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13冊目 雑談の一流、二流、三流

雑談の一流、二流、三流

発行:2020/3/16

著者:桐生 稔 

 

紹介

良い本でした。
全編「三流は~二流は~一流はどうする?」という形式で書かれています。

例えば第一章がこんなかんじです。
”最初のひと言
三流は「今日は暑いですね」からはじまり、

二流は「30℃を超えるそうですよ」からはじまり、

一流は、何からはじめる?”

人間、成功や正解よりも失敗・不正解の方が印象に残って覚えやすいものなので、こうすべきとする例と同時に悪い例も示すことで非常にわかりやすい本になっていると思います。
本屋で立ち読みしておもしろそうな本を探していたときに、そこに惹かれて購入しました。
文章がわかりやすくて、考えにも共感できました。
最近読んだ本「文章力の基本」で体験談が共感を生むという話がありましたが、この本も体験談をたくさん入れていて、具体的な体験談が共感を生むんだな~と改めて感じました。

 

特別共感した内容

  • 人の心を動かすのは「どんなことを伝えるか」より「相手とどんな関係性にあるか」
  • 人は自分のことに一番興味があるので、会話の主題は相手にする
  • 抽象的な質問より具体的な質問をする。相手が頭を悩ませなくて済むので心地よい空間を作れる
  • 話を被せない
    「~した」→「私も~した」より「わ~すごい」
  • あえてマイナスをカミングアウトする。無難キャラ、万能キャラよりエッジの利いたキャラになる

 

あんまり意識していなかったちょいテク

  • あいさつに2ワードプラスする
  • あなたに会えて嬉しいを表情だけで表せるようにする
  • 褒めるポイントが見つからないときは過去と比較する
    例:30点の答案でも以前に20点だったなら成長している
  • 共通点が見つからないときは相違点をおもしろがって聞く
  • 「すごいですね」→「しびれる」「オーラがある」など一段上の言葉を使ってバリエーションを出す。「すごいですね」だけでは薄っぺらい。
  • ネガティブな話題は同調するだけでなく、受け止めてから承認する。
    「腰痛」→「大変、でもそんなに頑張って凄いですね」
  • 例え話を使うことでダラダラ話さず済む
  • 聴衆に話すときは、一人何役もしたり、一人質問したりして文章→映像にする。だらだら話すと飽きられる。
  • 褒めるとき抽象的な褒め方より具体的な褒め方をする
  • 別れのとき続きが気になるフレーズを残して去る


本全体を通して

学生時代は僕も、相手主体で話すなんて自然体じゃない、顔色を伺うなんてダサい、大袈裟な相槌を打つなんてダサいと思っていたんですが、社会人になってから大分変りました。
やっぱりお互いが気持ちよく話せる話し方をして良い関係性を築けた方がWinWinで自分にとっても得なんですよね。
それに好きという感情が相手を想う行動につながることもあれば、相手を想う行動をすることが相手のことを好きになるきっかけになることもあります。
果たして好きでも嫌いでもない相手を思いやって会話することは不自然な行動なのでしょうか?
大袈裟な行動も感情が後からついてくることを考えると、実は不自然ではないのかもしれません。
しかし、僕は捻くれた根暗なので実際に会うときはハードルを下げに下げて下げて下げて下げておいてください()。
あと、自分の話したいことをガンガン話すオタクもそれはそれで僕は好きです。

12冊目 はじめてでもよくわかる図面の読み方

はじめてでもよくわかる図面の読み方

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僕はターゲットじゃ無かったです。
僕もこの本の内容が完璧に身についていてさらっと図面が書けるわけではないのですが、だいたい雰囲気はわかっていて必要になったときネットで調べて解決できる内容だと思ったので、数ページ読んで流し読みに切り替えました。
昼休みの3,40分程度で読み切ったので、時間の無駄にはなっていないと思います。
(220ページを3,40分で読み切って内容が頭に入るわけないので、もちろん全く定着していません。)


思ったことは3つ
・今回は図書館だからてきとうに借りてもOKだったけど、本屋では立ち読みをしよう。通販で全く知らない人の教科書は買いたくないな・・・。
・でも通販で買うにしても2000円くらいなら別に捨てても良いんじゃない?
・そもそもレビューが☆4の本はだいたいおもしろいから、☆4以上を買えばそんなに大失敗しないのでは?(この本は☆3)

 

このままだとターゲットじゃないのに勝手に読んでいろいろ言ってる迷惑な奴なのでフォローします。
レイアウトは見やすいと思いました。
雑学要素が無かったので、ある程度図面に慣れてる自分が読んでも得るものが無いと感じたのですが、逆に必要な情報のみが書かれているから辞書のように使えると捉えることもできます。

あと、この本に限らず教科書を何度も読み返すよりは、さら~っと概要を掴んで実際に図面を書いたり読んだりして、わからないところに出会ってから本を読み返したり、ネットで調べたりしてみる方が興味を持てて良いのかもしれないと思いました。

11冊目 材料試験基礎のきそ

材料試験基礎のきそ

発行:2008/1/30

著者:西畑三樹男

 

かなり読みやすかったです。

前回読んだ「材料評価のおはなし」と比べると、こちらの方が自身の経験や思想も交えて書かれているので人間味を感じられて好みでした。
でも整理されて要点だけが書いてある「材料評価のおはなし」の方が、読んだ後内容はしっかり身についている気がします。
身についていないのは、書かれ方だけでなく、そもそも状況の違いかもしれません。
このブログを書いているのは、この本を読み終わってから別の本を2冊読んだ後です。さらにこの本はメモしながら読んでもいませんでした。
そもそもこういう本は、一冊一冊しっかり読まないと読む意味が無いのか、さらっと流し読みしても意義あるのかどっちなんでしょうね。
めちゃめちゃ興味がある内容なら立ち止まるはずなので、立ち止まらなかったら興味なしとすると、さらっと流し読みでたくさん読んで、気になったところだけ立ち止まったり、興味が湧いたときに読み直す読み方の方が良いと考えることもできそうです。

 

今日思ったことは3つ。

①同系統の本を複数読んで、共通して出てくるワードを見つけたりするとおもしろい

②メモを取りながら読まないとちょっと興味ある程度の話は定着しない

③そもそもちょっと興味ある程度の話を定着させる必要はあるのか?

どうしましょうかね?
 

読んだ本10冊目 材料評価のおはなし

材料評価のおはなし

発行:2013/3/22

著者:福田勝巳

 

感想

文章が非常にわかりやすくてすらすら読めました。

この本は広く浅く材料評価の手法を解説していく本で、自分の中の引き出しを増やすのに役立った気がします。
機械系の仕事をしてる人がさらっと読んでおくと、経験の無い評価が必要になったときに、そういえばあの本で読んだからちょっとだけ知ってるな~と抵抗を減らせるかもしれません。
そもそも手法を知らないと、こうやれば性能確認できそうという発想すら湧かず遠回りしてしまうので引き出しは増やし得です。
※でも、これ一冊読んで何かができるようになるわけではないので、後輩に他の本を差し置いて真っ先におすすめしたりはしないです。
この本で紹介されている評価の中で僕は、X線SEM(走査型顕微鏡)を使った非破壊検査と、製品の引張試験だけは実際に行ったことがあります。
やっぱり、実際に手を動かしてあれこれ調べながらサンプル加工したり機械を触ったりしたことのある評価の話ならすんなり入ってくるので、理解するには手を動かすのが楽でいいなーと思います。

へ~と思った内容

衝撃試験

振り子に設置した刃付きハンマで試験片を打撃して、試験片を破断した後のハンマの振り上がり角度で吸収エネルギーや衝撃値、破面率から衝撃に対する強度を評価する。

硬さ試験

 引っかいて表面を傷つけて、傷の様子を観察する。

圧子(四角やひし形)を押し付けて残ったくぼみの表面積やを測定する。

磁粉探傷検査 

強磁性体(鉄、ニッケル、コバルトなどの磁石に強く引き付けられる物質)の表面や表面直下に傷があると、時速が空間に漏洩して傷の両側にN、S極の磁極が発生。磁粉を散布しすると傷の磁極部分に磁粉が吸着され模様ができる。

表面から2~3mm程度の深さまでなら傷の検出が可能。

鉄鋼製品の溶接部の検査や素材の製造・保守検査に使用される。

浸透探傷検査

表面の傷に液体を沁み込ませ、にじみ模様として検出する。

過流探傷検査

材料表面に過電流を流して材料に発生する電磁誘導の変化から傷と深さを検出する。

ぬれ性

水滴を垂らして、液体の表面と水滴と空気との接点を拡大して角度を測定する。蒸発対策で5秒以内に角度測定を行う。
0℃~180℃の間になり、180℃に近い程ぬれ性が悪いといえる。

 

では

読んだ本9冊目 文章力の基本

発行:2009/8/1

著者:阿部 紘久

 

紹介

良い本でした。

侮りがちな小学生レベルの話も含めて、文章をわかりやすく書くために意識すべき基本の考え方を明らかにして、例文とともにまとめています。
もちろんこの本自体がわかりやすい文章で書かれているので、ストレスなくすらすら読めます。
「文章をわかりやすく書けるようになりました!」と言える程の勇気はありませんが、前より良くなったと思います。
 

意識しようと思ったテクニック

  • 枝葉ばかりが見えて、幹が見えない文章になっていないか?
  • 文章の主役は早めに書いてしまう。
  • 読点は意味の切れ目に打つ。
  • ひらがなばかり、漢字ばかり、カタカナばかり続く場合に読点を打つ。
  • 読点で意味の固まりを分断しないように気を付ける。
  • 1文はなるべく同じ主語で書き、省略された主語を文の途中で変えない。
  • 抽象化された概念だけで共感を呼ぶことは困難なため、具体的なエピソードを使う。
  • 感動を押し付けず、事実を淡々と述べることで、読み手自身に感じてもらう。
  • 強調する言葉「とても」「本当に」などを連打すると、読者の気持ちが追い付いてこない。
  • 読み手の予想を裏切らない。話がつながらないときはガイドする。
  • 読み手の立場を想像する。

特に読点の打ち方は今まで全然自信が無かったので、この本を指標に見直していこうと思います。
今まで自分の文章は読点を打ちすぎてるんじゃないか?と不安だったのですが、本当に打ちすぎていたようです。

 

文章を書くのに時間をかけてもいい

コラム5で、「文章を書くのが遅い」という反省に対して、若いうちは時間をかけてあれこれ試行錯誤している過程に意味があると説いています。
「仕事のスピードは問題の本質、勘所をつかむことに関係しているので、器用に俊敏に立ち回ろうとするよりも、問題を正面から受け止めてじっくり取り組むように努めた方がスピードUPしやすい。若いときに要領よくこなそうとしすぎると、いつまでたっても拙速から抜け出せない。」と仕事論にもつなげています。

僕の実体験からもこの仕事論には納得なので、今この瞬間に書くのが遅いことはあんまり気にせず、今悩むことで次回以降スピードとクオリティをアップできそうか?を意識していこうと思いました。

 

想像力が重要

コラム6で、「やさしさ」「思いやり」よりも、他人の立場に身を置いて相手を理解しようとする「想像力」というフレーズが引用されて出てきます。
これは良い言葉なので意識しようと思います。

 

他のコミュニケーション本と共通する内容

書かれている中で、今まで読んでお気に入りだった営業の本や交渉術の本でも出てくる内容がありました。文章を書くことも、営業したり交渉したりすることも、どれも対人コミュニケーションなので通ずるところがあるんだなと感じました。

・アピールしようとせず、事実を並べて相手に判断を委ねる。

・相手に話を聞いてもらう障害になるため、相手が気にしそうな内容は先に話してしまう。

・共感を呼ぶために具体的なエピソードを使う。

これらはいろいろな良書に出てくる概念なので、重要度が高そうです。

okami-no.hatenablog.com

okami-no.hatenablog.com

 

 

家計簿3月

3月の家計簿です。

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飲みに行ったり外食したりして、けっこう使っているつもりだったんですが、振り返ってみるとそんなでも無かったです。普段5000円以下の交際費が3,4倍になっていますが・・・。
月の支出は椅子や衣服など数か月以上使えるものを買うかどうかで印象がかなり変わるので、正しく交際費の比率を把握するには半年、1年くらいのロングスパンの集計もしてみないといけないのかもしれません。

ウマ娘にめちゃめちゃはまっていましたが、無課金なので数字には全く表れていません。ゲーム、アニメはお財布に優しい趣味ですね。

最近周りが積み立てNISAを始めていて、税金的に有利ならやるしかないよな~と思うものの、先延ばし癖が酷くて始められませんでした。

 

最近やったゲーム

最近はゲームにはまってました。

ウマ娘

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めちゃめちゃ流行っていたので、話についていけるようになりたいと思い、2、3週間程、土日をフル投入して平日1、2時間やる生活をしていました。

実在する競走馬をモチーフにした萌えキャラを育成するゲームです。
練習、レース、休憩、デート(のようなもの)の中から行動を毎ターン選択するタイプで、パワプロサクセスモードに似ています。
ガチャで育成をサポートできるサポートキャラクターを引いてデッキを組む、デッキ編成要素もあります。
デッキに入れたサポートキャラクターの種類によってイベントが発生したり、練習の効率が上がったりします。
これもアプリ版のパワプロと同じです。

ということで既視感があるゲームなのですが、キャラがかわいく(パワプロのヒロインもかわいいけど)、映像のクオリティが高く、システムが微妙に違う部分もあって新鮮さがあります。

また、リリースから数年経って複雑になっているパワプロアプリと比較して簡単で(Wiki無しでもそこそこ遊べる)とっつきやすいかもしれません。

 

HS

デュエルモードにはまっています。

このゲーム非常に中毒性があって、明日仕事だな~と思いながらついつい深夜までプレイしてしまうことが頻発しています。
強いデッキを組めて全く頭を使わずに作業ゲーで敵を倒している瞬間が気持ちいいです。

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デュエルモードで最高の12勝を達成したスクリーンショットです。
今のデュエルモードは、そこそこカードが揃っていれば、あんまり練習しなくても運ゲーでけっこう12勝できてしまいます。戦力結集という宝物がとても強いです。

 

おもしろいゲームをしても生活が崩壊しない方法募集中です()。