だらだらと
周りには、魔導征竜環境になってから遊戯王をやらなくなってしまった知り合いがけっこうな数いて少し寂しい思いをしています。
ぼく自身もやっててなんだかなーと思う場面がいくらかあったので、その正体について考えていました。
先週イベントで5回戦くらい戦って気になるポイントがいくつか思い浮かんだので書いてみようかなと思います。
サーチが多い
明らかに多すぎる1ターンのサーチの量。
魔導なら神判グリモでシスティを出す流れで
バテルで1回、グリモで2回、セフェルで3回、エンドフェイズの神判処理で4回、システィのサーチで5回
よくある神判グリモのパターンを1回行うだけで合計5回もデッキからカードを探す手間をかける必要があります。
これが非常にめんどうで、同じパターンを繰り返していると、ときどき作業をさせられているような感覚に陥ることがあります。
サーチしているのを眺めている相手目線でも、難しい手札でどうやって返そうと考えを巡らせられるときならともかく、あれを引けばワンチャンス返せるけど・・・という微妙な手札で、1分2分と相手がブンブンしてるのを見守っているのはなかなか心が折れます。
ADSだとCPUが勝手に魔導書を見つけてきてくれるので、探す時間が省けて軽減されてなかなか気づかないポイントでしたが・・・リアルで回しているとなかなか疲れました。
長考
征竜と対戦していて気になるのが長考によってターンがなかなか来ないテンポの悪さです。
墓地を全部リソースとすることができ、デッキに何枚ドラゴンが残っているかも考慮しなければいけない征竜は、手札の中から最適な選択肢を探していくデッキと比べてデッキ手札墓地の全部を管理しなければいけないので、考えなければいけない要素が多くどうしても時間がかかってしまいがちです。
慣れてる人だと違うのかも。
ぼくは海外版ADSのレートサーバーでよく魔導を使ってプレイしていましたが、征竜じゃなく魔導を使っていた理由は短時間で最適に近いプレイをするのがかなり難しいからです。
そんな経験から征竜は待ち時間長くてテンポ悪いな~と感じます。
これもADSだと気づきづらかった要素で、ADSだと相手が考え込みそうだと何か動画を見たり音楽を聞きながらプレイしていることが多かったので、これもけっこう軽減されていていましたが、けっこう問題です。
と言っても別にこの環境じゃなくても思考時間かかるデッキはあった気がするのでよくわからないです。
早い展開
展開が早すぎて煮え切らないまま納得いかないまま終わる決闘が多いです。
先行でサックサック超再生6ドローでドロールを引き込まれて、グリモでバテルサーチにドロール打たれてそのままゲームセット
闇デッキ
神判グリモで神判ゲーテ伏せるところまで回されて、こちらのモンスターゲーテで飛ばされて終了
などなど先行で回されると、展開するカードを引けなかったり、相手のドロール、ゲーテなどで1ターンスタートを遅らさられるだけで、次のターンが来なかったり
魔導を一番多く使っているので目線が魔導っぽいですが、征竜でもゲーテ伏せられると厳しかったり、何もできず終了する決闘が多すぎる感があります。
好きなデッキを使いづらい
神判入り魔導も征竜も今年2月発売したタキオンで新しく生まれたテーマです。
そして現在その新しいテーマ2つの2強になっています。
ぼくは特に相棒的なカードやデッキがないので、好きなデッキが使えないのは構わないんですが、持ってるデッキを使えないのがつらくて遊戯王をやめることになりそうでした。
ぼくはカードに使える資産が微妙でこの環境最初の方は、今まで使ってきたデッキがだいたい魔導征竜とまともに戦えなくて、4月に途中で飽きた知り合いに魔導をデッキごと売ってもらうまでADSで持ってないデッキを使うことでしか遊戯王楽しめていませんでした。
やはりネット対戦は気軽に好きなタイミングで遊戯王楽しめて良いんですが、やっぱりリアルで回すのとは感覚が違うのでリアルで回せないとなかなかモチベーションは保てない気がしています。
新しいパックに価値を持たせるために、強いテーマを出していかないといけないのはわかりますが、強すぎて他が使えなくなるのは良くないなと実感しているところです。
まとめ
といろいろ書きましたが、それでもこの魔導征竜環境楽しいです。
ADSでマッチとシングルの比率はわかりませんがレートサーバーの記録によるとパッと見て700戦くらいのぼくがおもしろいと言うわけですから1000マッチやっても楽しいかは知りませんが、この環境もなかなか良いところもあると言えるはず・・・。
遊戯王していきましょう