最近読んだ本 4冊

おもしろい本をいろいろ読めました。 

 

ビジネスにうまい文章はいらない

発売日 ‏ : 2018/5/11
☆4

文章を素早く書くためには素材集めが大事で座って悩んでいても良い文章は書けない
読み手をしっかり想像して書くことが大事と説いています。その通りだと思います。

メモ

・うまく書こうという意識は文章に出てしまう。「オレはうまい」「良い文が書ける」という思いは読み手にバレる
・新聞でよく使われる慣用句や紋切り口調のようなわかったようでわからない言葉は不要。
・書くのに時間がかかるのは準備ができていないから。言葉を捻りだそうとせず文章の素材を集める。
・記者が取材するのは素材集めのため。十分な素材がなければプロでも良い文章は書けない。
・誰に向けて書くのかを考える。相手がわかれば準備しやすい。
・形容詞を使わない。言葉を捻りだそうとするのは形容詞を使おうとしている時が多い。良い会社素晴らしい会社→ボーナスが出る会社など具体的に
・メールはライトで良い
・メールで達成したい目的を定める
・型を作る
・相手が文章を読みたくないと想定して書く。(結論から書く、たらたら書かないなど)
・お願いするとき「お忙しいところ恐縮です」は最後に持ってくる。最初に謝ると自分に関係ない話だから謝るんだなと思われてしまう。
・お願いするとき相手の次のアクションを明示する

・お礼をするときは具体的なことに触れる。
・お客様のお客様にアピールする

 

京セラフィロソフィ

 京セラフィロソフィ

 発売日 ‏ : 2014/6/2
☆4

京セラを立ち上げた稲盛さんの思想が書かれています。
ここ2年の僕に強い影響を与えている上司が日頃言っていることと似たことが書いてあって、やっぱりそうなんだと共感できました。
シミュレーションで全て理解しようとすると間違えるので物を実際に触る、自社にない技術が必要なものでも受注して開発することが実力UPにつながるなどなど。
一つ一つの工程を完璧にして完璧な製品を作る思想は僕に足りていないものだったので、取り入れてみようと思います。

メモ

・新しい事業の構想を語る時は頭の良い堅い人ではなく調子の良い人に。計画は悲観的な人に任せる。実行は楽観的な人に任せる。
新しいことをするときどれくらい難しいかを頭で考えてしまっては取り掛かれない。やってみないと成功もしない。楽観的で明るいだけの人に雰囲気を作らせて実際に計画を立てるときはシニカルな人に問題を列挙させる。実行は楽観的な人に任せる。
・小善と大善
部下を甘やかすようなやり方は部下をダメにしていく。本当に相手のことを考えるなら厳しくすることも必要。
・京セラは技術も設備もない状態でもできますと言って受注してきた。それが独創性につながってきた。
・売値ありきで利益が出るように原価を合わせに行く。原価から売値を決めるやり方はしない。
・売値に合わせて設計を変える。材量を叩いて買ってコストダウンでは成り立たない。
・「値決めは経営」そのプロセルの仕入れ、製造のコストダウンもトップの責任
・同じ業界なら製造原価は似てくる。広告や交際費の使い方で利益に2,3%の差がつく。
・今要る分だけ買い、在庫や金型は捨てる。(税金対策)
・利益を出すために物を大切にする。ビス1個、ナット1個の価格を知って意識し無駄にしない。
・経験則を重視する。セラミックの製造は材料の配合を頭で知っているだけではダメで実際に作ってみるといろいろな失敗がある。
・手の切れるような製品を作る。セラミックの製造はちょっとした間違いでそれまでの工程が全て無駄になる。一つ一つの工程を完璧に行い完璧な製品を作る。性能を満たせば完璧でなくても良いという思想も良くない。
・有意注意を意識する。集中せずに判断するのは失敗のもと。廊下で部下の話を聞いてあげようとしない。てきとうな判断をするのは部下のためにも良くない。

 

課長のルール

 

 発売日 ‏ : 2010/1/20
☆4

読みやすいし書かれている内容に納得できました。
僕は全体最適という言葉が大好きで、常に全体最適で考えたら自分がするべき行動は何だろう?と考えているのですが、そこに全体最適は上位の役割で下は自分が目標達成できるラインがどこかを真っ先に考えるべきという考え方を取り入れられたてとても良かったです。

メモ

・課長の役割は変化できること。育成、業績をあげる、トップの意向の促進、プレイヤーとして結果を出すなど全て大切。組織の状況に応じて役割を変える必要がある。
・管理から逃げてプレイングマネージャーや部下の育成を隠れ蓑にして現場や顧客と関わらないのはNG。
・課長の責任は決まっているが権限は拡大できる。
・課長としての責務は自分の課の業績達成。全体最適はさらに上位の管理職の役割なので、まずは自分の課の利益を考える。
例:他の課に人が3人欲しいと言われたとき「協力はするが3人ではなく1人にして欲しい。それ以上は私の課の成績の責任が取れない」と交渉する。
・部下への指示は臨機応変に。指示がころころ変わると求心力が低下するが、仕事の前提条件が変われば指示を変える必要がある。部下の不満は指示変更ではなく説明不足に対するものであることが大半なので、説明責任を果たすことがセットになる。
・部下の悪い報告を幹部にそのままスルーしない。問題を最小限で止めて部下の将来に傷がつかないようにフォローする。
・部下の話は最優先で聞く。間違っても「今忙しいんだよ」という態度は見せない
・叱るときは具体的に叱る。結果、行動に対して叱る。能力、人格、原因(〇〇しなかったなど)を責めると相手のプライドを傷つける。

フルキャリマネジメント―子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得

[武田 佳奈]のフルキャリマネジメント―子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得

発売日 ‏ : 2019/7/19

☆3

バリキャリとゆるキャリの中間で、キャリアも家庭も重視するスタイルをフルキャリと定義して論じています。
型にはめずに目の前にいる相手の状況や考え方を知ろうとすることが重要と読み取りました。

メモ

・フルキャリは「無理をしないで」と言われるのが辛い。仕事の成果を期待されていないと感じてしまうため。
仕事の負担を軽くしようとしたり、早退などを考慮して責任のある仕事を全く任せないようにすると、期待されていないと感じ、やる気を持てたはずのフルキャリ女性もやる気を維持するのが難しくなる。
・フルキャリの活躍を最大限に引き出す鍵は「仕事での成長を期待する」「仕事への意欲と取り巻く家庭の状況を共有する」「成果につながる積極的な機会付与」の3つ。
・同じ経験がないことはむしろアドバンテージになり得る。自分の人生経験がフルキャリ本人と明らかに異なれば、今置かれている状況や考えを本人に確認する必要に迫られる。身近な例に当てはめるのではなく本人のリアルな状況を率直に確認できることがアドバンテージにつながる。