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構築と対戦記録 カラクリ3-3 第19回寒波亭

GWです。

東海ルールの寒波亭で負けたのが悔しすぎて、連戦の個人戦寒波亭にも出てきました!

デッキ

画像

デッキはこんなかんじ。

東海ルールからちょっと変えただけであんまり練ってないです。

大会で惨敗した後、反町さん、まるおさんとたまたまカラクリについて話せるタイミングができたのでいろいろ意見をもらいました。

このM氏とカラクリnoteの反町さんです。(この画像の戦績は半年前の話で、構築でvsカラクリにかなり寄せている今ならもう少しは勝てると思いたいですが…)

※半年前の時期に頻繁に戦っているプレイヤーの中で、ワンランク上なプレイをするなと思ったプレイヤーの代表がまるおさんだったという話で、他にも強いと思っているプレイヤーはもちろんいますし、今戦ったら他のカラクリもレベルが上がっていて全然負け越すかもしれません。(なお結果を見ての通りohkamiカラクリは…)

細かいカラクリ論

奈落メイン1、サイド1について

東海ルール想定で奈落1枚でずっと回していたからメイン2枚であまり試していないというのが大きい理由です。奈落を2枚にしようとすると、僕の構築の場合リビングデッドの呼び声が抜けるんですが、リビデもリビデでかなり強いです。

ただし、代行天使やラギアを相手する時、ブレイカー3積みのデッキを相手する時を考えると必ずメインサイド合計で2枚必要だとは思っています。

「奈落1枚だと先攻小町+壱七七率が落ちるから微妙なんじゃない?サイド後は減らすことあるけど」(反町さん)

たしかにその視点は抜けてました。

奈落など受けの広い罠がある初手の方が自信を持って小町壱七七できそうです。

※前提:反町さんのnoteで先攻で小町+壱七七の初手の時に安易にナチュビを作りにいくと次のターン相手に多伏せで返されてグダらされるから、ばらばらに並べて次のターン動きやすくするプレイが提唱されていて、今の寒波亭だとそれが主流です。

あとガジェットを相手する時も、先攻ガジェット召喚に対して後手で兵を持っている時、兵攻撃で入ると幽閉が非常に重く、兵セットで入るとメロウガイスト、地砕きエレワが重いのですが、奈落を伏せれば最低限メロウガイストは弾けるようになって兵セットしやすくなるので、流行りのガジェットに対してもこの手の罠は必要かな…とちょっと思っています。

御前試合2について

御前試合は六武衆、ジャンド、アライブHEROを主に意識して入れているカードで、自分の中ではかなり評価が高いです。

TGガジェットやTG代行天使にも他に優先して入れるカードが無いサイドデッキなら入れるかもしれません。

「六武衆とジャンド元々有利じゃん!有利対面に厚くしようとしすぎじゃない?」(反町さん)

たしかにジャンド対面はハリケーンや伏せ除去を考えると御前試合より先にDDクロウなどの手札誘発を優先して入れたいので、ジャンドに対しての御前試合は3枚目以降のメタカードとなり2枚も入れるのはジャンド意識のカードとしてはちょっと過剰気味だと思っています。

新書でサイク砂塵を釣れるデッキだから、他のデッキより御前試合を通しやすいという強みもありますが…。

六武衆メタとして見るとこの構築だとあまり入っていないので、2枚で適正だと思います。ただし後手で先攻シエンを捲れるカードではなく、シエンをギリギリ倒した後に第二陣を止めるタイプのカードなので、これを引いていても結局負けることはよくあります。

アライブHEROメタとして見ると1枚だけ引いた時はかなり強いのですが、被った時非常に弱いので2枚目を入れるかちょっと迷うカードです。

でもジャンドを厚く見すぎなのはその通りで、東海ルールではない今の通常環境だと1枚が適正な気がしてきています。

リビングデッドの呼び声について

主にカラクリ下級を蘇生させる用途で使います。

簡易融合のように召喚権に追加して機械族を出せる展開札として使えるのですが、チューナーを釣ったり、ライオウに対して兵+参謀や守衛を絡めたカラクリ2体を並べて戦闘破壊で切り返したりできる器用さがあります。

時々カラクリにシンクロキャンセルが入っていることがありますが、リビングデッドの呼び声はシンクロキャンセルと同じような展開強化ができて、しかもシンクロキャンセルでは成す術が無い相手の神の警告やライオウを踏み越える使い方ができる上位カードです。

「リビデは後手用のカードだと思うんだよね~。サイドに入れるのは考えた。」(反町さん)

全然自分には無かった視点で、むしろ自分は後攻の時リビデを抜くようなサイチェンまでしてしまっていたのでその場では理解できなかったんですが、このブログを書きながら一人で考えてたらようやくわかりました。

簡易融合3+リビングデッドの呼び声の構築だとモンスターとして扱うカードの数が多くなりすぎてしまってモンスターと魔法罠の比率が歪になるからあまり評価できない。だけど後手で簡易融合より罠に対応しやすくて小回りが利く展開カードとして入れ替えで入れたり、七つ道具やトラップスタンを減らす展開系デッキにそこと入れ替えて入れるならデッキのカード比率がちょうど良くなって強く使える…という意味なのかなと理解しました。

これはたしかにそうかも。リビデを入れる場合のサイドチェンジの考え方の参考になりました。

強欲で謙虚な壺について

これも東海ルールで隣のデッキが決まってない段階で調整していた時に、隣がもしTGガジェットを使ったら3枚取られちゃうから、控えめに1枚で試そうと思ってずっと1枚で試していました。

1枚で使っていて弱いと思ったことはほとんど無いです。先攻だとシンクロできなくても、壱七七を引ければかなり有利な展開になるので謙虚で壱七七や蔵、カラクリモンスターを持ってきたら十分合格です。(特に壱七七の処理に苦労するガジェットとジャンド相手)

「オレは謙虚2枚が好きなんだよね~」(反町さん)

すっかり忘れていました。勝手に縛りプレイをして試してすらいなかったことを()

実際カラクリモンスターを1枚も引けずに負けとか、参謀1枚でずっと戦うとかよくあるので試そうと思います。

メカザウルス2枚目、マブラスについて

ここはどちらを優先するか強い人の間でも意見が分かれる部分です。

「オレはラギア相手メンタルスフィアデーモン入れてたからさ、それもあってメカザウルス2枚必要だったのもあるね」(反町さん)

遊戯王2011年3月制限カラクリ解説|寒波亭ゲートボールより

・レベル8シンクロのスペックが高すぎるの部分ですね。実はメンタルをしっかり試したことが無いんですが、そういうところでも評価が変わってくるんだな~と参考になりました。
ちなみにまるおさんは「トリシューラはアガリ」が口癖で、他のプレイヤーより頻繁に小町+壱七七+マブラスのトリシューラを狙うプレイをします。

話を聞いているかんじ、まるおさんも奈落を踏むカルボナーラ戦士の評価は低く、簡易を使ってローチを出す話も聞いたことがないので、奈落貫通のブラロトリシュをどれくらい評価するか?が宗派の違いになっているのでしょう。

当日の環境

画像

画像

苦手とするHEROとラギアが多くカラクリには辛い分布です…。

今回優勝は純代行天使でしたが、いろいろな人の話を聞くと純代行天使はHEROビート、ジャンドに非常に有利で、ラギア使いのおすなさん曰くラギアも五分らしいので、環境への刺さり方はいつもより良かったのかもしれません。※TG代行天使だとラギアに不利な代わりに六武衆に有利らしいです。

対戦メモ

1回戦 カラクリ@Saint Aさん

先〇〇

1本目

小町+壱七七+ハリケーン+何か。罠無しで後続ありみたいなハンド。

先攻ナチュル・ビーストの裏目は相手に多伏せされると不用意に殴れなくなりゲームが長引いて逆転されてしまいがちなところですが、ハリケーンとトラップスタンと追加の後続を持っているので

先攻ナチュビを出して壱七七で次の壱七七を回収。トラスタセットエンドとしました。

相手は2伏せで返してきてナチュビを返されず一安心。次のターン攻撃せずにメイン2で壱七七を追加したりして自分の手札を貯めて、3ターン目とかにハリケーンを打って一気に展開して勝ち。

対戦後に話を聞いたら相手はメインサイドラだったらしく、小町+壱七七で来た時良し!と思ったと言われて、ナチュビを出してなかったら危なかったです。

ハリケーンがあることを理由に普段と違う先攻ナチュビ単騎の動きをしたんですが、そのおかげで救われました。

2本目

相手モンスターを引けず4伏せエンド。

が、ダストシュートが飛んでくる。

残った手札のモンスターが参謀、九壱九、トラスタ、何かになって、仕方なく九壱九を召喚すると警告を受ける。

相手も九壱九に苦労するレベルでモンスターを引けてなくて、攻撃反応などもっと九壱九に当てるのにちょうど良い罠が無いことがわかる。

次のターンも相手動かず。

その次のターントップで簡易を引いてきたので、裏目多いけど事故ってもらってる内に動かないと勝てないだろう…とトラスタを打って、ブレイド+参謀で1ドローする。

次のターンも返されず、先攻なら激流葬入ってないだろう読みで横に並べてミラフォケアしながら殴るとかやっていって勝ち。

対戦後相手の伏せを見せてもらったら、黒角、警告2枚目、方舟の選別みたいなかんじで召喚無効祭りだった。

カラクリ相手の黒角笛はこうやってトラスタや七つ道具で無視される展開になりがちなので評価が難しい。

 

2回戦 純代行天使@ごみ王子さん

後〇×ET×

昨日の主役に負けてしまいました。

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1本目

先攻ヴィーナス+シャイン・エルフをされたけど、ちょっとやり取りをして耐えた後、いいかんじに兵からの九壱九でシャインエルフを処理してメイン2で展開して勝利。

シャインエルフがダメージステップに使えない裁定を知らなくて、無駄に守衛+九壱九を並べて、500下がっても守衛の800アップ効果でシャインエルフを倒せるような準備をして殴る戦法を取ってしまったんですが、ダメージステップに打てないから兵で出した九壱九は下げられないことを知っていればもっと楽に勝ててそうでした…( )

2本目

2本目はたしか先攻ヴィーナス+ガチガチ+お触れ。

いろいろあって負け。頑張った方。

3本目

守衛+蔵で突破されづらい守備表示の守衛を置いて奈落か何かもセット。

これは有利かな~と思ったらハリケーン+ヴァルハラ+ヴィーナス+アースでトリシューラ。

兵を持っていて、ヒュペリオンは持たれてなかったらから時間さえあれば長引かせる展開にしてそうだったけど、ETが近かったのでそれはできず。

向こうの2伏せ(ミラフォ、槍)にサイクロンを打たず無零で突っ込んだらミラフォをもらって負け。サイクロンは打とう…。

主役パワーを前にETが下手な奴として無残に散っていった。

 

3回戦 HEROビート@パルとこさん

先×〇ET×

画像

1本目

途中の詳細を忘れたけど、相手の1伏せに対して

ナチュビで殴る→幽閉を打たれる→七つ道具を当てたる→ゴーズを出される

という負け方をした。

その直前によく考えると相手が不自然なデュアルスパークの打ち方をしていて、場を空けたい意図を読めても良かった。

罠が充実してなかったから焦ったんだと思うけど、七つ道具があってもナチュビで殴らずゆっくりやれた。

全然勝てる試合だった。

2本目

また小町+壱七七+ハリケーン+後続の手札で、先攻ナチュビから準備を整えてハリケーンを打って一気に並べて勝った。

3本目

わりと良いプレイをしたし引きも強かった。

3積みのスノーマンがET間際なので特に強かった。

ET間際でこちらがライフコスト系を抜いているのに対して、神の警告を踏んでライフ差をつけられたりもして有利に試合も進んでいた。

しかし相手にブラホでスノーマンを処理されたのと超融合が強くて負け。

1本目で勝てそうなゲームを落としたのが痛かった。

 

4回戦 カエル帝@かみじょうさん

後〇〇

1本目

先攻鬼ガエル&謙虚でライダー回収のスタート。

こちらも壱七七とダスト・シュートを持っていて悪くない手札。

ダストシュートをすぐには打たず、相手がヴェーラーを切ってワン・フォー・ワンを使って、生贄2体が揃ったタイミングでダスト・シュートを使って光と闇の竜を戻した。

相手の手札はブラホ、エネコン、何かで帝を引いていなくて、まずは有利な状況に。

その後、超展開するも相手の手札の不明カード1枚の状態で突っ込んだらそれがゴーズでちょっとまずくなる。

けど、ギリギリ何とかなって勝ち。

コンパクトにできるゴーズに強い攻め方を研究しようと思った…。

2本目

相手がカエルを引けていないのに対してこちらは壱七七を引いていたので楽にアドバンテージ差を広げて勝ち。

 

5回戦 ファルコンビート@にょちおさん

後×〇×

画像

死者蘇生にチェーンしてスワローズ・ネストから結界像が出てきたら椅子から転げ落ちそうですね…。

1本目

先攻謙虚でゴトバ回収、モンスターセット、魔法罠5伏せエンド。

こちら壱七七、サイクロン、七つ道具、罠+何かという手札で、壱七七を出してサイクロンだけ伏せてエンドしたらエンド砂塵。

相手のトップシュラで1ターン目に伏せていたゼピュロスと一緒に殴ってきて負け。

そんなのってないぺこじゃん…。

2本目

忘れたけど事故ってる相手を兵でコツコツ殴って勝ち。

3本目

 

6回戦 フルモン代行@たかはしさん

先〇〇

1本目

手札が強くて勝ち。

ソーサラーで罠を踏まれた時は冷や汗をかいたがギリギリ罠が足りた。

2本目

相手はフルモンなので伏せ無し。朱光も無し。恐れるものは何もないのでブン回して勝ち。

 

サブトーナメント TGガジェ@いっとーさん

後××

1本目

先攻ガジェ伏せ数枚されて、メロウ来ないのお祈りで兵セット。

メロウは来ないけどばらばらに殴って地砕きからのホープを出される。

もうちょっとやりようがあった気がするけど、これはどう転んでも負けだったかも。

やはりカラクリ有利とは言っても、先攻ならガジェが勝てる。

2本目

壱七七にはアクセスできないけど兵は持っているハンド。

自分のガジェットを巻き込んで3000サイドラを出されるも、参謀で倒していいかんじの展開にした。

お互いリソースを吐ききってトップ勝負になり、ちょっと嫌だけどワンチャンあるかないかというところで、サイドラから2体目のキメフォが飛んできて負け。

壱七七が絡まなければ、ガジェットは後手でも抗える…か。

 

まとめ

結果サブトーナメント合わせて3-4です。

負けたマッチの内、代行天使の3本目ET、ヒロビの1本目、ファルコンビートの3本目はプレイが良ければ抗えていたと思いますが、TGガジェはプレイが良くても結局厳しめでした。

デッキのポテンシャルを最大限発揮したらMAX+3勝かなというところです。

3大会連続しょっぱい戦績なので次は勝ちたいです…。

前回記事

 

引用元