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遊戯王1103環境のゲートボールの記事を書いています

小話 ガジェットは多伏せにエンドサイクされづらい それを利用する

今日も軽い話を書く。

はじめに

ガジェットは多伏せにエンドサイクされづらい。

血の代償というサイクロンを温存しておけば簡単に対処できるけど通すと一瞬で負けてしまう罠があるからだ。

大嵐が使える環境で大嵐が怖いから無暗に多伏せできないのと同じ理屈だ。

ここを意識するとプレイが変わるし相手の手札が読めることがある。

相手がこちらの多伏せにぶっぱでエンドサイクしてきた場合、砂塵サイクロン七つ道具など血の代償を止められるカードをまだ伏せていることを疑っても良い。

先に書いた通り対戦相手として見た時、ガジェットは多伏せに無闇にサイクロン砂塵を打てない相手だけど、永続魔法罠をサーチして必ず展開に絡めてくるデッキというわけでもないので、逆にサイクロン砂塵をずっと持て余しているよりは1:1交換する用途でさっさと使ってしまいたい相手でもある。

だから相手はサイクロン砂塵七つを2枚持っていたら1枚だけエンドサイクで使ってしまって1枚は万が一代償が来た時止めるように取っておくプレイをしがち。

伏せ読みをプレイに活かす

そういうプレイをされたらいつもと違うプレイをした方が良いかもしれない。

相手の伏せの内1枚がサイクロンや七つ道具だとわかれば相手の守りが見た目程固くないことがわかる。むしろこちらの罠を弾ける状況だから、自分が強い罠を伏せていてもそれをあてにして守りに入るのは悪手で、実は気持ち前のめりに攻めた方が良い状況なのかもしれない。それに気付ける。

また伏せに砂塵かサイクロンがありそうだということがわかったらそれを覚えておく。ターンが経過して数ターン後に自分がサイクロンを使って伏せを剥がしてから攻めようとする時に、その段階で伏せてあったサイクロンかもしれない相手の伏せよりは後から伏せられたカードを狙った方が本命のカードを抜きやすい。

伏せる枚数を意識する

序盤に伏せるか迷うカードを抱えている場合、先に書いたようなことも意識する。

もし1枚だけカードを伏せてエンドサイクされた場合今のような読みはできない。

サイクロンが1枚しかないけど打ってきたのか、まだ持ってるけど打ってきたのか判断できる材料が無い。

でも多伏せに対してエンドサイクされたらいっきに胡散臭くなって伏せ読みしやすくなる。

そしてサイクロン2枚持たれているところに2伏せしても両方使われてしまうパターンがあるので2枚より3枚伏せた方がわかりやすい。

4伏せまでやってしまうと相手がサイクロンを被らせていてもエンドサイクする気が失せてしまいがちで伏せ読みチャンスが減るのでそれも考慮する。エンドサイクする気を失せさせた方が良い手札と中途半端に使ってもらえるとラッキーな手札があるのでそこはプレイヤーが判断する。

この時相手が代償用にサイクロンを温存している=序盤でカードが1枚封印された状態で試合しているということには大きな意味がある。

だから貪欲な壺とか地砕きとか伏せるかどうか迷うカードを持っている時は、本命をサイクロンから守る仕事以外に、それを伏せることで相手の伏せが読めるようになる可能性があるということ、相手のサイクロンを1枚機能しない状態にできる可能性があることも意識する。相手はエンドサイクのタイミング以降、こちらの伏せにサイクロンやトゥルース・リインフォースが混じっている可能性を考えると無闇にサイクロンを打てなくなる。

ただし、無闇に多伏せするとブラロで流されたり後々ブレイカーで割られたり自分のトラゴエディアやゴーズが機能しづらくなったり、代償がないことを見切られて後から伏せた本命カードに対して腐らせていたサイクロンをエンドサイクで使われてしまうリスクもあるので、相手のデッキがブラロを出せるデッキだから~とかそのプレイをやらない理由も探して判断する必要がある。

TGガジェットの増援やトゥルースはこの点も長所だったりする。一旦伏せてからストライカーに変換することで手札から直接ストライカーを出すより相手に揺さぶりをかけることができて強い。

その他、おわり

代償を通す

逆に代償を持っていて他の手札的にすぐに代償を決めなくて良い場合はサイクロンを釣れそうな少なめな伏せ方をして、後から代償を伏せる選択肢もある。

 

ここまで書いたが、ここまで単純に考えられるのは最初の1ターン目だけで、2ターン目以降はこちらの挙動からこちらの伏せを読んで、その結果1枚しかないサイクを打ってきている可能性もあるのでややこしくなる。それでも、もう1枚サイク砂塵七つがありそうだと相手の挙動から読める場合もある。

違和感を見逃さないようにしたい。

逆に自分がガジェットに対してサイクロンを打つ場合は2枚持っていることが露骨にならないように気を付けるべき。

 

ではまた!