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動画作成メモ15 実写デッキ解説動画で気を付けたこと

昨日は寒波亭に出てきました。

結果はベスト8(3-3)でまあ予選落ちよりはいいけど最近勝ててなくてそろそろ勝ちたいな…と思いました。

いつもならブログで解説書くところですが、今回は実写動画にしました。

この記事では動画を撮る時に考えた内容を書いていこうと思います。

ちなみにリストはこれ↑です。

目次

今回の動画で何を目指すか?

前回の動画は↑こちらですが、それと比較して今回はこういう路線の動画にしようと思いました。

正直自分は実写動画を他の人より上手く作れる自信がまだありません。

編集技術だけでなく

・声の張り方

・機材のグレード

・照明の当て方

・意図しない音が入らないようにする工夫

など足りていないところはいくつもあります。

将来的には改善していきたいところですが、今の時点でも価値のある動画を作りたいです。

重視するのは親近感と情報の有益さ

それなら一番重視すべきは親近感と情報の有益さの2つです。

特に投稿者への親近感はずんだもん動画では生み出せない領域なので一番大事です。

ちょっと演技もダメだし撮影テクもダメだな…編集も手抜きだな…と思われるのは許容して、それでも見る前よりちょっと知識欲が満たされて良かった、見て投稿者のことを好きになったと思ってもらえるとこの動画は成功になるのだとゴールを決めました。

今は編集を頑張るより作業スピード優先

動画編集で一番大事なのは素材集めで、編集を頑張っても素材が悪かったら、素材が良くて編集が下手な動画のおもしろさに圧敗すると自分は思っています。

今の自分の実写解説動画は撮影環境や発声方法に難があって、まだ編集を頑張って高級感を付与しても効率がよくないな…と思っています。

全部に字幕を入れたり、要所でカード画像を差し込んだりした方が良いのは間違いないですが、外注するわけではないのでそれに使う時間があったら違う動画の編集や企画を考えることに時間を使った方がバリューが高そうです。

それに、こういう大会後の解説はライブ感が大事なので編集で上がる動画価値<時間経過で下がる動画価値になるんじゃないかとも思います。

編集はこのレベルに留める

とはいえ僕に皆を引き付けるトークスキルは無いので、最低限の編集はしないと聞けるレベルになりません。

①カット編集だけは手抜きしない

いくらトークスキルに自信が無くても、おもしろくない部分や長い沈黙を後から全部カットしてしまえばマシになります。

昔ライバロリさんのポケモン実況でもそういう話をしていた気がします。

②チャプターをつける

この話いつ終わるんだろう?だらだら喋ってるけどいつおもしろくなるんだろう?がわからないと視聴者は安心して聞けません。概要欄にチャプターを付けて、動画内でもチャプターの存在を知らせるのは必須です。

③見出しをつける

概要欄にチャプターをつけるには秒数をメモする必要があります。

秒数をつけるついでに見出しを貼るのは楽です。チャプターをつけるならせっかくなので見出しもつけます。

フォントと色は頭を使いたくなかったので前の動画の使い回しにしました。

情報の有益さはどう作るか?

普段の動画もそうですが、思いついた話の中からおもしろくない話を省くことだけを意識しています。

おもしろい話を思いつくかどうかは普段の遊戯王経験でだいたい決まるので、動画作りの時だけ頑張っても仕方ありません。

ただ、知識を全部動画に載せようとせず有益度の低い情報を省くことで視聴者が感じる動画内の情報密度を上げることができるので、何を伝えて何を伝えないか選別し話の構成を考えることと、カット編集することは頑張る価値があります。

※チラシの裏みたいなこのブログならそんなに取捨選択を頑張らなくても良いと思うんですが、動画はつまらない部分が目立ちやすいので、相当取捨選択に気を使わないとおもしろい部分まで見られずに捨てられてしまいます。

また、よく知らないことを知っているように話すと視聴者のモヤモヤの元になってしまうので、背伸びせず自分がわかる範囲わからない範囲を示してしまうことも大事だと思っています。

前回の動画より有益さオリジナリティを上げているのは、そうなるように頑張ろう!という意図ではなく、自分が使っているデッキの話だからディープなところまで話しやすいし、普通に話せばこうなるだろうと思ってこの目標点数にしています。

 

撮影時の三脚の使い方を改善した

前の実写動画からカメラの位置を工夫しました。

前の撮影方法→今回の撮影方法

こんなかんじで手前にスマホを置いて移り方を確認して撮っていたのを、向かい側にスマホを置いてインカメにして撮るようにしました。
前のやり方だと体が三脚に当たって画面が揺れたり、普通に三脚が邪魔でカードをいじりづらかったりしました。

あと、自分は150cmくらい伸ばせるタイプの三脚を使っているのですが、前までは途中までしか伸ばしていなかったのをフルに伸ばすようにしてカメラの位置を前より高くしました。

机より高い位置にカメラを置いて撮った方が机全体を綺麗に映しやすいです。

三脚は高さ命なのかもしれません。逆に机を低くしてしまうとか床にプレマを敷いて撮るという解決策もあるかもしれませんが。

映り方

どう考えても高いところから撮った方がプレマ全体を映せて良いですね。
ちなみに今回の動画は、カメラ位置の調整が難しくてプレマの外も映った画角で撮ったので、編集段階で動画を拡大率115%くらいにして使っています。

 

実写動画の工夫、これからの改善点

声を張りたい

iphoneSEが優秀なので、ちゃんと声を拾ってくれていますが、もうちょっと声は張れるようにならないと低クオリティだな…と思います。

ちなみに音量はそのままだと小さすぎたので動画編集の段階で250%の大きさに調整しています。

それをやると風の音やノイズも大きくなってしまうリスクがあるので要注意だと思います。

今回は静かな平日の昼間に扇風機エアコン無しで撮りました。

仕事の会議なら気にならない雑音もエンタメ動画だと致命的になるんじゃないかと思います。

実写動画では冒頭でひと言挨拶みたいなのを入れない

最近の動画だと意識的に冒頭のあいさつで動画の本筋と全く関係ない話をするようにしています。

これは合成音声動画だと人間味が感じられなくて投稿者への親近感が感じられづらいんじゃないかと思って取り入れています。

他の自分が好きなゆっくり実況系のチャンネルを見ても、冒頭で茶番を入れているところが多いです。

ただし僕の持ちネタはほぼオタクトークオンリーで刺さらない層が多いうえに笑わせるのが得意なわけでもないので、退屈な時間を増やしすぎないよう短く済ませることは意識しています。

実写動画ではそんなことしなくても親近感を感じてもらえるはずなので、わざわざ関係無い話はしません。

実写オンリーのチャンネルなら遊戯王以外の側面を見せて親近感を感じてもらうために雑談から入っても良いかもしれませんが、自分の場合普段合成音声でそれをやっているので実写は本筋だけ話すのが無難だと思っています。

ミスった部分も採用する

今回の動画で、サイドデッキの紹介をする時に黒角笛を並べ忘れていて途中で追加するシーンがあります。

撮り直すことは簡単でしたが、ここは黒角笛を探してモタついている部分をカットしてあれ?無いぞのくだりは採用しました。

こういうアクシデントが何もないとただ喋っているだけの単調な動画になってしまうんじゃないかと思います。

ライブ感を生み出すためにカットでもたつきは消すけど、アクシデントは残すようにしたいです。

サムネをどこまで攻めるか?

正直に3-3でパッとしない結果でしたとサムネで書いてしまうと、視聴者のワクワク感を落としてしまいクリックされないだけでなく、せっかくクリックして見てくれた視聴者の期待感も下げてしまいそれは視聴後の満足度を下げることにもつながります。

卑屈すぎるのはよくありません。

かといって「ベスト8!入賞者が語るガジェ理論!」みたいなタイトルにすると、コイツ…とサムネ詐欺すぎて視聴者がモヤってしまいます。

普通にサムネを作ると動画のおもしろさを損なうかサムネ詐欺になるかの二択です。

ここで頑張って第3の選択肢を捻りだしました。

それがこのサムネです。

あんまりネガティブなことを書かずにベスト8をアピールすることで、見る前のワクワク感、見る価値がありそうかな感はキープ。

ただし小さい文字で「※個人成績はひ・み・つ」と書くことにより直接戦績を書くよりネガティブなイメージを抑えてサムネ詐欺を回避し笑いも生み出しています。

個人成績はひ・み・つなのに動画の冒頭でいきなり戦績について語るというツッコミにもつながります。

ただ毎回使える手ではないです。サムネのキャッチコピー作りは自動化が難しいですね…。

 

おわり

こんなかんじでした。

今回の動画

www.youtube.com

前回の動画

www.youtube.com

前の実写動画

okami-no.hatenablog.com