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遊戯王1103環境のゲートボールの記事を書いています

寒波亭準優勝 反省会 マシンガジェ

今回の寒波亭で対戦していて気づいたことをサクサク書いていきます。

 

 

使用デッキ

出場した構築の解説はこちら↓

okami-no.hatenablog.com



 

1回戦 六武衆@ミサイルマンさん 後×〇ET×

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半月前のチーム戦で優勝してた方なんですが、↑はその時の構築です。

今回もこれに入ってるのと使われたカードは同じでした。

不勉強なことにちゃんと入賞レシピをチェックせずに参加したのでドッペルゲンガーとか心鎮壺とかケアすべきカードをケアするプレイをしてませんでした(引かれなくて良かったです)

反省ポイント

先攻結束4ドローシエンダストシュートで即サレするか?

1本目は先攻結束4ドローダストシュートされました。それはドンマイなんですが、ここで即降参して手札を隠すか、一応戦ってみるか数分悩んでしまいました。

デッキ枚数43枚なので手札を見せなくてもガジェットバレはしているんですが、その時手札にマシンナーズカノンを持っていたので、マシンナーズバレまでするのが嫌で悩んでしまいました。

そして結局手札を見せずに降参。

結果ここで悩んだ数分が効いてETに入って勝ててそうだったゲームをET負けで落としてしまったので反省です。

カタストルにローチで突っ込む択に気付けなかった

後手の3本目はなんやかんやで相手の場にカタストルと伏せ1枚だけ、自分はホープ次元幽閉+手札大量という普通にやればほぼ勝ちな状態になりました。

しかしライフポイントが4000vs4300で300だけ負けている状態でETに入ってしまい、カタストルが突破できずに負けました。

負けたな~と思ってもすぐサレンダーせずに2分くらいいろいろ考えたんですが、突破手段が思いつかなくて降参しました。

しかし、観戦してたかぼちゃさん(?)か誰かにローチを作ってカタストルに自爆して、自爆ダメージでトラゴエディアを出してカタストルを突破できませんでした?と指摘されて、あっ!となりました。

相手の伏せはマシンじゃなくてTG読みで入れていたというすっぱ抜きだったので、結局トラゴエディアを弾かれて負けだったんですが、真面目に考えたのにその選択肢を思いつけない時点で自分は負けるべき試合で負けたなと納得できました。

正直指摘されなきゃ一生気付きませんでした。

頭の良いギャラリーに感謝です。

相手が上手かったポイント

2本目は自分が先攻で相手のバトルフェイズに代償を通したんですが、メイン2にアシッドゴーレム守備表示+多伏せからけっこう粘られてしまいました。

マシンガジェだとアシッドゴーレム横が突破できないんですよね。

ホープが2体入っているので、ホープでアシッドの攻撃を止めてアシッドのバーンダメージで勝つプランで戦ってみて一応勝ちました。

が、代償を通したわりには苦戦してしまったし、ここで時間がかかったせいでET負けしていてそういう返し方があるのか~と思いました。

 

2回戦 カエル帝@たか式さん 後〇〇

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たか式さんの↑Twitterより

反省ポイント

察しが悪かった

サイチェン中に何となく「そういえば前にカエル帝からサイド後次元帝に変えてくる人と当たったことあるんですよ~」と雑談をしました。

「えっそんな人いるんですか?」とか「あ!それ昔自分もやってました」系の反応が来るかなと思って深いことは考えてなかったんですが、間の後「自分はどうですかね・・・」と言われました。

いや流石に・・・と思って露骨な次元読みはせず2枚サイドデッキにあるDDクロウを1枚しか入れない程度の寄せ方で貪欲な壺が2枚入ったままの状態のサイチェンにしてしまいました。

すると、本当に先攻1ターン目に次元の裂け目を打たれてフラグ回収の速さに笑いました(笑)

正直カエル帝に対してのDDクロウは、鬼ガエルが回ってしまっていると黄泉ガエルを飛ばしても焼け石に水なことがあって別に強くないシーンも多いので、反応から察してクロウ0、貪欲1みたいなもっと次元を意識したサイチェンをしても良かったかもしれません。

ただ僕の魔導戦士ブレイカーとゴーズが強すぎたため、裂け目プランを意識していなくてもパワカのパワーで対応できてしまいました。

ただの黄泉帝だったとしても、ブレイカーはサイクロンを割ったり狡猾な落とし穴やわずかに入っている罠を割れたり、ライオウと相打ちする役割が持てるので入れることができるので入れることがができます。そして、こういう予想外な事態にも対応できます。対応範囲が広いのがとても良いですね。

 

3回戦 スクラップ@坂本さん 先〇〇

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↑坂本さんのTwitteより(今回の構築は上げてなかったので半月前の構築です)

レアリティが凄い・・・。

スクラップを使う人だというのは知っている状態で対戦しました。

良かった点

ゴーズとブレイカーが強かった

2本目は王虎ワンフーが2体出てきたのですが、ゴーズで止めてカイエントークンで殴って1体処理。

もう1体は横にブレイカーを立てて殴る→幽閉を打たれて脱出でブレイカーを戻す

→次のターンもう1回ブレイカーで殴って2枚目の幽閉を踏む

→次のターンゴーズで殴って通る

という攻め方でどうにかしました。

坂本さんは対戦後、ブレイカーに幽閉打つの我慢しないといけなかった~と反省していて、相手にも苦しい状況ながら択があった場面のようです。

幻獣の角ケアをちゃんとできた

1本目はサイドラでスクラップ・ビーストをいきなり殴らず、トップで来てくれた七つ道具を伏せるプレイをして(エンドサイクが怖かったですが)、ビーストが殴ってきて幻獣の角を打ったところに七つを当てて大打撃を与えました。

詰めの段階もちゃんとビースト+幻獣の角の2400を越えるホープでビーストを殴って幻獣の角ケアをしました。

最低限勝てるプレイができたと思います。

サイドカード選びが刺さった

引かなかったけど当日まで入れるか悩んで採用した精神操作がスクラップ相手にめちゃめちゃ強そうですね。スクドラを奪えばめちゃめちゃ強いし、下級にも打てます。

ガジェミラー用に入れている畳返しも引かなかったけど強いです。なんと王虎ワンフーにも打てます。

 

4.アライブHERO@だめがねさん 先〇×ET〇

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だめががねさんTwitterより。

良かった点、反省ポイント

良い割り切りプレイができた

1本目は先攻を取れたは良いものの、手札にモンスターがかさばって微妙なハンド。

何の罠もケアできないしミラクルすら打たれたらきついけど、仕方なく2ターン目からフォートレスとギアフレームで突っ込んでテンポ取って勝ちました。

正直後手なら文句無しの負けでした。

女戦士ケアをしなかった

2本目はずっと不利な展開だったんですが、フォートレスで裏守備の女戦士を殴って飛ばされなければワンチャンあったと思います。

女戦士セットを読んで殴らず、こちらのブラフを警戒して相手が女戦士で殴ってこずにターンが長引けば逆転できたかもしれません。

本当に頭から抜け落ちてました。

 

5回戦 墓地BF@たかはしさん 先〇×〇

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↑たかはしさんのTwitterより

大嵐さんと一緒に2回もチームを組んだ仲なのに、「今日は暗黒界で出てますよ~」と言って徹底的にデッキを隠し、デルタクロウアンチリバースやサイドグアイバやドッペルゲンガーみたいな意識してないと対応しづらいカードを大量に入れてくる悪タイプのチームメイトです。

構築とプレイにオリジナリティを出してくることが多いなかなかのやり手で、珍しい墓地BFで今回ベスト14まで残ったのは素直に凄いと思います。

※ただしカイクウは弱かったらしいです。

暗黒界がウソなのはわかってたけど、ラギアだろうなと思って対戦してました笑

良かった点

ゴーズフォーメーションが強い

構築記事で今回の構築コンセプトのゴーズフォーメーションを紹介しましたが、この対戦では鬼刺さりしました。

1本目でダムドの1Killを止めてゴーズ以外負けの状況からチャンスを作ってくれました。

さらに1Killを止めた返しのターンはビッグアイを作ってダムドを奪い、奪ったダムドで墓地のゴーズとトラゴエディアを除外して2枚破壊を決めました!

これは気持ち良かったですね。

反省ポイント

デルタ・クロウ-アンチ・リバース

2伏せの状態で1伏せ追加してデルタクロウアンチリバースをくらってしまいました。

前にLINEでデルタクロウが強いっす!と言っているのを何回も聞いていたのにすっかり忘れていて、自分ダメだな~と思いました。

 

6回戦 ドラグニティ@スケッチさん 先〇×〇

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↑スケッチさんのTwitterより

僕に当たるまで4-1で勝ってて実際毎場面毎場面適切なプレイをされてそうな感覚がありました。

上手かったポイント

ライブラリアン

僕が知らなっただけなのかわかりませんが、ポン置きされたライブラリアンを頑張って倒さなかった結果、次のターンドゥクス追加でヴァジュランダ経由でシンクロを2回することで2ドローするコンボをされて滝汗でしたし、その回は負けました。

気付いた点

ドラグニティはガジェを使い始めてから戦うのは初めてだったのでアドリブでいろいろやりました。

ガジェをばらばらにしてみた

ギオンにエクシーズを割られると損なのとレギオンの打点が1200でガジェよりも低いため、ガジェを2体並べてもエクシーズしない動き&レギオンに殴り倒されない打点を置いておくことを意識してみました。

これは引いている罠次第で刺さりそうなプレイだな~と思いました。警告を引いていても、七つ道具などを考えるとこれをやった方が良い場面はありそうです。

ただサイド後はサイドラが重くなるので注意が必要そうです。

他にも考えた気がするけど忘れました。

試合後にメモすれば良かったです。

 

決勝1回戦 TGガジェ(枚数多め)@にきさん 後〇×ED後〇

構築不明。

今回はメインにソウルテイカーが2枚入っているようでした。

※対戦後にEDで使えなかったりして弱かったと言ってました

安定して良い戦績を残している強いプレイヤーです。

前回6ガジェで出場していた僕をボコボコにされたので連敗しなくて良かったです。

反省点、気付いた点

畳返しを打つタイミングには気を付けましょう

今回EDでグリーンガジェット召喚に対して勢いよく畳返ししたら、畳返しを使えるのは効果を発動したときだから、使わない選択もされてしまいますよと教えてもらい、使うつもりだったからとおまけで効果を使った時に打ったことにしてもらいました。

たしかに、その場面はEDで次のターンが無いということもあって、畳返しをくらってもいいように発動しない選択肢が正解になる場面でした。全然使わないと言われてもおかしくありません。

使うときは気を付けましょう・・・真面目に。

マシンガジェはグアイバに若干耐性あり(?

くりすまさんが後で教えてくれたのですが、どうやらにきさんはギアフレームを前にグアイバを2枚腐らせている場面があったそうです。

マシンガジェ相手だとそういうこともあるようです。

この日は墓地BF、にきさん、この後当たるアイスさんのTGガジェで3回もサイドグアイバのレシピと当たっています。

グアイバは流行りつつあるので意識しないとですね。

トリシューラが出づらい試合展開にできた(気がする)

相手の場を無暗に空にせずストライカー+ワーウルフのトリシューラが致命傷にならないようにゲームを進められたような気がします。他の試合と混ざってるかもしれません。

 

決勝2回戦 荒行六武衆@ナミさん 後〇×〇

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予選全勝でシードだった方です。

他の六武衆使いと比べて物凄く前のめりに攻めるプレイをされる方で、活人剣術に加えて究極背水の陣まで入っていました。

予選で当たった知り合いの話を聞いても、やはり罠をある程度割り切っためちゃめちゃ前のめりなプレイをしているらしいです。

恐らくミラフォ激流などを下手にケアすると速攻でライフを詰めれる強みを失ってしまうから、踏んでしまうパターンはある程度割り切って、一貫して攻め攻めのプレイをし続けた方が試合が長引いて対応される確率よりも罠を踏む確率が低くなって勝率が出ると考えているのではないかと想像しました。

背水の陣も罠が直撃してもチャンスを作れるところが、そういうプレイスタイルだと輝きそうで、なるほどと思いました。

良かった点、反省点

結束4ドローシエンされても粘れた

2本目は結束4ドローシエンをされたのですが、御前試合+脱出でどうにか粘ってもうちょっとで勝てそうなところまでいけました。

御前試合は他の罠との組み合わせ必須ですが、やっぱりミラクルを起こしてくれる可能性があるカードだなと思いました。

(ちなみに、ローチシエンが並んでるところでお互い気付かず闇属性同士なのにローチを墓地に送ってしまっていたのを観戦していただめがねさんに教えてもらいました。シエンローチは御前で解決できませんから気を付けましょう。)

3本目に代償を打っても弾圧で粘られた

貪欲な壺を引けていたので何とか勝てました。

サイドチェンジで六武とはリソースゲーになりづらいから貪欲を抜いてしまおうか?と考えて貪欲を抜くか迷ったりしていたのと、こういう時頼りになるはずのブレイカーを先手では抜いてしまっていたので冷や汗をかきました。

ガジェは打点が低いせいで後手の弾圧でも間に合ってしまうので、もっと弾圧を意識しないといけないなと思いました。

 

準決勝 TGガジェ(45枚)@アイスさん 先〇〇(動画卓)

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↑アイスさんのTwitterより

アイスさんはジャンドが上手い最強プレイヤーです。

反省ポイント

トラゴエディアの対処が下手だった

1本目、アイスさんがガジェを被らせているだろう状況で、自分が超高打点のトラゴエディアで攻めていてかなり有利な状況を作れていました。

しかし、そこからアイスさんのトラゴエディアを良くない踏み方をし、対処も微妙で捲られかけました。

動画が出ると思いますが、アイスさんがトラゴエディアを出すターンでトラゴエディアの横にガジェットを追加しない方が良かったかもなと思います。

アイスさんの思考の間からトラゴエディアがありそうなこととガジェットが被っていそうなことは何となく感じていて、だけどそれを行動に反映できなくて別の罠が来たらどうしようを考えることはしたんですが、何となくガジェットを追加してしまいました。

トラゴディアが出てきた瞬間に、あっ次のターンガジェ奪われてディシグマでトラゴ突破されたらヤバイじゃんと気付きました。

もっとやりようはありました。

ディシグマを出された後も、ディシグマが殴ってきて幽閉を当てられれば全然問題無かったんですが、ケアされたらまずいプレイをお祈りでした記憶があります。

血の代償ケアをもっと頑張れたのでは?

2本目はアイスさんがガジェを引かなくてひたすら僕が殴り続けるんですが、アイスさんは血の代償を持っているので、引きさえすれば簡単に僕を倒せる状態のターンが何ターンかありました。

そういうガジェを引いてない相手からいきなり代償でKillされる展開は何回も経験しています。

あんまり覚えてないけど七つ道具の使いどころは最適だったかな?もっとライフを詰める動きをした方がリスクが少なくなかったかな?と思います。

 

決勝 マシンガジェ(40枚)@くりすまさん 先〇×ET×(動画卓)

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↑寒波亭ツイートより

くりすまさんとは大会前日までお互い手の内を隠さず構築を見せ合っていて、前日に「昨日負けすぎた結果これで出ます」とLINEで僕の出場予定のデッキレシピを送って「メインサイドラは個人的に無し」「ジャンド相手に入れても1」「完全に受け身だから相手がなにかしないと出せなくてフォートレスの2000も弱い」などコメントをもらったりしていました笑。

※前の記事で書いた通りメインはジャンドに薄くしても良いという理論を思いついたのでジャンドに弱いのが入れない理由ならむしろ入れようと思ったのと、フォートレス2000がTGガジェ相手にパルキオンで殴り返されてめちゃめちゃ弱いのも同感ですが、ライフをガツガツ削るバーンカードとしてなら強いのではと思って今回はメインサイドラ2枚にしました。

→数日後にはあれは間違いだったとなっている可能性あるので真似するときは慎重に()

 

くりすまさんの真似から発展させた案もいくつもあります。

例えばくりすまさんも今回の構築の前は奈落、警告を抜いた構築を使っていた時期や、カノンが強いと言っていた時期、デッキ枚数は絶対多めにしたいと言っていた時期があったり、他にもいろいろことを試していて、僕の構築も昔のくりすまさんから着想を得ています。

という恩があるので決勝でくりすまさんに負けるなら今回は良いかという気分でいます。

むしろ今回練習中負けまくって大会前日に派手に構築を変え、ゴーズのパワーと最低限のプレイングと噛み合いで勝った自覚があるので良い方です()。

反省点

プレイは良いところもあったし悪いところもあったと思います。

構築を知られていたのは、初見じゃないと刺さらないカードをミラー用に入れていたわけではないので関係無かったと思います。

 

引用元