャラが必要な理由
やっぱりキャラクター物の動画はキャラクターがいきなり賢くなったり無知になると違和感が出てしまうと思います。
ずんだもん:投稿者より少し初見の視聴者に歩み寄ったレベルで物事を考える
春日部つむぎ:投稿者と同じレベルで物事を考える
という賢さのラインを決めたら、それ以上の内容もそれ以下の内容も喋らせたくありません。
そこで第3のキャラを出す必要があって、今までも四国めたんをよく使っていたんですが、闇ずんだもんもかなり良いキャラです。
事務連絡をする四国めたんと、春日部つむぎが自分で思いついたことのように喋るとどう考えても賢さのラインが崩れる内容を解説する闇ずんだもん。
この方式はいろいろな解説で使えそうです。
攻めたネタ
表現の仕方を間違えると人を不快にするリスクがあるネタはあると思います。どう入れるか迷いました。笑えるはずのシーンで不快さが勝ってしまうと、ネタを入れて達成したかった目的が果たされないので本当に意味が無いです。バランス感覚が大事です。
今回も完璧じゃなかったと思うけど、バランス感覚が難しいからといって全く攻めないとそれはそれで退屈な動画に近づくと思うので気を付けながらやっていきたいです。
他で一番攻めた回はChinさんの1-7優勝です。
馬鹿にしている印象が強くなってしまうと笑えなくなりますが、全く突っ込みにいかないのはダメだという確信は持ってバランスを模索しました。
できるだけ上手くプレイできている部分を見落とさないようにフォーカスを当てることで、動画全体がネタにして終わりの空気感にならないようにするのは意識して作りました。
が、意識してても攻めてることには変わりないですからそれは忘れずに。
これを見かけた時には動画の影響があったら嫌だなー…と心が痛みました(._.
自分の影響でリスペクトや関係値無しで人を煽っていいんだと勘違いしてしまう人を見かけたら、自分が責任を持って注意しようと思っています。
ただ動画に※で事前に注意書きを入れまくるのは嫌だし効果もあんまり無いと思うので、そういうことはせずにとにかく失敗したら責任を取る覚悟を持ってバランス調整するようにしたいです。
最近のコピー動画で習得したテクニック
試合途中でBGM変更(ゆっくり実況より)
前回のゆっくり実況で初めて使った盛り上がるシーンで魔王魂を流して終わったら違うBGMに戻る編集ですが、今回も使いました。
一回使ったことのある曲ならサクっとできるのでこれからも活用していきたいなと思っています。
ピンチの時とか有利の時とか曲のレパートリーを増やしていきたいなとは思います。
文字が順番に表示されていく演出
カーキンの真似でOPを作った時に、完コピを目指して習得した編集方法です。
一回覚えてしまえば簡単なので、使うようになりました。
やっぱり他の人の完コピをしてみるのは技術向上の近道だな~と思います。
動画で大事にしたい要素
最近ちょっと気付いたことがあります。
対戦動画で大事にする要素
・プレイヤーにフォーカスを当てること
自分は高校3年生の頃くらいからガチ志向のプレイヤーになりましたが、ネット対戦で勝って目立ちたい、大会で勝って目立ちたい、珍しいデッキで勝って目立ちたい、そういう自分にスポットライトを当てられたいという気持ちが強くて大会でもそれを求めていました。
だから大会の対戦動画もプレイヤーの名前を押し出していく物に価値を感じています。
〇〇デッキが優勝した!やっぱりあのデッキが強いんだなよりも、あの〇〇さんが優勝した!やっぱりあの人は強いよなと賞賛するような文化が好き…というかそういう場所で勝ちたいなと思います。
ちなみに、動画レイアウトの勉強のために現代遊戯王の大会動画を見ていて気付いたんですが、不正でプレイヤーが炎上する事件が起きすぎたためかプレイヤー名を出さないスタイルになっている大会をけっこう見かけます。なるほどな…と思うと同時に寂しさを感じました。
そういう価値観なので、デッキ紹介パートでプレイヤーの経歴に触れてプレイヤーに興味を持ってもらうとか、強いカード目立つカード定番の展開にリアクションするんじゃなくて、ここは個性が出ているなともうプレイングにリアクションを取るとか、そんな動画が理想だと思っています。
他の対戦動画より優先度を落とす要素
逆に大事にしていないものもあります。
・デッキの奇抜さ
もちろん珍しいデッキの対戦の方が新鮮で興味を引けるので大きな加点要素なんですけど、それよりもプレイが熟達していると思えるプレイヤーがそのデッキを使っていることを重視しています。
何卓か撮るのに迷う卓があったら、デッキの奇抜さよりもプレイの信頼感で撮る卓を選びたいです。
もちろん、奇抜で上手いのが一番良いなとは思います。
・劇的な展開で魅せること
トップで〇〇を引いて大逆転!とか、××が強くて~とかはあえてずんんだもんの反応を抑えめにする編集を意識しています。
リアクションに緩急をつけるとしたら、全力でリアクションするべきは見た目が派手な展開ではなく、おぉ!と思う一工夫です。
ゲートボールの特性にプレイヤー重視スタイルは合っている
特に意識はしていなかったけど、このデッキよりプレイヤー重視のスタイルはゲートボール動画に向いているんじゃないか?と最近思い始めました。
ゲートボールは新しいカードが追加されないのでデッキにフォーカスして動画を作っていると簡単にネタ切れするし、ネタ切れしなくてもネタの斬新さは現代に大きく劣ります。
その代わり、同じ環境がずっと研究されていくのでプレイングは3か月ごと環境が変わるカードゲームより深堀りされていきます。そのため、マニアックな上手プレイが起きる頻度が普通のカードゲームより高いんじゃないかと思います。
まあ見たことも無い戦略とか見たことも無い斬新なプランとかはなかなか無いと思いますが。
ということで、ゲートボールのそういう特性にプレイヤー重視のスタイルが合っています。
「やりたいこととやるべきことが一致する時、世界の声が聞こえる」という昔のアニメのセリフがありますが、今の状態はそれを思い出しますね。
参考:対戦動画をおもしろくする工夫記事
こういう動画作りの工夫的な内容はまたどこかでまとめたいなと思います。
投稿した動画
世界レベルのTGガジェットvs韓流HEROビート(みらーふぉーすさんvsZihoonさん)【1103環境遊戯王】