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対戦記録5 TGマシンガジェ(マシンベース)お試し中 21-10(勝率67.7%)

今週は初っ端マシンガジェで負けまくり、そこからはマシンガジェベースのTGマシンガジェットを試してました。

戦績

前回のまとめの後

マシンガジェの戦績

ヒロビ 後 ×〇×

カーム1KILL 後 ××

TGガジェ 後××

六武衆 〇×〇

TGガジェ 先××

1-4

派手に負けて違う型のデッキを試してみることにしました。

で、試してみたTGマシンガジェがそこそこ感触良かったので先週はずっとTGマシンガジェを使っていました。

TGマシンガジェの戦績

メイン戦の後攻勝率が悪いのは、六武衆、カラクリなど、メインで後手を捲りづらいデッキと戦った数が多いからかなという印象です。

珍しいデッキ対面

ワーム 後××

ワームにスト負けしてますが、ゼクスヤガンの構えにパルキオンで突っ込んでも簡単にヤガンでパルキオンを処理されてしまうところがやりづらいと思いました。

4ガジェしたりしてどのデッキ相手でもきつい対戦内容だったので、有利不利はまだよくわからないです。

カーム1Kill 後××、先××

やっぱりガジェットだと初見狩りじゃなくても普通に負けます。みどりさんしか使ってこないし、全く勝てないわけでもないので、カーム1KILLのためだけにエフェクト・ヴェーラーを入れるなどの構築での対策はしないんですが。

エーリアン 後〇〇

エーリアンモナイトと宇宙砦ゴルガーしか知らなかったけど、他のカードもけっこう強いなと思いました。

モンスターが単品だとどうしようもなく弱いんですが、サポートの魔法罠は意外とパワーがあります。

ただ、毒蛇の供物や惑星感染ウイルスなどのモンスター除去罠をガジェットは少ない被害で踏みやすいのでデッキ相性はガジェット有利そうな印象を受けました。

 

使っていたTGマシンガジェのデッキレシピ

最初に試していた型と調整後の型がこちらです。

没になったから公開というわけではなく、次の大会まで1ヶ月もあったら構築が変わっているだろうということで、もし明日大会があればこれで出るというつもりの今の全力のデッキを載せています。

段階1 初期TGマシンガジェ

 ↓

段階2 調整後TGマシンガジェ

初期から意識していた内容

組み始めから変わっていない理論で決めた内容、回し始めて調整した内容に分けて書きます。

強欲で謙虚な壺がキー(昔に似たようなことを書いてそうな内容)

マシンガジェはガジェットを引くのが遅れると致命的になりがちなデッキだと思っています。

例えばガジェットを引かずギアフレームだけ引いた初手を考えてみましょう。パッと見そんなに弱くないんですが、ギアフレームからフォートレスを持ってきてもガジェットが被らないと威力を発揮しないので、ガジェットを引くまではもちろんガジェットを引いてからも数ターンそのフォートレスはだいたい仕事できない期間を手札で過ごすことになります。

なのでマシンガジェはデッキ枚数をあまり厚くせず謙虚を3枚入れてガジェを早めに引けるよう組みたいと思っています。

今回のデッキはマシンガジェベースで、さらにTGまで入れてガジェを引く重要度が上がっているので謙虚3は固定です。

サイド後の後攻は相手によっては謙虚を抜くつもりですが、無暗に抜かないように意識しています。

メインの罠は少なめにする

TG要素とマシン要素を両方引いてもそれぞれは噛み合わず、ガジェットも一緒に引けないと微妙な手札になります。TGとマシンを同時に引いて強い手札には必ずガジェもいます。この時点でモンスター3体です。つまりTGマシンガジェが上手く機能している手札は必ずモンスター3枚以上になっているはずです。そしてそこからガジェットが被ったりTG、マシンが被ったりすれば簡単にモンスター4枚の手札になります。

これをモンスター過多の事故扱いするならTGマシンガジェというデッキ自体がコンセプト崩壊してます。

そのため守備範囲が狭くて他の罠で補ってあげないと使いづらいタイプの罠はメインに入れても機能しづらいです。

ということを意識して調整していったところ守備範囲が広い激流葬、神の警告2、月の書+限られた罠だけの罠構成になりました。

初期に入れているくず鉄のかかしは使い切りじゃないおかげで次元幽閉やミラーフォースと違って1枚でゲームメイクできるので、他の罠と被らなくても強い1枚で広い範囲を見れる罠枠として入れていました。今でも範囲が広い罠だと思っていますが、サイドには幽閉が欲しくてそれと役割が似ているので抜けました。

見れる範囲は広くないけどゴーズもモンスター多めの手札の時に強いパワーのある罠として入れています。

TGワーウルフは入れない(重要)

回していてTGワーウルフが欲しいなと思うことはありますが入れません。

このデッキはマシンナーズ・ギアフレーム3枚なので、序盤にTGワーウルフを素引きした時に召喚権を使う余裕はないです。また序盤でフォートレス素引きしている時は実質手札マイナス1枚なので、そこにワーウルフがいると残り4枚の手札で戦線維持しなければなりません。

ということでマシン要素を引いている手札でTGワーウルフがいるとその時点で弱いです。

ストライカー+ワーウルフ+ガジェで展開してパルキオンを出して警告を踏んだ後、ワーウルフを放置するプレイをされても高打点を出せるところはワーウルフとマシンナーズで相性が良いと言えますが、そこ以外は基本相性が悪いです。

ただしサーチ先のTGがデッキにいるいないでストライカーのパワーがだいぶ変わるので必要ですが、ラッシュライノ1枚は必ず入れます。

TGはコンパクトに入れたくて、ストライカー2:ラッシュライノ1かストライカー3:ラッシュライノ1の比率のどちらかが良いんですが、1つ前の記事で書いた理論の通りラッシュライノのサーチ先切れが弱いのでメインはストライカー3にしています。サイド後にTG全抜きしたり、ストライカー1:ラッシュライノ0や、ストライカー2:ラッシュライノ1の比率にすることはあります。

ストライカー1、ラッシュライノ1にはしません。okami-no.hatenablog.com

そもそもマシンガジェにTGを入れる意味

・ブリューナクの切り返し力

マシンガジェはフォートレスの打点を越える大型モンスターの突破に苦労するデッキなのでそこをサポートしてもらいます。普通にやり取りしていると奈落をブリューナク以外で踏んで削っていくことができるのでブリューナクも通りやすいです。

・パルキオンで奈落幽閉を抑えてKillする

マシンガジェはせっかく代償を使えても罠に阻まれて弾切れして勝ちきれないパターンになりがちです。パルキオンがそれを緩和してくれます。

サイバー・ドラゴンに対して耐性を持てる

マシンガジェに対してはサイバー・ドラゴンが強いです。

ただし、フォートレスを吸う使い方をされるだけなら、勝負どころ以外フォートレスを出さないことでその間、相手のサイバー・ドラゴンを腐らせて機能させない戦い方ができるので大して問題ないです。

しかし、下級を吸う用途で出されるとシンプルに厳しいです。

TGガジェットなら2000キメフォを出されてもパルキオンを出して殴り返せるのですが、マシンガジェットは簡単に2000打点を越えられないためガジェットを吸うパターンでも十分脅威になってしまいます。

TGを混ぜることでそれを補えます。

・相手のサイチェン後の罠構成をブレさせる

マシンガジェには奈落幽閉激流ミラーフォースが強いです。TGガジェには割拠、黒角笛、連鎖除外などが強いです。強い罠がTGとマシンで微妙に違っているので、サイド後の罠構成をTGガジェに厚くしている相手にマシン要素で別の角度から攻めることができたり、マシンガジェだと越えられない物量の通常罠をパルキオンで封じて越えたりすることができます。

 

調整して変わった内容

メイン奈落な落とし穴は微妙

ラクリ、六武衆など足手まといになる相手がいるのは知っていたのですが、思っていたより足手まといでした。

ただし代行天使とラギア相手は替えが効かないし、マシンガジェに対して入れられがちなサイバードラゴンに打てるのでメインから抜いてもサイドデッキには必ず2枚入れておきたいです。

ラクリや六武衆相手に足手まといとは言っても打つチャンスが少ないだけで全く打てないわけではないし、パルキオンを立てた後切り返しで出されるガイアナイトや融合HERO、パールを弾いたり、先攻ガジェの後ろに置いたら強いだろうということで1枚なら許容範囲だと思っています。

罠の総数で考えてもメインの罠が月書、激流、警告2、奈落1で5枚だとバランスが良い気もしますね。

能動的に打てる伏せカードを多くする

罠の数を絞っていますが限られた罠が機能するためにはサイクロンで狙い撃ちされないように隣に何か伏せてあげる必要があります。警告や激流葬と一緒に伏せる想定とはいっても一緒に引けず単品で引くことがほとんどなので、それ単品+モンスター大量の手札で機能してくれるカードでないといけません。

砂塵の大竜巻や地砕きがこの条件を満たすなと気付いて評価が上がり増えました。

地砕きは伏せるカードが少い時は手札に持っておいて、本命を伏せる時に一緒に伏せる選択肢を持てます。

また、砂塵の大竜巻は本命の隣に置くブラフとして強いのに加えて弾圧、スキドレが普通の構築以上に重いので重要度が高いと感じています。

リビングデッドの呼び声→貪欲な壺2網目

前身のマシンガジェを回している時に貪欲な壺2枚目は弱いと思っていましたが、TGが入ったことで少しだけ打ちやすくなり選択肢に戻ってきました。

リビングデッドの呼び声と貪欲な壺は両方デッキがある程度回っている前提で強い枠で競合しているので入れ替わりました。

TGとマシンを両方入れるだけでも噛み合いを求められてしまうのでリビデと貪欲2枚目を両方入れてしまうとだいぶバランスが悪くなると思っています。

両方良いところはあるんですが罠を上手く踏み越えられなかった時のリカバリーを優先して貪欲2枚目にしました。

ざっくり言うとそういう説明なんですが、暗黒界などにはリビングデッドの呼び声の方が強いので何を意識するかで変わる話でもありますね。

 

まとめ

昔もTGマシンガジェを使って寒波亭にも持ち込んでいましたが、その時と魔法罠構成とTGの枚数比、デッキ枚数を厚くする→抑えるに思想が変わっていて、今の方がだいぶ戦いやすいデッキになっていると思います。

来週からはまた別のデッキを使おうと思います。

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