今日は新制限の竜剣士EMのエクストラデッキの採用カードについて考えていたことを書いていこうと思います。でも僕も、何でもは知らないわ知ってることだけ。ってかんじなので気がついたことがあれば気軽にコメントどうぞ。
超優先カード 6枚
まずは、どの構築でもだいたい入るカード6枚から。
竜剣士イグニスターP 2枚
どれだけエクストラを圧迫するプランを考えていても全く抜こうか悩まないカードはこれくらいですね。
特徴
・素材がエクストラにいくおかげで消費を気にせず出すことができる。
・2850の高打点が非常に強い。
・デッキバウンス。しかも破壊するPカードは相手の場のカードでも良いので、Pデッキ相手なら同時に相手のPカードを破壊。
・マスターP、ラスターPを出せるので除去して打点を立てつつ横にエクシーズを立てられる。
と明らかなパワーカードですね。シンクロモンスターなのでエクシーズと違ってチューナーがいないと出せないですが、逆に引けば他のどのエクストラのカードより強力な重量級低コスト除去アタッカーとなります。
3枚目が入っていれば、雑に投げつけても必要な時に足りない事態にならないので3枚目もかなり採用視野です。ランク8のタイタニック・ギャラクシーを積極的に出す場合には、むしろ優先して3枚入れたいと僕は思います。
竜剣士ダイナスターP
こちらの竜剣士は、攻撃力が低く効果も積極的に攻めにいくものではないですが、竜剣士ラスターPだけでなく、竜剣士マスターPも素材にすることができるので、イグニスターPより簡単に出すことができます。
こちらも、素材がエクストラにいくので低消費で出せるのがポイント高いです。
特徴
・2950と非常に高い守備力。(最近使われる中では、タイタニック、開闢くらいしか効果を使わずに打点で突破できるカードがありません。)
・幽鬼うさぎやサイクロン系カード、揺れる眼差し、イグニスターPなどで、Pスケールが破壊されるのを予防できる。
・Pモンスターの戦闘破壊を防げる。(地味だけど役立つ場面多数。)
・イグニスターPのデッキから出す効果よりは発動が難しいものの、竜剣士を蘇生できるので、このカードの横にさらに展開する手助けができる。
Pスケールを守れる役割に意識が行きがちなので横のPモンスターの戦闘破壊を防げるのは忘れがち(?)ですが、意識できると役立つ効果ですね。リザードローが隣にいれば、その効果でドローされるのが嫌なので相手はリザードローを先に倒したいのに、ダイナスターで先に倒しづらくなる。レベル4モンスターが隣にいてこちらがドクロバット・ジョーカーをサーチしている状況などでは、相手が神の通告などの罠を持っている場合、次のターン残ったレベル4でダイヤウルフやイグニスターPを出され伏せを割られてからP召喚されるのが嫌なので、絶対にレベル4は倒しておきたいのに、ダイナスターの効果で倒せない。など、相手が困る場面はそこそこあります。複数除去やイグニスターで普通に倒されることも多いですが・・。
深淵に潜む者
主に彼岸と帝を相手にするとき必須なカードですね。
彼岸相手は、打点1700しかなく、ダンテに殴り倒されてしまうため罠がないと先出しで制圧することは難しいですが、確実に相手のアドバンテージ稼ぎを抑えてくれるので、とりあえず立てて置くエクシーズとしてそこそこ良いです。そして罠があればそこそこどころではなくなります。攻めのときに使えば罠のあるなしに関係なく強いですね。
帝相手には、Killにいくときメインフェイズの段階で真源の帝王を起動させてバトルフェイズに壁として出させないようにしたり、汎神の帝王やイデア、エイドスを止めて帝王の烈旋に関係なく相手の動きを妨害することができるのでやはり使う場面は来ます。
僕はこれの2枚目の優先順位を今のところは低めに見ているのですが、これもイグニスター3枚目と同じで複数入っていれば彼岸相手に先行で雑に投げつけることができるようになります。そういったプレイスタイルを取るなら2枚欲しくなるのが自然なカードかもしれません。
恐牙狼 ダイヤウルフ
P召喚はターンに1度しかできません。神の警告を打たれたらそのターンの超展開はできなくなります。
ミラーの揺れる眼差しもできればヒットさせたくないです。
竜呼相打つやヘルプリンセス、前のターンの生き残りなどで召喚権を使わずランク4を立てられる状況になったとき、伏せを割って安全にP召喚を通しにいける状況は多いので必須カードですね。
最後まで書く前に力尽きそうな予感がするのでペースダウンしてもっと軽くいきます。
竜剣士マジェスターP
新制限になって一気に採用率の上がったカードですね。
使ってみるとかなり使いどころが多くて、今まで何で使ってなかったんだろうと思うカードですね。
・ナイアルラ、アザトート、トラピーズなどEmがいた頃は他のエクストラの優先順位が高かった。
・P(ペンデュラム)ではないレベル4(特にダメージ・ジャグラーとトリック・クラウン)が場に出ることが多かったので、他のランク4より登場機会が少なかった。
前制限であまり必要に感じてなかった理由はこんなところですかね・・。
ペンデュラムマジシャンにアクセスできず竜剣士モンスターでデッキを回しているとき、これでドクロバットをサーチ。回すカードに余裕があるとき、エキセントリックデーモンをサーチして罠を引かれてもOKな状態にする。みたいなかんじでサーチ効果で後続を持って来たり、安全に通したりできるのが良いです。
ラスターP+レベル4P×3→イグニスター+マジェスター+ダイナスター+マスターのような1KILLにも使えますね。
あとエクストラにラスター、手札にドクロバットがある状態で残してしまうとP召喚権を使わずイグニスターを出されてしまうので相手としては意外と場に残すとやっかいなカードです。
優先カード 5枚
次は超優先カードと比べたら優先度が低いけどかなり優先したいカードについてです。この優先度ランクのカードは僕的には余裕で抜けます。
フレシアの蟲惑魔
神系罠カードと比べパワーの低めな落とし穴カードを入れないといけなかったり、バルブで罠が落ちると狡猾が使えなくなったり細かい弱点はありますが、一番防御力が高いランク4です。
ナチュビチェインのような横に並んだ場に対して出して、バトルフェイズ中に狡猾を使うことでヴェーラーを無視しながら前を突破し、奈落か時空の落とし穴によって次の相手ターンの展開に蓋をするというような返しつつの防御ができるのも良いですね。(使い魔やヘルプリンセスのいない構築だとナチュビに対しては出せないですが)
キングレムリン
リザードローをサーチできるカードですね。そうすると何が良いか?
・モンキーの隣の上スケールにサイクロン系やカステル、タイフーンを打たれてもスケールを揃えなおせる。
・ギタートルを持っているとき使い、ギターリザードローのコンボを決めて無駄少なめに罠を引き込みにいく。
・アドの取れる2300打点。例えばジャイアントハンドを倒すのにわざわざホープで殴りにいくよりは、このカードでジャイアントハンドのサーチを行った方が良い場面は多そうですよね?上記のギターリザードローコンボを決める使い方と同時に行えます。
・例えばモンキー+ランク4を立てる補助カードの手札のとき。本来モンキーで上スケールをサーチしなければP召喚できないところ、このカードが上スケールのサーチを行ってくれるので、モンキーでペンマジをサーチしてペンマジをP召喚できる。
このあたりですね。
・ジゴバイトをサーチして、次のターンの攻めでダイヤウルフを用いての罠剥がしを行ってからペンデュラム召喚を行えるようにしたり、魔封じやナチュビなどで魔法封じをされても詰まないように備えたり、展開を強化したりできる。
という使い方もジゴバイトが入っていればできると思います。
僕はモンキーの横のスケールをどかされてしまったときスケールを揃えるのと、モンキーで上スケールを持ってこなくてもP召喚できるようにするのを主な目的として入れています。
タイフーンが最近あまり流行っていないので、モンキーの横スケールをどかされる状況は減っていますが、そこそこ使う機会のあるカードだと思いますね。
タイフーンについて
タイフーンが減っているのは、
・ラビット型が流行っていて、ラビット→マスターP→ダイナスターの流れで効かなくなることが多いから
・Emが消えたことで、モンキーの横のスケールを割って相手の手札が大量に腐るケースが減ったから。
みたいなかんじかなと思っています。一人回ししていると揺れる眼差しにタイフーンを合わされると詰みそうな手札がわりと多くて、そんなに弱くはなさそうな気もしますけどね。EMなら後引きでナチュビに打てたり、モンキーに打てる幽鬼うさぎを優先したいと思いますけどね。
鳥銃士カステル
1枠で高打点の除去と永続の除去両方をこなせるのが良いですね。
ラスターPで回せている場合全然使わないので使用頻度が微妙なカードではありますね。
ホープ&ホープ・ザ・ライトニング
ランク4で打点を越えるだけならリベリオンやカステルの方が枠を割かなくて済むので良いと思うのですが、5000打点は偉大で、ないと相手のライフを削り切れない場面にけっこう遭遇します。
Emがいなくなったので、戦闘時の効果を封じる効果が活きづらくなってますが、重要なカードだと思います。
次回へ
今日のところはここまでです。長くなったのでつづきはまた明日以降で。
では~