はじめに
2本目のずんだもん動画を作りました。
2本目の動画は「Duelingbookの対戦リプレイを編集して初心者向けに雰囲気が伝わる動画を作る」をコンセプトに作ったんですが、リプレイを編集して動画にするためには1本目の動画では使わなかった編集方法やショートカットを覚えないと作業量が膨大になってしまうので、正直ハードルは高く感じました。
ハードルの低い1本目の動画を先に投稿していなかったら挫折していたかもしれません。1本目で失敗したと思っていることをいくつかフィードバックできたので、そういう意味でも簡単な紙芝居を作っておいたのは正解だったと思います。
※お盆休みの最終日には台本が出来上がっていたのに動画編集方法を勉強するのが辛くて逃げていたら完成が9/5深夜になりました()
はたしてこうして作った2本目が皆さんの見るに値する動画になっているか・・・。
今回意識したポイント、習得した内容
音響関係
キャラのボイス設定
前回は完全に初期設定で使っていたキャラのボイス設定をかなり変えました。
遊戯王でいうデッキ構築的な部分だと思います。
読み上げ速度
会話劇にするなら読み上げ速度はやっぱり早い方がテンポが良くて良いです。
もっさりした印象にしたくないけど、喋ってる内容をあんまり詳しくない視聴者にも理解して欲しいずんだもんと四国めたんは110%にしました。
マニア向けで喋っている内容を理解してもらわなくても雰囲気だけ楽しんでもらえば問題無いと思っているキャラはちょっと早い130%にしました。
これ以上遅くすることは無さそうですが、さらに早くする検討はした方が良いかもしれません。
抑揚
0~200%で設定でき、デフォルトは100%ですが、全キャラをMAXの200%にしました。
あえて機械っぽくしたい場合以外は200%が人間の声っぽく聞こえて、聞き心地が良い気がします。
声の高さの設定
今回、闇ずんだもんは、ずんだもんの声の高さを100%→90%に、スタイル:ツンツンにして声を作っています。
最初は中国うさぎという声が気に入った別キャラの声を使おうとしていたのですが、いろいろいじっているうちに、同じキャラでも声の高さを変えると全く別人になることに気付きました。
ただし、声の高さを変にいじると音割れします。いろいろ試してこのバランスにしました。
四国めたんももっと萌えキャラにしたくて、スタイル:セクシーで声の高さ103%で最初やっていたのですが、ずっと聞いていると疲れる気がして元に戻しました。
編集技術
動画を一時停止して解説を入れる
Ctrl+B:アイテムの分割 というショートカットを覚える必要があります。
動画編集ソフトならではのショートカットですが、このアイテムの分割操作がめちゃめちゃ応用できます。
↑ここでCtrl+Bを押すと赤線のバーがいるところで動画が分割される。
動画を一時停止して解説を入れたい時は
①一時停止したい秒数で分割点を作る
②分割点より右側を再生速度0%にする
③一時停止を辞めたいタイミングで分割点を作る
④分割点より右側を再生速度100%にする
この4ステップの動作で一時停止させた区間を作ることができ、その長さを自由に変えられます。
この操作手順を知らないと、動画を一時停止する編集はゴリ押しな編集方法になってめちゃめちゃ大変だと思うんですが、このやり方に辿り着けなくて1,2週間作業が止まりました。
次回に活かすこと
音量関係
キャラのセリフの音量設定
編集ソフトのデフォルトの設定ではキャラの音量設定は50%になっています。
しかし、一番聴いてもらいのはキャラの声で、それ以上他の音量を大きくしたいシチュエーションはそうそう無さそうなので、初期設定を80%にしてみようかと思います。
100%にするとキャラの声同士の音量調節で不都合そうな気がするので80%くらいをデフォルトにするのが妥当かなと思います。(120%にしても意外と音割れしなかったりするのかもしれないけど)
とりあえず50%だと同じパソコンでYoutube見ながら動画編集したい時、音量調節が難しいです。
・一時的に音量を上げたい時
・キャラを低音ボイスにしたい時
・キャラの話すスピードを上げたい時
音量を大きめにする可能性がありそうです。
闇ずんだもんの音量
今回、闇ずんだもんというキャラクターを出しているのですが、デフォルトはこの音声設定で、場面によって読み上げ速度を変えるようにしています。
もう修正するのは辛いなと思う段階で気づいたので今回はそのままにしていますが、
・声の高さを低くしている
・読み上げ速度を早くしている
このどちらの影響度が大きいのかまだ調べていないですが、単品でボイスを聞いている時は気にならないのですが、他のキャラと掛け合いをしていると音量が小さく聞こえます。
ということで、基本キャラの音量は80%にして、闇ずんだもんだけバランスを取って高くする設定にした方が良さそうだなと思いました。
あと、高速で喋らせる場面やキャラの声の高さを変える時は音量バランスが崩れていないかチェックした方が良いかもしれないですね。
BGMの音量設定
BGMと他の音のバランスはめちゃめちゃ難しいと思います。
BGMはDOVAというフリーの音源サイトからDLしたものをそのまま使って、
1本目の動画はキャラの音量:50%、BGM:1%で設定したら何も聞こえなくなりました(笑
今回は最初キャラの音量:50%、BGM:5%で設定しましたが、対戦中のBGMがちょっと耳障りかなと思いました。これはBGM音量が大きいだけじゃなく、BGM編集がめんどうで同じBGMを10分以上ループさせてるから、飽きて耳障りに感じるというところもありそうです・・・。ということで同じBGMを永遠にループさせている対戦パートだけ音量3%で、導入と終わりは5%に設定しました。
最適じゃないと思いつつ、こだわる元気がなかったです。
本当にこだわるならフリーのBGMではなく愛着の持てるオリジナル曲が欲しいです。
設定関係
イントネーションの設定
頻出する単語を人力で修正していくのは無理だと思いました。
楽しくないです。まだ試してないけど辞書登録機能がありそうなので、次は絶対にその設定を覚えてから台本読み込み作業をしようと思います。
Ctrl+B後の選択位置を右にする
ショートカット集を見ていたら紹介されていたのですが、これは設定しておいた方が格段に速くなりそうです。
他にも↓は覚えた方が明らかに良さそうだと思ったので慣れる必要があります。
・Ctrl+Tab:セリフ欄にフォーカスを移す
・Ctrl+→:次の編集点に移動
台本
音読すると長く感じるセリフがある
台本の段階では違和感が無かったのですが、盤面が動かずにキャラが喋っているだけの時間が必要以上に長かったと思います。
特に最初のターンは何かしらのカードを出してから喋らせるべきでした。
長いセリフの時は、喋っている間何か画面が動くような演出を入れる手もあったかもしれません。(編集の工数が増えそうだけど)
~や!、・に注意
ずんだもんの読み上げする時に~や!・を入れるとずんだもんで読み上げた時、意図した読み方をしてくれません。
キメラテック・フォートレス・ドラゴンを人間ぽく読ませるためにはキメラテックフォートレスドラゴンと台本に書いてずんだもんに読み込ませないといけません。
それを台本読み込みした後に字幕に・を打つのはめんどうなので、ずんだもんに思い通りに読んでもらいつつ字幕修正も少なくて済む方法は考える必要があります。