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遊戯王1103環境のゲートボールの記事を書いています

入門用 1103環境 流行デッキリストまとめ 2024年版

2024年現在、歴史の長い遊戯王界隈では最新弾を使った遊び方はもちろん、昔のカードとルールで対戦するゲートボールと呼ばれる遊び方も流行っています!

そして遊戯王ゲートボール大会の中では寒波亭という大会が有名です。

寒波亭は2011年3月のルール、カードプールに血の代償を準制限にするアレンジを加えた大会で、それにルールを合わせた大会も各地で開かれています!

(元々血の代償は強すぎて制限にするルールがメジャーで、ガジェットがあまり活躍していなかったので準制限になった歴史があるようです。)

このレギュレーションの今の流行デッキは↑こんなかんじです!

今日はこれら流行デッキの代表デッキリストをまとめ、自分が知っている各デッキの解説記事を紹介していきたいと思います。

大会情報

最新の大会情報や入賞デッキ、大会分布は寒波亭運営X(Twitter)で確認することができます。

 

目次

入賞数、分布、はじめに

まずはここ半年の入賞数、デッキ分布を紹介します。

集計方法はこちらを参照↓

はじめに

寒波亭資料室で既に入賞リストをまとめてくれていますから、ガイドコメントを入れること、解説記事を紹介することで公式とは違った価値を作りたいと思います。

 

TGガジェット

コメント、解説記事

今寒波亭で一番意識されているデッキタイプで使用者も入賞数も一番多いです。

ここ半年の間に今まで別のデッキを使っていた強豪プレイヤーが何人かTGガジェットに乗り換えています。

1103環境では暗黒界に対するヂェミナイデビル、HEROに対する超融合、六武衆に対するパペットプラントなどわかりやすいメタカードがあって、TGガジェットが流行る前は何かのデッキが一時的に流行っても対策されて勢いが落ちるパターンを繰り返していました。しかし、TGガジェットは1枚で対策が完結するようなわかりやすいメタカードが存在せず長い間トップにいます。

ガジェットを1枚引けばモンスター切れを気にせず罠で相手の動きに対応する戦い方ができるので安定感もあります。逆に、血の代償やトリシューラ、貪欲な壺などパワーカードを使って自分から強い動きを押し付ける戦い方も可能です。

参考デッキを大量に貼っていますが、同じTGガジェでもTGワーウルフ、ラッシュライノ、トゥルース・リインフォース、デッキ枚数、マシン要素の有無などプレイヤーの考え方によって構築に差が出る部分がいくつもあり、それもおもしろいポイントです。

有利デッキ、不利デッキ

有利・・・ただしメタカードを全部抜くと簡単に負ける

デブリ

不利(寄せれば全く無理ということはない)

カラクリ、暗黒界

HERO、ラギアなどは使い始めはかなり不利に感じるかもしれませんが、練習&構築で意識すれば互角~有利になる対面だと思います。

解説記事

アイスさんnote

筆者の記事一覧

概要がわかるような記事は1個もありませんでした笑

リスト

ワーウルフ、貪欲フル搭載型

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第16回寒波亭ベスト4 2024/1/6 アイスさん

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第16回寒波亭ベスト4 2024/1/6 fumiさん

みらーふぉーすさんとアイスさんがよく入賞している構築です。

メイン戦でパワカを押し付ける戦い方ができてガジェットミラーに強いと思います。

この手のTGガジェはデッキ枚数を多めにしてガジェ被りを抑えようと組まれることが多いですが、逆に40枚にしてパワカを引きに行く構築にしているfumiさんもコンスタントに入賞していて40枚だからTGガジェじゃないという決めつけもできません。

ワーウルフ少なめスタンダード型

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第16回寒波亭優勝 2024/1/6 くりすまさん

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寒波亭4-2 2023/11/12 いっとーさん

サイチェン後トゥルースやワーウルフ、貪欲な壺を減らさないと勝ちづらい対面がありますが、それなら最初から控えめにしようという意図が見えます。

こちらの構築もよく勝っています。

マシン型

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第16回寒波亭ベスト4 2024/1/6 JINGJINGさん

いっとーさんのワーウルフ少なめ型に、ガジェ被りを処理できるマシン要素を加えた型です。こちらもよく勝っていて人気がある型です。

 

マシンガジェット

コメント、解説記事

ガジェットのわかりやすい弱点にガジェット被り事故がありますが、事故った状態でも強引に殴って勝つプランを目指せるのがマシンガジェットの強みです。安定感と事故った時に無理矢理勝ちに行ける強引さの両面を持っています。

TGガジェットと比較すると

・TGガジェの方がトリシューラや貪欲な壺を使いやすいぶん、回った時パワーがある。

・マシン要素はガジェットを引けてない時に引くと弱いのに対し、TG要素はガジェットを引けていない時に戦線維持できる可能性がありモンスターを引けない事故にTGの方がなりづらい

ということで、最近はTGガジェットを選ぶプレイヤーの方が多いですがマシンガジェットにも入賞できるポテンシャルはあります。

有利不利

有利不利はTGガジェと基本そんなに変わりませんが、マシンガジェットの方がサイドチェンジがしやすくて、不利なデッキに寄せた構築にしやすいと思っています。

TGガジェットvsマシンガジェットは構築次第ですがTGガジェットが有利だと思っています。

解説記事

すみおさんnote

自分と構築プレイを相談していたすみおさんの記事で、概要から入っていて入門に良いと思います。

筆者の記事一覧

細かい話がいろいろ書かれています。

リスト

TGマシン型

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第16回寒波亭ベスト8 2024/1/6 おおかみさん(筆者)

TG要素も入っていますが、マシンガジェwithストライカーのつもりで組まれています。

マシンガジェでTGガジェを相手にする際、長期戦を狙われると貪欲の枚数トリシューラの有無の差で不利になりがちです。罠をナチュル・パルキオンで封じていける時にガンガン攻めようと思ってストライカーを入れています。

スタンダード型

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第13回寒波亭優勝 2023/8/5 くりすまさん

くりすまさん本人は今はTGガジェの方が評価が高いようですが、こうやって40枚のマシンガジェでゴリ押ししにいくのもありです。

カノン型

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第13回寒波亭準優勝 2023/8/5 おおかみさん(筆者)

収縮はナチュル・パルキオンを倒してTGガジェに勝ちたいと思って入れていました。

今組んだらトラゴエディアにも使える地砕きに置き換えると思います。

ピックアップした構築以外にもマシンガジェットはいろいろバリエーションがあります。

 

カラクリ

コメント、解説記事

メインデッキは強力なテンプレ構築があり、勝っているデッキを真似してスタートしやすいデッキジャンルです。九壱九を増やす、お触れを入れる、簡易融合を減らすなどテンプレから外した構築もしばしば見られます。

先攻ナチュビブレイドという1103環境では圧倒的に強力な先攻展開パターンを持っていて、一見シンクロ召喚で派手に展開する大味なデッキに見えますが、無限リソースデッキではないのでしかけどころを見誤ると簡単に展開を返されてしまいプレイ難易度が高いデッキだと思います。

数か月前に筆者がガジェットを使って何十戦もやり込んでいた時期に、vsカラクリの戦績は勝率6割以上あったけど、入賞常連のMさんには勝率3割以下だった...みたいな経験もあって練度で安定感がかなり変わるデッキなのかなと思います。

有利不利

有利

ガジェット

不利

HERO

ガジェに有利でHEROに不利というのは大勢が賛成してくれるのではないかと思います。

解説記事

うめめさんnote

最近の記事です!

反町さんnote

カラクリ入門する場合まずはこれを読むのが良いと思います。

リスト

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第16回寒波亭優勝 2024/1/6 まるおさん

まるおさんのデッキは細部がよく変わりますが、毎回マブラスが入っているのが特徴です。マブラスは奈落に引っかからずに簡易融合から出せるレベル4融合モンスターで、これによって奈落を貫通してブラックローズを出して全体除去したりトリシューラを狙うことができます。

簡易1型

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第1回からふる杯レガシー優勝 2024/1/8 うめめさん

テンプレから外して簡易融合を抜いてサイドラを入れた構築です。ガジェットを意識しているらしいです。(解説記事のリンクを上に貼ってあります。)

初期テンプレ

第3回寒波亭優勝 2022/1/10 反町さん

2年前に優勝した構築ですが未だに通用するテンプレ構築になっています。

(サイドデッキは環境に合わせてだいぶ変えられていることが多いです。)

 

ラギア

コメント、解説記事

ラギアもカラクリと同じく強力なテンプレ構築があります。

ビートデッキのプレイを詰めていきたい方にはおすすめです。

有利不利

不利

デブリ、暗黒界

流行のTGガジェットに対しては先攻なら優位に戦えるけど、後攻は除去と途切れないモンスターでテンポを取られてかなり厳しい戦いになることが多いです。

ジェネティック・ワーウルフが打点2000なおかげでHEROビートに有利、ライオウとグアイバが強くてカラクリに有利と言われることが多いですが、負けることもできます。

解説記事

リスト

スタンダード型

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第15回寒波亭優勝 2023/11/12 まぬーささん

個人戦で初優勝したラギアでオーソドックスな構築です。これの激流葬無しで七つ道具3Verの人も多いです。まずはこんなかんじのラギアを真似するのが無難だと思います。

43枚ラギア

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福福雪合戦準優勝 2024/1/21 おすなさん

テンプレ構築から必要なカードを抜かずに女戦士を入れてモンスター比率を上げた構築です。自分も真似して今使っていますが良いデッキだと思います。

スキドレバルバ

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第16回寒波亭ベスト4 2024/1/6 カラアゲさん

スキドレバルバ構成も時々見かけます。このレシピだと入っていませんが、禁じられた聖杯もバルバロスの打点をUPできる他、サイドからラギアを倒しに来るスノーマンイーターやライコウを処理できるので相性が良いカードです。

 

六武衆

コメント、解説記事

回った時のパワーはこの環境のデッキの中で随一です。

サイド後にパペットプラントやサイファースカウトなど戦士族専用メタが頻繁に飛んで来るのが減点ポイントです。

また六武の門、六武衆の結束、諸刃の活人剣術など専用のパワーカードが何枚もある代わりに、下級モンスターがバニラ同然で手札によってパワーにムラがあります。

下級がバニラ同然で打点も低いので罠を小振りな動きで踏んで剥がしていくのが難しくて、伏せへの突っ込み方で腕を問われます。

有利不利

何にでも勝てるし何にでも負けます。使用者からはカラクリがキツイと聞くことが多いです。また、暗黒界に対してメインギミックで妨害手段があるのはこのデッキ特有の強みです。

解説記事

リスト

スタンダード型

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第5回Revival Cup優勝 2024/1/4 マスダさん

最近勝っていたオーソドックスな型としてピックアップしました。

群雄割拠、魔デッキは流行りのTGガジェットやデブリに使えてパペットプラントにも対応できるカードで最近よく見かけます。(魔デッキは癖が強くて使うのが難しそうですが、割拠はだいぶ無難だと思います)

成金タイプ

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第5回Revival Cup準優勝 2024/1/4 りーのさん

六武衆は1Killでゴリ押して勝つ勝ちパターンを持っているデッキなので、成金ゴブリンを打つとそれの邪魔になり相手を回復させるデメリットはけっこう気になります。

でも、特定のカードにパワーが集約されているデッキなので入れるメリットも大きいです。

心鎮壺は他のデッキでも採用圏内のカードですが、シエンに対して罠を複数枚重ねて対応しようとする相手に強く六武衆は特に相性が良いです。

荒行型

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第16回寒波亭ベスト8 2024/1/6 なみ(わべ)さん

なみさんは最近寒波亭のトーナメントに残っているのをよく見かけて、荒行型プレイヤーの中でかなり安定して勝てているプレイヤーだと思います。

究極背水の陣もなかなか侮れないカードです。

 

デブリ

コメント、解説記事

他デッキと一味違った使い心地のデッキです。

奈落の落とし穴や次元幽閉を回避しやすいので、デブリを相手するとどのデッキでもメイン戦はお荷物の罠を抱えて戦うことになりがちです。

デッキパワーがあるのでデブリに有利なはずのデッキも意識をしてないと簡単に負けます。

しかし流行りのTGガジェットがDDクロウなどの有効な妨害をちゃんとサイドデッキに搭載している場合、不利なゲーム展開にされがちなのが今の環境だと辛いところです。

有利不利

有利・・・やっぱり筆者が使ったら普通に負けそうだけど( )

ラギア、HEROビート

不利

ガジェット、カラクリ、代行天使

解説記事

リスト

スタンダード型

寒波亭グランド優勝 2023/1 アイスさん

メインの完成度が高くこれをベースにした型をこの1年よく見かけました。

(最近は素早いビッグハムスターが入るようになったりしてちょっと違う構築も増えていますが)

終末ゼピュロス入り

寒波亭6-0ベスト8 2023/9/17 やまなしさん
よく勝っているやまなしさんの構築をピックアップしました。

終末ゼピュロスがあると1400打点でも強いvsガジェットやvsミラーが戦いやすくなりそうです。

他にはレシピ掲載されるところまでは来てませんが、お触れ入りやクイック入りがそこそこ勝っているところも見かけます。

 

HEROビート

コメント・解説記事

ラギアと似たバニラのアタッカーを使うビートダウンデッキですが、デュアル・スパークを搭載しているおかげで、ラギアでありがちな後攻でモンスターを罠に弾かれて為すすべなく負けるゲーム展開になりづらいのが良いと思います。

逆にラギアと違って圧倒的に強い先攻展開を持っていないため、上振れでイージーウィンしづらいです。HEROビート側はイージーウィンできないのに相手は引きとじゃんけん運でイージーウィンしてくる不公平なところが分布のわりに入賞率が低い結果に出ているのかなと思います。

でもやはり有力なデッキです。

有利不利

不利

ジャンド、代行天使

正直有利不利はよくわかりませんが、他のデッキよりはカラクリに対抗しやすいデッキだと思います。

解説記事

↓関連ブログも紹介されていて、HEROビート入門するのに最適な記事だと思います。

リスト

スタンダード型


第15回寒波亭ベスト16 2023/11/12 ストラウスさん

ダストシュートについて
HEROビートを相手する対戦相手目線で考えると、デュアルスパークとブレイカーで楽々アドを取られるのを嫌って対戦相手は無暗なブラフセットをしづらいです。そのためデッキがバレている場合後手でも相手の手札が多めに残っていることが多く、HEROビートのダストシュートは他のデッキよりも打ちやすいという相性の良さがあります。

サイドラ型

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福福雪合戦3位 2023/12/9 まぬうささん

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第2回からふる杯レガシー 2024/2/11 エッティさん

最近の結果を見るとメインにサイドラを入れる型が勢いありそうです。

グアイバ型

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第3回福福雪合戦3位 2024/1/21 サブローさん

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第1回福福雪合戦4位 2023/11/5 反町さん

こちらも最近見かけるようになった型です。

グアイバが入っているぶんビートデッキミラーには弱くなりますが、ガジェットやデブリ、カラクリに対してイージーウィンできるパターンを持てます。

ただし、ガジェットに対してグアイバが入っているだけでめちゃめちゃ有利になるかというと、グアイバが罠の当てどころになってしまったり、先にホープを立てられてしまうとグアイバが浮いたりで意外とそう単純ではありません。

それでも通ると一瞬でゲームが終わるし、炎属性のグアイバがミラクルフュージョンの弾にもなるのでなかなか良いカードです。

スキドレ型

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難波レガCS4位 2023/11/26 たいやんさん

アナザーネオスとライオウでビートダウンする展開をする時は、モンスター効果に依存しないためHEROビートはスキルドレインを搭載することができます。

ただし、スキルドレインは意外と一撃必殺の永続罠ではありません。

スキルドレイン中もモンスターと罠をバランスよく引かないと、戦線を維持できずライフを奪われてゴリ押しされてしまうケースがあります。

それでも環境に刺さっていればチャンスがあります。

 

アライブHERO

コメント、解説記事

2011年当時は流行っていなかったデッキですが、ゲートボールで開拓されて強デッキの一角になっています。(1103制限でキーカードのショックルーラーを使える期間が短かったのもあるかもしれません。)

HEROビートと似た動きをしますが、HEROビートにはない上振れイージーウィンパターンを持っています。

・ヒーローアライブ+超融合の超強力な先攻展開パターン(エアーマン+オーシャンを並べて相手が動いてきたら超融合で妨害しつつ次のターンにオーシャンで超融合の素材にしたエアーマンを回収する)

・Rライトジャスティスで伏せデッキに対して1:多交換

有利不利

有利

カラクリ

不利

HEROビート

HEROビートが苦手とするジャンドに対してショックルーラーでゴリ押しする勝ちパターンを持っているのは魅力的です。

ジャンド側もだいたいエフェクト・ヴェーラーを入れているのでショックルーラーが毎回通るわけではありませんが、HEROビートだと不利だったvsジャンドの相性が五分五分くらいに改善されます。

ただしHEROビートとのHEROミラーではアライブ要素が足手まといになってしまい弱いそうです。

また、汎用カードのブラック・ホールや超融合が苦手です。

解説記事

リスト

スタンダード構築

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寒波亭グランド準優勝 2023/1/8 からふるさん(くりすまさんとデッキ共有)

去年1年間アライブHEROのテンプレとしてよく見かけた構築です。TGガジェットが流行る前の構築なので、今はサイドデッキがこれとは変わっていることが多いと思います。

最近の構築

第5回Revival Cupベスト4 2024/1/4 南の四天王さん

 

暗黒界

コメント、解説記事

捨てるカードと捨てられるカードの組み合わせを揃えないと動き出せないため、上位デッキの中だとだいぶ安定感に欠けます。

ヂェミナイ・デビルや暗闇ミラー、マクロコスモスなどの致命的なピンポイントメタカードがあって、意識されるとそれらをサイドデッキに積まれてしまうという弱点もあります。

しかし、除外しないと何度でも復活するグラファや毎ターンドローできる門があるため、回ってしまった場合に暗黒界を倒す手段がないデッキも多いです。

流行りの構築は相手を妨害しながらゆっくりパーツを集める罠型と、スーパードロー型といわれる罠を削ってドローカードを入れて高速で闇のデッキ破壊ウイルスを打ちに行くタイプの大きく2タイプに分かれます。

有利不利

何にでも負けるし何にでも勝ちますが、デブリと六武衆が暗黒界に対して有利といわれているのを見かけることが多いです。

解説記事

リスト

スタンダード型

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第5回Revival Cup優勝 2024/1/4 Cさん

サイドのカオスポッド以外はよくあるかんじで入門するのに良さそうな構築だと思いました。

スーパードロー型

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難波レガCS2位 2023/11/26 サブローさん

硬派なタイプとはだいぶ効くカードが変わってくるので覚えておく必要があります。

真似して回してみると一時休戦は相手にもドローさせてしまうのでかなり使いづらいカードです。打つ打たないの判断をどうやっているかはノウハウがありそうです。

 

純代行天使

コメント

代行天使も暗黒界と同じで安定感に難があります。

6枚のアース、ヴィーナスを引かないと動き出せない点。そのヴィーナスが奈落の落とし穴などの罠をもらってしまう点。引くと単純にマイナス1アドになる神聖なる球体を入れないといけない点で、引きによるパワーのムラが激しいです。

昔はTG代行が主流でしたが、最近は純代行天使の方が多く見かけます。

その理由はアイスさんが考察していて、自分もたしかにな~と思っています。

クリスティア+聖槍を突破する手段を大抵のデッキは持っていないので、純代行天使相手に安定する勝ち方を考えるのはけっこう難しいです。

有利不利

有利

HEROビート

HEROに有利なのはわかりやすいですが、他はプレイと構築でけっこう変わる気がしています。

解説記事

リスト

スタンダード型

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寒波亭6-1(?) 2023/11/12 まるおさん

シャインエンジェル型

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遊戯王第3回難波レガCS優勝 2024/2/10 ガロスさん

シャインエンジェルではなく、コーリングノヴァが入っているパターンも見かけます。

初動不足問題を緩和できてシャインエンジェルが環境に刺さっていればなかなか強い型だと思います。

 

TG代行天使

コメント

環境が進む前は最有力とされていたデッキですが、ここ1年はだいぶ影が薄くなっていました。

プレイの注意点があって、ワンショットKillがウリのデッキなので、下手に先攻ガチガチガンテツをすると自分からワンショットの可能性を無くしてデッキパワーを落とすことになってしまいます。しかし、ワンショットを狙うには仕掛け所を考えて罠を上手く突破する必要があり、そこが難しいデッキかなと思います。

解説記事

リスト

お触れ型

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第15回寒波亭 準優勝 2023/11/12 カナダレモンさん

お触れはガジェットに有効で環境に合っているワンショットデッキだと思います。お触れ採用だからかTG代行では珍しめな朱光の宣告者も入っています。

トゥルース型

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第1回からふる杯レガシー3位 2024/1/4 ナオチンさん

癖が無さ気なTG代行天使構築としてピックアップしました。

TG代行天使でクリスティアを入れているのはちょっと珍しい気がします。

例に出した構築で使われていないカードだと簡易融合もよく見かけます。

 

TGビート(スキドレTG)

コメント・解説記事

破壊されても後続をサーチできるモンスター達で組まれていて、同じ特徴を持ったガジェットとは違ってモンスター被りにも対応できるため目立った事故が少なく人気のデッキです。

しかし、回った時のパワーが他のデッキより低いため、お互いにちゃんと動ける試合展開だと不利になりそうな印象です。

有利不利

寄せればデブリには戦いやすそうな気がします。というより罠ビートなので罠の寄せ方でだいぶ相性が変わりそうです。

解説記事

かみそーさんnote

くされにっき

2012年に書かれた1103環境の1年後のリストですが、当時このデッキが斬新で大人気になりました。

1103環境でもこれをベースに組んでいる人をよく見かけます。

リスト

転移型


第2回難波レガCS優勝 2023/11 優勝 かみそーさん

 

ドラグニティ

コメント・解説記事

そこそこ見かけるやや人気のデッキです。

キーカードの竜の渓谷がどのデッキにでも入っているサイクロン、砂塵の大竜巻に弱く、安定感が今一つという弱点があります。

サイド後のDDクロウも重いです。

しかし、先攻で回ると簡単にスターダスト・ドラゴン+罠+後続の構えにできたり、レギオン+アキュリスのコンボで相手の高打点を簡単に処理できたりして勝てるポテンシャルはあります。

解説記事

リスト

スタンダード型

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福福雪合戦3位 2023/11/5 まぬうささん

未来融合型

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スケッチさん

 

ワーム

参加者数十人の大会に1人いるかどうかのレアデッキです。

しかし、意外と強いので効果は覚えておいた方が良いです。

しゃろみらさん

記事

 

魔轟神

ワームより少ない超レアデッキで、周りに使っているプレイヤーがいないので、筆者も何回か戦ったことはあるけど未だにうろ覚えのカードがあります( )

勉強します・・・。

第12回寒波亭ベスト4 2023/7/17 きたじまさん

解説記事

 

スクラップ

ここ半年の入賞はありませんが、ワームやドラグニティ、魔轟神より多く見かける人気デッキなので紹介します。

自分の動きを通しにいく展開系として組むと初動不足で安定感が足りないからか、罠で戦うメタビート寄りに組まれることが多いデッキです。

寒波亭チャレンジカップ ベスト4 2023/1 へびいちごさん

この構築には入っていませんが、幻獣の角、王虎ワンフー、墓守の偵察者、王宮のお触れあたりは相性が良くて入っているのをよく見かけるので意識しておく必要があります。

 

おわり

関連記事としてすみおさんのデッキ相性表を紹介しておきます。

この記事では濁している各デッキの相性を表で一覧化しています。

紹介し忘れている記事や主要デッキもたぶんあります。

これも良いよというのがあればコメントお願いしますm(_ _)m

 

2024/4/20追記 デッキランク動画

筆者が今回まとめた大会結果と対戦経験をベースに作成したデッキ強さランキング動画を作成しました。

www.youtube.com

 

デッキリストの引用元は1つ前の記事↓に統合しました。

ここ半年(2023年7月から)の1103大会分布、入賞率まとめ - 遊戯王書いてく。