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最近の気になった構築まとめ　1103環境ゲートボール

2011/3月環境

最近Xで見かけて気になっている構築をまとめてコメントを書いていきます。

書き手が気にしている視点で書くのでガジェット目線のコメントが多いです。

※気になるところあればコメントお願いします。

分布

第15回寒波亭

レシピの前にまずは直近の大会の分布を見ます。

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トナメ進出者リスト

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11月の寒波亭は前回から引き続いてガジェットが多いのに加えてHEROと純代行天使が多いのも注目ポイントだと思います。

ただし、トーナメントにはラギアとジャンドも多く残っていてそちらも存在感があります。

 

個人的に注目してるデッキ

六武衆

オーガニック砲さん　福福トレカ優勝

 

収縮

メインに入っている収縮が珍しいですが、これはTGガジェ的にはなかなか嫌なカードです。聖槍だとキザンや師範と組み合わせないとパルキオンの2500を越えられないのですが、収縮なら露払いやヤイチカゲキとの組み合わせでもパルキオンを倒せます。

パルキオンを出す時は貴重な切り返しカードのストライカーと召喚権を消費して場をパルキオン1体にしていることが多いので、収縮1枚で楽に処理されてしまうと一気に盤面の優位もライフも失ってしまってなかなか厳しいです。

すっぱ抜き

最近サイドにすっぱ抜きが入っている六武衆が多いなと感じます。すっぱ抜きで主に意識してるのは暗黒界なのかなと思っていますがTGガジェットとジャンドにも入れて来られることがあるので意識した方が良いです。

自分がTGガジェットを使っている時、六武衆からすっぱ抜きを打たれたことはけっこうあります。

すっぱ抜きはTGガジェに対して使われる場合は使われていてあまり強いと感じないのですが、皆使ってくるので入れる理由があるだろうということで六武衆目線で強いところを探してみます。

TGワーウルフの効果やTGのサーチ効果に打てるだけでなく六武衆が苦手とするトラゴエディアやゴーズも弾けるのが良いのかもしれません。トラゴエディアやゴーズに薄くなりすぎずにTGに触れる罠というのは限られたサイド枠でTGガジェと暗黒界を意識するには替えが効かないポジションなのかもしれません。

そう考えると六武衆相手、TGガジェの場合はゴーズやトラゴエディアを過信しすぎない方が良いのかもしれませんね。

いや、六武衆使い的にはやっぱり入れたいカードなのか・・・。

 

成金ゴブリン1を見ると大嵐さんの記事を思い出しますね・・・。

oo-arashi.hatenablog.com

 

 

ヴァルハラ代行天使

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まるおさん　寒波亭予選6-0　ベスト8or14

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たかはしさん　寒波亭 6-3　ベスト4

 

まるおさんは寒波亭前に純代行天使を使って一時期数十戦で勝率80%以上と派手に勝ち越していて、強いのは間違いないのでかなり気になっていました。

黒角笛耐性

このデッキとは2、3回しか戦ったことが無いので経験不足なんですがパッと感じた良さは黒角笛への耐性です。

今の環境はTGガジェットが流行っているのでTGガジェットのトリシューラとパルキオンに有効な黒角笛と連鎖除外の採用率が高いです。

これに弱いデッキはTGガジェと一緒にまとめてメタられてしまっていると言えます。

TG代行には連鎖除外も黒角笛も有効なんですがこのヴァルハラ代行はどちらにも耐性があります。

TG要素が入ってないこのデッキに対しては連鎖除外を入れると打ちどころが少なくてリスキーです。

黒角笛は本来ヒュペリオンにもシンクロモンスターにも打てて代行天使に対しては非常に強い罠なんですがヴァルハラから出てきた天使には黒角笛を打てません。

流行りの黒角笛を貫通して腐らせる展開を持っているのは非常に相手しづらいと感じます。

まるおさんのサイドに入っているブレイカーも黒角笛に強いカードなので、安定する罠が無くてなかなか嫌ですね。

そうやって黒角笛を腐らせるヴァルハラも、代行天使がヴァルハラに依存したデッキというわけではないので、ただサイクロンで割れば解決というわけでもないのが対処しづらいところです。

聖槍

ヴァルハラのおかげで黒角に耐性があることを書きましたが、それによって聖槍がより活きるようになっています。槍もヴァルハラも上級天使も持っていてなんて嚙み合ったドローはなかなかできないとしても、相手目線で考えるとどの罠も安定しないのが強いですね。

あと、アイスさんが純代行天使がどうしてTG代行天使より多くなったかズバリな考察を書いていたので紹介しておきます。

note.com

 

お触れTG代行

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カナダレモンさん　寒波亭準優勝　8-2

 

カナダレモンさんのお触れ代行は寒波亭前に戦って負けた記憶があります。

その時はあんまり重く受け止めず、対策無しで寒波亭に臨んだのですが、準優勝までしているのを見ると真面目に受け止めないとダメだったか・・・と反省しています。

戦った時に印象に残ったのはお触れももちろんそうなんですがサイバードラゴンもで、ガジェを吸ってキメフォを出されると2000ライフ削られてしまうので、Killラインが下がるのがなかなか嫌でした。

TGガジェに対してのサイドラはパルキオンで切り返されてしまうから弱いという定説がありますが、この構築だとそれ以上にライフを詰めれるのが役立つのかなと思います。

派手なお触れに対処することも必要ですが、ガジェでこれに勝つにはサイドラでライフを詰める動きにも対応できることが求められているんじゃないかなと思っています。

 

ドラグニティ

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まぬうささん　11/5福福　5-2　3位

 

この構築は完成度が高そうで戦ったら苦戦すると思っています。

先攻スタダ＋罠が強いのはもちろんサイドのお触れがドラグニティとは好相性でなかなか曲者です。

こちらは竜の渓谷を割りたいので砂塵3積みしますが、砂塵にお触れを合わせられると大きく損するので、お触れを意識すると本来ドラグニティに対してめちゃめちゃ強いはずの砂塵の大竜巻が若干打つのを躊躇するカードになっていしまいます。

そうやって罠を止めた後、ドラグニティ側がデッキを回せている時ならゼピュロスで自分のお触れを回収するコンボも搭載しています。

お触れを入れていて罠を入れていないデッキに対してはモンスターの展開に寄せてお触れの上からトリシューラを通したりマシンナーズでKillしたりする対処法があるのですが、こうやって罠もお触れも両方入れてくるデッキのお触れに対しては一貫した対処法が無くてなかなか苦戦させられます。

ドラグニティは渓谷が通るかどうかでデッキパワーが変わるので安定感の面でトップ層から一段落ちると思っているんですが、逆に渓谷が通った時のパワーは普通のデッキ以上なので意識は必要だと思っています。

 

ラヴァル

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へびいちごさん　第14回寒波亭4-1

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たかはしさん　9/27福福　3-1

 

へびいちごさんが未来融合＋ボムフェネクスのギミックを披露してからちょっと見かけるようになった気がします。へびいちごさんといえばスクラップも強くて、毎回珍しいデッキで好成績を残していて流石です。

目新しい構築だったので自分も3，4試合だけ丸コピーして使ってみましたが、ちゃんと下手プレイでもすみおさんのガジェには勝てました笑（初見狩り要素込みで）。

ガジェでてきとうにやると負ける相手なので意識が必要です。

ラヴァルの炎車回し

ラヴァルの炎車回しはあまり馴染みが無いカードなんじゃないかと思います。

戦闘破壊トリガーなので起動も難しいです。しかし、威力がめちゃめちゃ高いカードなので相手する時は意識が必要です。

侍女→侍女→侍女→ラヴァルモンスターと落とすことで1枚で侍女3枚含めた5枚のラヴァルモンスターをデッキから墓地に送ることができます。

それで淑女2体＋侍女3枚を落とした場合、炎車回し自身も墓地にいるので、淑女の墓地3種類の条件を満たして、炎車回し1枚から淑女を2回起動できる状態になります。
てきとうに淑女に弱い伏せ方をしていると、真炎の爆発が絡まなくてもこの動きだけで絶大なアドバンテージ差ができて負けるので気を付ける必要があります。

淑女落としの初見狩りが強いだけではなくて、伏せなかったら伏せなかったで普通に爆発の弾を揃えられるのもきついです。

また、前回の寒波亭では炎車回しでガジェに攻撃して自爆からメイン2に爆発で展開される負け方もありました。

フレムベル・ヘルドッグ

ラヴァルだとフレムベル・マジカルを入れなくても運用できるのでなかなか強いです。

逆にマジカルを入れる動機が薄くて、通っても出てくるのがハイパワーなレベル8シンクロではなくカタストルなどの5シンクロなのでそこはありがたいところです。

炎塵爆発

めちゃめちゃピーキーだけど威力の高いカードで、これも相手する時は意識が必要です。

ただし淑女とこれを警戒して伏せなすぎるとそれはそれで爆発で好き放題されてしまいそうです。

どう対応するのが良いのかまだよくわかっていない対面です。・・・がちゃんと対応できれば普通にガジェットが有利なんじゃないか？という雰囲気は感じています。

 

グアイバヒロビ

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反町さん　11/5福福　5-2　4位

 

これはなかなか画期的で、真似されているところも見かけるので意識が必要な型だと思います。

ただガジェット目線、グアイバは通されるとめちゃめちゃ強いけど先にホープを出したりして通らない時相手の腐ってることも多くて、なかなか嫌なカードではあるけど、その分使う側はリスクも負っているなと思っています。

これはTGガジェがガジェミラーで使ってくるグアイバでも同じで、意外とガジェットはグアイバに対処できるタイプのデッキだと思っています。

グアイバが流行ってもそこまで悲観しなくて大丈夫な認識です。

負けるときはちゃんと負けるんですけどね。

 

極星TG代行

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しーなさん　寒波亭5-2　ベスト14

 

このデッキとは1回も戦ったことがありません。なのでリストを見ただけですが、

罠がフリーチェーンのカードだらけ

まず良さそうだと思ったのは罠が全てフリーチェーンなところです。強制脱出装置を無暗に伏せず、ターゲットが出てくるまで手札に持っておく運用をすれば、ぶっぱサイクやブレイカーをされると必ず代行側が取れる構造になっていますし、ゴーズがかなり扱いやすそうです。

 

極星の動き

フルモンデッキに素早いビッグハムスターからタングニョーストを出されたりしたことはあるけど、正直ちゃんと効果を知りません。

どうやらTGモンスターを伏せるかトゥルースを伏せておいて、

相手が殴ってきたらグレイプニルを使って、タングニョーストをサーチ

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TGモンスターが戦闘破壊されたのに反応してタングニョーストを守備表示で特殊召喚

↓

次のターンにタングニョーストを攻撃表示にしてグルファクシを出してチューナーを含むレベル3+4をグレイプニル1枚から揃えるという動きができるようです。

普通の代行天使と違ってブラロが2枚入ってますし、この動きは構築の軸になっていると見て間違いないでしょう。

しかも、そう考えると罠がフリーチェーンだらけなのも戦術に物凄く噛み合っているように感じます。フリーチェーンカードを伏せまくることで、相手の多伏せを誘ってブラロを決める！召喚反応無しで無暗に伏せると見事にカモられてしまいます。

グルファクシに奈落を打てばブラロは止めることもできますが、代行天使は奈落をどこかで踏まないといけないデッキなので、それも後々ヒュペリオンを通す役に立ちます。

さらにまだ召喚権を残しているので、その動きで奈落や警告を踏んだあとヴィーナスを通しにいけたりもします。

そう考えるとこのデッキ珍しいだけではなくちゃんと強そうですね。

ただし、グルファクシがデッキに眠っていてくれないとタングニョーストがめちゃめちゃ弱くなるのと、素引きのグルファクシがバニラなのでデッキの安定感の面でストレスが溜まる要素はありそうです。

でもパワーがあってフリーチェーンからのゴーズやブラロができるのはとても魅力的で真似して回してみたくなりますね。

 

融合HERO、デブリHERO

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反町さん　寒波亭4-2

Gさん　福福優勝

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Gさん　11/1福福優勝

 

新鮮なデッキなので気にしています。

Gさんのハイドロゲドン入り構築はアナザーネオスすら抜いてしまっていて正直脳内市ミュレートしても勝てそうかどうかイメージがつかないです笑

こんなコンボっぽい構築からもスキドレが飛んで来たりサイドから罠が増量されるのか・・・というのは意識しておきたいですね。

真似して回してみたいです！

 

 

引用元

しーなさんの極星TG代行は鍵アカウントなので引用元無しです...m(__)m

また、取り扱おうと思って貼り付けたけど今回書かなかったデッキもそのまま載せています。